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【世界を知る】外国人は日本で働きたいのか?

こんにちは、Gozioki代表の吉田です。Goziokiでは『〜世界とGET INVOLVED〜』をテーマに掲げ、世界との繋がりを大切にしています。今日は「外国人は日本で働きたいのか?」について書いていきたいと思います。

日本では外国人労働者の受け入れが叫ばれていますが、受け入れる日本側の立場、そして日本を訪れる外国人の立場、それぞれの立場から状況を捉える必要があると思っています。

今回は、日本を訪れる立場にある「外国人から見た日本」に絞って話を展開したいと思います。受け入れ側である「日本人から見た外国人」に就いての記載は別の機会に譲りたいと思います。

高い給与水準

外国から日本に働きに来る外国人は、なぜ日本に来るのでしょうか。もちろん人により理由は異なりますし、また職種によっても異なります。日本が好き。日本の技術が学びたい。自分の出身国より高い給料を期待している。等々。

その中でも「高い給料を期待する」という人は多いです。自分の出身国より経済水準、賃金水準が高い地域に行けば、より高い給料を期待することができます。これは日本人に対しても言えることですね。例えば日本のプロ野球からアメリカのメジャーリーグに挑戦する選手がいます。これは「よりレベルの高い本場アメリカで力を試したい」というチャレンジ精神による部分もあると思いますが、そもそもアメリカに行った方が「圧倒的に稼げる」という現状があります。日本でレギューラーをやっているより、アメリカでベンチメンバーの方が収入は上かもしれません。日本で一軍より、アメリカで二軍の方が収入は上かもしれません。同じ力量でも、経済水準が高い国に行った方が給料は上がります。

ビジネスパーソンも同じです。今この文章を読んでくださっている皆さんも、日本で働くよりアメリカに行った方がおそらく稼ぐことができるでしょう。もちろん「ビジネスで使えるレベルの英語力を有している」など、最低限クリアすべき条件はありますが。

アジアから来る人たち

日本に働きに来る外国人は、アジア地域から来る人が多いです。厚生労働省の資料(2018年10月末現在)を見ると以下のようになっています。

出典: https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/000472892.pdf

アジアの国々の方からすると、「日本の方が稼げる」ということになるのかもしれませんが、我々日本人が認識すべきとても重要なことが2つあります。

【1】稼げる国は日本だけではない

例えばミャンマーやカンボジアの人からすると、「日本に行った方が稼げる」という現状があるかもしれません。ただし、行き先は絶対に日本である必要はなくて、タイ、シンガーポール、マレーシア、韓国など、選択肢は多数あります。また行き先国を決めるに当たって「給料」は重要な要素ではありますが、それが全てではありません。「給料」以外にも「自国との地理的な距離」「その国と自分の国の文化的な親和性」「仕事の内容」「一連の手続きの煩雑さ」「渡航までの間に発生する持ち出し金額」「今その国で既に働いている同じ国出身の人たちから聞く話(噂)」といった要素を総合的に判断することになります。

【2】経済格差は縮まっている

「より経済水準の高い国に行けば高い給料が期待できる」と書きましたが、現在東南アジア経済は急速に伸びています。今後2-3年では状況は変わらないかもしれないですが、10-15年先という長期スパンで状況を捉えると「東南アジアに住む人たちも、日本へ行くより、自国で働いた方がよっぽど多く稼げる」という状況が必ずやってきます。そうすると、東南アジアから「日本に行って働きたい」と考える人は激減することになります。

日本で「外国人労働者を積極的に受け入れよう」と謳うのは簡単なのですが、少し冷静にマクロトレンドを捉えてあげると、そもそも簡単なことではなく(=稼げる国は日本だけではない)、また外国からの人の受け入れを持続させることも難しい(=経済格差は縮まっている)のが分かります。

Gozioki

このような状況を知って皆さんならどう考えますか?今後アジア各国との経済格差が縮まることが目に見えているので、教育事業に注力するGoziokiは「今がアクセルを一気に踏み込むタイミング!」と考え、東南アジアに於ける大学との提携を加速度的に進めています。今のうちに地盤を固め、この先10-15年の間、事業を優位に進めていく体制を確立する必要があるからです。パートナーであり有料職業紹介を進めるブリーズとの関係も益々強固になってきています。

株式会社ブリーズ
株式会社ブリーズは大阪を中心に西日本地域で広告代理業を中心とした広告宣伝・人材募集企画、制作や印刷物等の事業を行っております。
https://www.bri-z.co.jp/

現在Goziokiでは、多様な経験をお持ちの皆様をお待ちしています。必ずしもグローバルな経験である必要はありませんし、これまで働いてきた期間も特に問いません。皆様にご自身の価値観を持ち込んでもらえれば、それが必ずやGoziokiにとっての戦力となります。どうぞよろしくお願いいたします!

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