学生のみなさまこんにちは前回に続いて東京オリンピック2020大会のドタバタについてです。
未曾有のコロナ禍で準備が進む4年1回の大イベントだからこそ予期せぬことが起き社会問題化しています。

ここ最近ではネガティブなことが多く報道されていますが、ちょっと視座を変えるとこんなことが見えるてくることをお話したいと思います。

マスコミが世間の関心を得るように、影響力のある人の発言を都合のいいように切り取って報道することはこれまでもありましたね。東京都の小池知事の数日前の発言で、『今ここで４者が集まってもポジティブなメッセージを発信できないので、私は（会議に）参加しません』ここを切り取って、問題発言した会長を辞任に追い込むという筋書きで多くが報道されました。

実はこの前に以下のような知事の発言がありました。『今、都の職員が中心となって緻密に、競技場、選手村など感染リスク対策案を懸命にやっているところです。』あまり報道されていないことです。リーダーが現場の働きに目を向けて、その働きに報いるために現場を守った発言（私は参加しません）であったともとれます。

こんなに懸命に開催に向けて仕事をしている職員に対して、現場を知らない人たちのことで国民をネガティブにしたくない、その思いでの発言であったと私は見ました。みなさまはどう見ますか？大会開催可否の結果は遅かれ早かれでますが、どちらにせよ現場が悔いのない結論であることを心から願いたいものです。

当社も『現場をITで気持ちよく』『現場から必要となる会社に』と理念を掲げています。不確実性が高い社会に現場力の高さが組織に求められています。

現場というキーワードがとても気になったここ最近の社会ニュースでした。

ではまたお会いしましょう！