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「社員憲章は社会への怒り」代表・松木が語る日本社会の人権侵害

こんにちは! イメジンの広報を担当している川辺です。イメジンの会社としてのあり方をわかりやすく表しているのが、「社員憲章」です。読んでもらえば、その内容がいかにユニークで、でも理に適ったものであるとわかってもらえると思いますが、実はこの社員憲章には深い怒りが込められているのです。代表取締役の松木友範さんに詳しく聞きました。

社員憲章=社会への疑問

【社員憲章】
1.本憲章における社員とは、イメジン及びその関連会社(以下、当社)に関わる従業員、役員で、その理念の実現に向けて活動をする者を指す。ただし、社員としての権利を持つと社員総会またはその委任を受けた機関において決定された者も社員としての権利を享受する。
2.すべての社員は、基本的な権利を持つ個人として尊重される。当社は社員に対して、その意思に反する業務、異動その他業務上の事柄をその必要性に関わらず強制することはできない。
3.すべての社員は、社会全体並びに顧客、取引先、当社及び社員に貢献する義務を負う。
4.当社は社員に対し、業務上の要請を行うことができる。社員は自己の決心のみに依ってその要請に応えるか否かを決めることができる。
5.当社は、社員の決心が可能な限り安全かつ安心な環境において行われるよう最大限配慮する。
6.すべての社員は、法令または契約に反しない限り自身の良き決心に必要な情報の開示を受ける権利を持つ。
7.当社は、社員の良き生活、キャリア、人生に貢献する義務を負う。
8.すべての社員は、自身の関心と創造性に従って自己の従事する業務を選択する自由を持つ。
9.すべての社員は、自己のキャリア、人生を選択する自由を持つ。
10.すべての社員は、居住地、勤務地を選択する自由を持つ。
11.すべての社員は、いつなんどきでも当社を退職する自由を持つ。
12.すべての社員は、総会で定めた規程に依らなければ退職を強制されない。
13.すべての社員は、心身ともに健康で充足感のある生活を求めることができる。
14.すべての社員は、業務上、業務外に関わらず祝典、儀式または行事に参加することを強制されない。
15.すべての社員は、業務の対価として正当な報酬を得る権利を持つ。
16.社員の担う役職は、業務における主たる責務を示すものであり、優劣や上下関係を示すものではない。
17.すべての社員は、当社の理念、経営方針、規程、規則、その他業務について異議を申し立てる権利を有する。
18.すべての社員は、定款及び理念に即した行動および決心を行うべく努力する義務を負う。
19.当社は、本憲章及び当社の理念に反する経営方針、規程、規則、業務を決定または実施することはできない。

イメジンの社員憲章はこうです。実はこの社員憲章は、松木さんの社会に対する違和感を表現したものなのです。

「日本で当たり前とされている働き方や社会の仕組み自体が、おかしいんです。労働法では、会社は社員に仕事や働く場所を命令できるとしていて、社員は絶対にそれに従わないといけないんです。イヤなら会社を辞めて、仕事を失うしかない。会社は、ものすごく強い権利を持って社員を縛っている。会社が命じる働き方に従えない奴は、落伍者として世の中からハブかれてしまうんです」

会社の「当たり前」にフィットできない人というのは、たとえば、始業時刻に会社に来れない人や、飲み会などのイベントに参加できない人。「そんな奴はダメな奴だ、というトーンが蔓延している。でも、会社に朝来れないだけで働く場所を奪われるなんておかしいし、飲み会への参加だって、拒否できて当然です」。



「普通」に適応できない人をけなす社会の空気

松木さんは、社会のいわゆるエラい人たちが、世の中の「当たり前」に適応できない人を見下す空気に、異議を唱えます。しかも、そういう声に違和感を覚える人もそれほど多くありません。社会の常識とされる働き方の普通に従えない人はけなしてもいい、それが常識として浸透しているのが、今の日本。それを否定するために、この社員憲章を作ったそうです。

「会社に所属していたら、誰もが会社の命令に従わないといけないという価値観もまかり通っています。イメジンの社員憲章は、会社は、個人の意向に反する仕事や異動を命じることはできないと決めています。そして、会社は、社員の良き生活やキャリア、人生に貢献する義務を負う。こちらのほうが、普通に考えて当然です。だって、日本の憲法で人権は保障されているわけですから。民主主義のこの国で、会社という環境となると、それが守られずに、理不尽な目にあわされている人がたくさんいるんです」

個人の権利を守らない会社はつぶれていい

イメジンの社員憲章の各条文が個人の権利として定めているのは、仕事内容や仕事をする場所、そして居住地、イベントへの参加など。さらには、いつでも会社を辞めていいという退職の自由まで認めています。社員は、今日にでも会社を辞めていいわけです。「今、イメジンの社員憲章のような内容を守れと言われたら、困る会社がほとんどだと思います」。そして「そんな会社はつぶれてしまってもいい。むしろ、つぶしたい」とまで断言します。

「会社で人権を侵害されている人がたくさんいます。だから、イメジンでは絶対にそれをしないように、社員憲章を作りました」。働く人の権利を尊重する社員憲章は、イメジンで働く人や、社会で生きづらさを抱える人に寄り添うものである一方で、「人に優しくしようという動機から作ったわけではない」と言います。社会が間違っているんじゃないか?感を表現したらこうなった、とのこと。

つまり、社会への怒りを音楽や芸術作品で表現するアーティストと同じように、松木さんは、この思いを会社経営で形にしているんです。社会の当たり前を刷新したいというパワーを推進力に粛々と事業を進めるイメジンに今、共感する仲間が集まってきています。

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