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CTO×若手エンジニア対談「Craft Eggの1年目ってどんな感じ?」

みなさま、こんにちは。Craft Egg広報です。

2020年の春、Craft Eggには5名の新卒が入社しました。その中で、エンジニア職は3名。
社会人2年目に入った彼らと、CTOの白井に、この1年をふり返ってもらいました。

▼こちらの記事もあわせてご覧ください
新卒社員が訊く!「Craft Eggってどんな会社?」

ー2年目に入ったみなさんに質問です。改めてですが、Craft Eggに入社を決めた理由は何だったのでしょうか。

(豊田)
僕は元々キャラクターコンテンツが好きで、Craft Eggの「人生を豊かにするコンテンツをつくる」というミッションに惹かれていました。
また、「ユーザーファースト」という文化が浸透していると聞き、実際に「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(以下、ガルパ)のような、たくさんのお客さまに愛されているコンテンツを運営していることから、Craft Eggで「運用」を学びたいなと思いました。


ーエンジニアのみなさんがどの配属先を希望するか決めるとき、「新規」(※1)か、「運用」(※2)かは、重要なポイントになるのでしょうか。

※1 新規プロジェクトのこと。まだリリースされていない、開発中のプロジェクトを指す。
※2 運用プロジェクトのこと。既にリリースされていて、運営を行っているプロジェクトを指す。

(豊田)
そうですね。僕はまず「運用」から入って、「新規」をつくるときに必要なスキルなどを学びたいなと考えていました。

(鈴木)
僕も同じです。やはり、どの「新規」の先にも「運用」があるので、まず運用プロジェクトで修行を積みたいなと考えていました。ただ、「運用」であれば何でもよいというわけではありません。「ガルパ」は、自分自身も1人のファンとして、自分たちが作ったコンテンツを楽しみながらものづくりができそう、というイメージが持てました。

(白井)
Craft Eggは「新規」にチャレンジできる環境でもありますが、私としても着実に成長したいのであれば、まず運用プロジェクトで学ぶのがいいのかなと思いますね。

「運用」を経験すると、いつか新規プロジェクトに入ったときに「何をしちゃいけないか」というのがよく分かるようになります。「運用」のときに困るようなことは絶対に作り込まなくなるので、ちゃんとした設計ができるようになり、結果、まわりからの信頼も得られます。

この順番が逆になると、好きなようにつくって、あとで運用を担当するメンバーに迷惑をかけることになります。本人にとっては知らないことなので仕方がないんですが、それだと成果としては認められづらくなってしまうので、もったいないなと。

ー高川くんはどうでしょうか。入社前に内定者バイトとしてCraft Eggにきていましたね。

(高川)
はい。入社前に1ヶ月半ほど、内定者バイトとしてお世話になりました。
充実した時間でしたが、その一方で「ガルパ」のエンジニア陣にはベテランの方が多く、この先僕のような若手が入ってきたときに、すぐにパフォーマンスが出しづらいかも、とも感じたんです。

ドキュメントを整備したり、コミュニケーションを活性化したり、なるべくすぐチームに馴染み、パフォーマンスを発揮できるような環境にしていきたいと思いました。
そうすればさらにいいプロダクトが作れるのではないかと。

(白井)
高川くんは入社時の面談でもこのように言ってくれていました。既存のメンバーには当たり前になっている、見えていない部分に気づいてくれたといいますか。
なので私も「ぜひやってください!」と伝えました(笑)。

(高川)
今は、チームのみなさんに協力してもらいながら、みんながパフォーマンスを発揮しやすい環境づくりを進めています。まだまだこれからですが、やりたいと考えていた改善が、少しずつ形になってきていると感じています。

ーこの1年間で、特に印象に残っている出来事は何ですか?

(豊田)
初めてメインの担当になった施策で、不具合を出してしまったことです。
リリースまではなんとかうまく進められたと思っていたので、不具合が判明したときは、頭が真っ白になりましたし、とても焦りました。でも、チームの皆さんがフォローして下さり、冷静に対応する姿を見て、自分もしっかりしないと、と気を引き締めてその後の対応を行うことができました。

不具合を出したことはもちろん良くないことなのですが、事の大きさというか、責任の重さを痛感した経験であり、以降はより「安全性」を意識した開発をするようになりました。

(高川)
内定者バイトのときに書いたコードを見たときの衝撃をすごく覚えています。
書いた当時から1年くらいしか経っていなかったと思いますが、見たときに「なんだこれ」と
思いました(笑)。「ガルパ」の開発プロジェクトの設計、実装の方針と全然違うな、と。

過去の自分が書いた設計を見て、「良い設計とは何か」「プロジェクトに合った設計とは何か」そして「さらにいい設計にするためにはどうすればいいのか」ということを考えさせられましたし、自分の成長を感じた瞬間でした。

(白井)
エンジニアが自分がつくっているものに対して「これいけてるな」と思うのって、つくっているその瞬間だけなんですよね(笑)。
半年後に見ると大抵「なんだこれ」となります。逆にそうならないエンジニアは成長できていないかもしれない、と疑ってみた方がいいと思いますね。

(鈴木)
僕も「これ誰が書いたコードだろう?」と思って見てみたら、半年前の自分だった、ということがよくあります(笑)。

記憶に残っているのは、「楽曲絞り込み機能」のアップデートです。生放送のコメントや、公式Twitterへのリプライなど、自分が担当した施策で初めて直接的にお客さまの反応を見ることができ、「これだけ多くの方に喜んでもらえるんだ」と実感しましたし、自分の仕事の影響力の大きさも感じました。

コロナ禍で大学院の修了式もなくなり、いつの間にか社会人になっていたように感じますが、やはり会社の看板を背負っているという責任の重さは、日を重ねるごとに強く感じています。

ーCraft Eggで1年間過ごして感じたことや、2年目以降の抱負を教えてください。

(鈴木)
「何をつくるか」よりも「どんな体験を届けるか」ということを大事にしている会社だと感じています。会社のメンバーも、自分たちがつくっているコンテンツのファンとして、楽しんだり、改善ポイントを見つけたりしていることが業務にも活きて、よりよい体験を届けることに繋がっているのかなと思います。

また、エンジニアの組織としては、まだまだパワーアップできるとも思っています。「Craft Eggはエンジニアの地盤が堅い会社だよね」といってもらえるように、自分ができることを見つけていきたいですね。エンジニアブログのような情報発信も、いずれやっていきたいと思っています。

(豊田)
学生のときからゲームづくりはしていましたが、「仕事としてゲームをつくるということ」とは何かを学んだ1年でした。さきほどお伝えした責任の重さもそうですね。

この1年は「自分が何をできるようになればいいのか」と自分視点の成長しか考えられていなかったのですが、2年目以降は「自分が組織やプロジェクトに対して何をできるか」と考えて、よりよいコンテンツづくりや課題の解決に向けて取り組んでいきたいです。

(高川)
1年経った今、「こういう働き方をしていきたい」というイメージが持てるようになってきました。具体的には、誰かの「困っている」を解決し、よりプロジェクトが円滑に進むようにしていくといった、いわゆるフォロワーシップ的な役割が好きですしやりがいを感じるんだな、と。
色々な経験をしていく中で、そのような気づきを得ることができ、改めて「Craft Eggに入って良かったな」と思えています。

(白井)
みんな既にチームやプロジェクトといった、自分以外の部分へ目を向けられていて、この1年間の成長を感じますね。


ー最後に白井さんから新卒1年目を走り切ったみんなへ一言お願いします!

(白井)
今日改めて話を聞いて、私が想像する以上にみんな成長してくれていたんだな、と感じました。新卒1年目で一番学んでほしいのは、「自分はどういう風に働きたいのか」「Craft Eggの中でどういう役割を担うべきか」といった考え方なんです。

やはり、長く働いていると迷うことや壁にぶつかることがあります。そんなときに、この新卒1年目で感じたこと、考えたことを心の拠り所にしてほしいなと思います。いずれ実感するときがくると思いますが、1年目で感じたことって、本当にこの先ずっと忘れないものなので。

今日はいい話を聞けてよかった。みんなのことをとても頼もしく感じます。
2年目以降もよろしく!

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