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なんでも屋部署を作って1年半で、グループ各社からの有志チームで立ち上げていた事業が部署化された話

営業系・管理系の両方の経験があることから(今は両方を兼務)、話が早いということもあり、社内ではM&A・事業提携・新規事業には必ずアサインされ、社外からご指名いただくことも少なくないことから、一緒にお仕事をさせていただいた方などからご推薦いただき、数年前から、大学の起業支援プログラムやスタートアップイベントでのメンター、新規事業責任者・担当者様向けのセミナーなどでお話しさせていただく機会が増えた。

実は、これまでの社会人人生で、「事業開発部」とか「経営企画部」といった、いわゆる新規事業の部署に在籍していたことはない。ただ、保育・人材・介護と性質の違うグループ会社が増えてくると、どの会社の守備範囲でもない仕事や、それぞれの事業が交わるところで他社と差別化できる当社グループ特有の新しいサービスの可能性を見つけて形にする仕事が増えていた。

ありがたいことに、当社グループ各社の役員クラスも私と同じくベンチャー色が強い人が圧倒的に多いので、私が「これ面白そうなんですけど、どう思います?」と雑に投げても、「面白そうだから僕が行きます」「そういうの好きそうなやついるから話してみてください」と、自ら手伝ってくれたり、スキルを持っている人・スキルはなくてもやりたい人をすぐアサインしてくれるので完全に1人にはならないのだが、いわゆるプロジェクトマネージャー的な係は必須なので、1人では大変になってきたな~と思っていた矢先に、社長から「お前のところのよくわからんけど面白そうな仕事なんか増えてない?新卒つけるわ。」と声をかけられ、昨年4月に「グループ事業推進部」という、なんでも屋部署ができた。

東京メインの大阪との二拠点生活でオフィスにもおらず、オフィスにいても椅子に座っていない系役員の私が新卒を育てることはできるのか、そもそも新卒でできる仕事なのか、といった不安はあったが、これまで一緒に試行錯誤しながら、楽しくやってこれたんじゃないかなと思っている。

なんでも屋部署から自然に生まれた新規事業

そんな私と伴ちゃんの「なんでも屋部署」で立ち上げていたのが外国人材事業。当社グループは、外国人材を正社員として採用しはじめてから約5年になり、今では外国籍のスタッフも200名を超えたので、私も2016年から東南アジアには訪問して現地の仲間も増えたこともあり、もっともっと外国人材の就労を支援していきたいと考えていたのだが、今年4月に改正入国管理法が施行されたものの、いかんせん、まだまだ明確でないところがあり、「専任を置くタイミングでもないし、そもそもどの会社に部署作るねん案件だし、前から世の中は盛り上がっているけど、実際どのくらい事業可能性があるのかは不明だな」と思っていたので、グループ全社の取締役以上の肩書を持つ私と、グループ全社に横串を通して活動するグループ事業推進部をフル活用して、「自社雇用でやってみっか」と、介護事業会社の社長も兼務していることから、まず、難易度が高そうな介護からやってみた次第である。

※サムネイルの写真から、新規事業を化粧品の販売を想像された方もいらっしゃったかと思うのだが、これは某東南アジアのスーパーで人気商品として陳列されていた「YOKOシリーズ」。YOKOさんがどなたかは存じ上げない。

1つ目の壁:英語

さて、気軽にやり始めた私だが、2016年からコーディネーターも通訳もハイヤーも付けずに東南アジアを訪問しているくせに、東南アジアの人たちの優しさに甘え、ノリでのコミュニケーション以上のきちんと英語が話せないし聞き取れない。(現在、某短期集中型で毎日3時間学習しており3ヶ月で習得予定)

某国大使館とやり取りをしていたのだが、担当の方の異動で日本語が話せない英語オンリーの方になってしまい頑張って話すものの途方にくれて大騒ぎしていたところ、当社グループの保育事業会社ライクキッズの学童クラブスーパーバイザーが英語が堪能、当社グループの人材会社ライクスタッフィングの外国籍社員が同行してくれる、スタートアップ系の仕事での知人経由でイギリスの帰国子女の第二新卒アルバイトが来てくれることになるなど、あっさりクリアした。強運!

そして、この強運に甘えて勉強しなかった私は、追い込まれて英語のスパルタ訓練を始めることになるが、それはまた機会があれば、お話しすることにしよう。

2つ目の壁:介護の専門知識

当社グループの介護事業会社のライクケアは、2013年からグループ入りしているが、私自身は、一般の人よりかは少し知識があるくらいで介護現場の専門知識があるわけではない。少子高齢化が進む日本において「介護」は一般的だが、平均年齢が低い東南アジアを中心に「介護」の認知度は低く、どういうお仕事なのかをお伝えする必要がある。

当社グループは、もともとフリーターやニートといった若年層の社会進出支援をして上場した会社なので、働くことを楽しんでもらったり、働くための基礎的な知識やコミュニケ―ションの取り方の研修をしたり、働いたことがない方に活躍していただくための人員配置方法などのご提案は得意だが、どうやって介護に興味もってもらえるような説明と研修をしようかな、と思っていた。

だがしかし、ライクケアは、グループの中でも1・2を争うベンチャー気質で20代~70代までが活躍しており、役員もグループ入り直後からの付き合いで協力的、本部メンバーも15名ほどという少数精鋭、そのうちの4名が30~40代の施設長経験者で、かつ、現場と本部を行ったりきたりしている現役、施設長も育成に長けた人が多く、おもしろい研修と受け入れ体制が、あっさりできた。強運!

気付けば自然と形ができていた

ライクグループが、外国人材就労支援サービスにおいて、「登録支援機関」の登録簿への登録を完了、介護分野における新たな在留資格「特定技能1号」の認定証明書を受理。
2019年8月には、総合人材サービスのライクスタッフィング株式会社(東京本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:福原 主騎、以下「ライクスタッフィング」)が、出入国在留管理庁長官の登録を受け、「特定技能1号」の活動を安定的かつ円滑に行うことができるようにするための職業生活上、日常生活上又は社会生活上の支援を実施する「登録支援機関」の登録簿に登録されております(登録番号:19登-001950)。 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000031395.html

ベンチャーあるあるだが、私がいくら「ライクケアの社長としての指示だ」といったところで、現場の賛同がなければ協力は得られない。現在、グループ6施設で活躍してもらっているが、リーダーに推薦されている方も出始め、また、まだ外国籍の社員がいない施設の施設長からは「早く採用してほしい」と言われるほどになり、今となっては私が現場から教わることのほうが多くなった。

また、今年4月に新設された特定技能ビザにおいて、試験に合格しても入国手続が遅れており就業を開始できている方は少ないということだが、当社グループではすでに手続が完了し就業を開始している。

これは、事業として、いけるんじゃないか。

一緒に海外まで来てくれる仲間や日本で就業フォローをしてくれる仲間も増え、さらに良いタイミングで、インドネシアの大学に通っていたり、東南アジアでの留学経験があったりする即戦力の学生インターンも来てくれたり、みんなにいろいろ助けられながら、他にはないサービスの基盤ができつつあるのではないかと思う。

グループ有志連合チーム最高かよ

冒頭の話に戻るが、大学の起業支援プログラムやスタートアップイベントでのメンター、新規事業責任者・担当者様向けのセミナーなどでは、「新規事業はどうやって作っているか」「他の部署などや取締役会での根回しはどうしているか」ということを話してほしいとご要望いただいたり、ご質問を受けることが多い。

私の回答はいつも、

「自分の特性上、困っているところにしか新しいことを思いつかないので、もし自分が新規事業の部署の専任であったとしたら作れるか自信がない。」

「新しいことを思いついた時点で、広く共有して巻き込んでいるので、根回しをする必要がない。」

「情報を共有する時も、自分がA4の2枚までしか真剣に読めないので原則資料は作らない。ひどい時はA4用紙1枚に手書きしたものをスキャンして送る。しかも電話もミーティングもせず第一印象でやりたいと思った人だけでチームを組んでいる。」

なのだが、違う業種・職種の有志でチームを組む気持ち良さを知ってしまったからである。

で、何度も肩書が多すぎるとアピールしてきたのだが、まさかの1つ増えることに(想定外)

新しいことをする時には、何がうまくいくかわからず、マネタイズ時期もやってみないと全くわからないので、人を採用したり異動してもらったりせず、やりたい人で集まって(仲間に入ってもらいたい人には、やりたくなるよう誘ったりして)ワイワイやっており、組織づくりというものには全く興味がなく、これまで「部署を作ってほしい」とか「人が欲しい」といった提案をしたことは一度もないのだが、客観的にうまくいっていると判断されたのか、部署化されたのは、単純にうれしい。

だがしかし、現在、ライク・ライクスタッフィング・ライクキッズ・ライクケア・ライクキャピタル、とグループ5社の取締役を兼務していることから(うちライクケアとライクキャピタルは代表取締役)、せっかく8月に経営管理部長は権限委譲したのに、また部長も兼務になるとは思わなかった。びっくり。

これでライクでの肩書が1つ増えて、グループ管理部門統括・グループ事業推進担当・国際事業部部長の3つになってしまった。はたして名刺に全部記載できるのだろうか。見た感じ、東証の適時開示の問合わせ先には記載しきれそうもないのだがなんとかしよう。

Wantedlyのご利用者様には、ポジションがいっぱいあるので、ぜひ、奪いにきていただきたい。

うちはほんと楽しいよ!みんなが欲しい現場リソースが豊富!

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