【取締役CFOインタビュー前編】シンカの経営を支える石川が語る、会社の魅力とは
初めまして!株式会社シンカ採用担当です。
当社は現在拡大期にあり、採用活動を強化しております。
少しでもシンカについて知っていただきたいと思い、インタビューを実施していきます。
今回は取締役CFOの石川をご紹介します!
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石川 祐介 / 株式会社シンカ 取締役兼CFO
東京大学経済学部卒業 公認会計士。
2004年、KPMGあずさ監査法人に入社。IPO関連業務や財務諸表監査、内部統制監査等に従事。その後本部品質管理部にて、新国際監査基準(Clarified ISAs)に準拠した新KPMG監査基準・監査ツールの導入プロジェクトに従事。
同プロジェクト終了後はKPMG Singapore及びあずさ監査法人東京事務所にてIFRS監査に従事。
2013年にソフトバンクグループ株式会社に入社。内部監査室にてSprint Corporation、Brightstar Corp.及びARM Holdings plc.等の買収した子会社の内部監査部門のPMIを主導するとともに、海外子会社に対する内部監査を実施。
2017年、アキュルナ株式会社の財務担当取締役に就任。資金調達や海外向け広報活動等を手掛ける。
2018年9月、執行役員CFOとして株式会社シンカ入社。2020年3月、株式会社シンカ取締役就任。
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----早速インタビューさせていただきます! 簡単に今までのご経歴を教えていただけますでしょうか。
私たちの世代が大学を卒業した2000年代前半は、山一證券などが破綻した後の超就職氷河期でした。
自分自身に強みがなく、そのまま就職することは避けたいと思っており、大学時代に経済学を勉強していたことをきっかけに公認会計士の資格を武器にしようと考えるようになりました。
2004年に公認会計士試験に合格し、そのままあずさ監査法人に入社しました。
入社当初は監査業務やIPO支援業務などを担当していましたが、その後法人本部で品質管理という仕事に携わる機会がありました。
この時期に国際監査基準が改訂され、その新国際監査基準に対応してKPMG Internationalは新しい監査マニュアルとツールを開発しました。
この監査マニュアルやツールをあずさ監査法人に導入する業務を担当しましたが、その仕事にとてもやりがいを感じたことを覚えています。
「新しいルールはこうです」と押し付けるような形ではうまくいかないと思い、これまでの監査の慣習ややり方を踏まえつつ、新しい監査基準の要求事項をどうクリアしていくべきかを考えていました。
また同時に監査現場のことを考えながらどのようにすれば皆様に理解してもらい、使用してもらえるのかを検討し、いろいろなやり方を試しました。
結果、これがうまくいったのですが、これは自分にとってこれまでにない良い経験でした。
その後ソフトバンクグループに転職し、内部監査の仕事を担当しました。
ここではSprintやBrightstar、ARM等のPMIを内部監査の観点から主導させてもらいました。これもグループ全体の方針と各子会社の実情の両方を勘案しながら、全体がうまくいくような方法を考え、提案し、実践してきました。
会計士監査では財務諸表全体を詳細にも総括的にも検証し、財務諸表がおおむね妥当かどうかを確かめますが、振り返って考えると同じような観点で監査ツール導入や海外子会社PMIを行ってきたように思います。
その後アキュルナ株式会社の財務担当取締役を経て、シンカに入社した次第です。
----ありがとうございます! シンカにご入社されたのはどのようなご理由だったのでしょうか?
実はシンカの当時の社外役員に親交があった方がおりまして、その方からシンカをご紹介頂いたのがきっかけになります。
当時からシンカのプロダクトに強い関心を抱いておりましたし、代表の江尻と話し、この人と一緒に仕事をしたい!と思ったため、入社を決意しました。
2018年9月に執行役員CFOとして入社し、2020年3月に取締役に就任しました。
----そろそろ入社されて3年になるのですね! シンカについても色々伺いたいのですが、どのような部分がシンカの魅力になりますでしょうか?
大きく分けて2つあると思っています。
1つ目は私の入社理由でもある「当社のプロダクト」だと思います。
実際他社のプロダクトと比べても、なかなか希少なプロダクトかなと思っています。
当社のプロダクトは、簡単にいうと固定電話でのコミュニケーションを「見える化」するサービスになります。
電話での音声コミュニケーション履歴を顧客情報と紐づけて一元管理し、チーム内で常に過去の履歴や最新情報を共有できる状態にするため、社内での伝言漏れなどを防ぐことができます。
さらにこれらにSMSコミュニケーション履歴も紐づけているので、顧客とどのようなやり取りを自社は行ってきたのか、これらが電話着信と同時に分かるのは面白いプロダクトだと思っています。
もし当社のプロダクトが日本中に広まっていき、皆様がこのサービスを使い始めたら、電話でのコミュニケーションが見違えるように楽になると思いますし、楽しくなると考えています。
そして、2つ目が「人」になります。
まず社長について言わせていただくと、いろいろ紆余曲折ありながらも、本当に人として成長してると感じることが多いです。
会社を一人前にするという強い想いを持ちながら、しっかり従業員のことも考えている。そういったところは本当に尊敬しています。
当社の社員はこのような社長のもとに集まる社員ですので、みんな社長のことを慕っています。
そして社長だけでなく、社員一人ひとりが「会社をどうやって良くしていくべきか」を自分たちなりに考えて、日々行動しています。
この部分は、本当に他社に負けない当社の強みだと思っています。
----ありがとうございます!
#前編はここまで。
いかがでしたか?
後編では、「社員の士気を高める取組みと採用面接で大切にしていること」についてお伝えいたしますので、お楽しみに!
読者の皆さまにとって、参考になる記事になっていれば幸いです。
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シンカ採用担当