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【CEOインタビュー】CEO宮本が語る、IT業界の問題点と採用活動において大切にしていること

初めまして!株式会社GIBJapan採用担当の飯島と申します。

当社は現在拡大期にあり、採用活動を強化しております。少しでも当社について知っていただくために、社員インタビューをしていきたいと思います!

第二弾として取締役CEOの宮本をご紹介します!

※第一弾のCTOインタビューはこちら



――― 早速インタビューをさせていただきます!どういった経緯でGIBJapanのCEOに就任されたんですか?

大学ではPerlとUbuntuを日が変わるまで触る日々を送ってました。友達から遊びに誘われても断って、ノリの悪いやつで通ってました。当時Linuxから表示される英語にワクワクしましたし、Apacheのライブラリを一個一個読んで世界の誰かが作ったものを組み合わせて、何かが出来上がるのが楽しくて仕方なかったのを覚えています。

就職してからはオービックビジネスソリューションという会社で3年ほどエンジニアとして勤務しました。当時は福岡で就職をして、リーマンショックで東京へ転勤になりました。なかなか元気な会社でここには書けないような思い出もたくさんあります。当時可愛がってくれた先輩には感謝しかないです。

初めの会社では先輩から怒られてることが多かったように思います。IT技術だけあればいいというよりは、コミュニケーション力や、読解能力も必要というのに気づけてなかったと思います。

ERPという基幹システムのパッケージを作ることが多く、原価管理システムや販売管理システム、人事給与システム等を担当していました。1個のプログラムで20万行くらいあったり、DBも3000テーブルくらいあって複雑なシステムを作るにあたっては勉強になったと思います。

その後もっとエンジニアとしてレベルアップしたいという思いもあり、フリーランスとして独立しました。ちょうど辞める時にオービックという親会社に吸収される時期で、そのまま残れば仕事としては困らないというのはわかってたのですが、自分の夢を優先しようということでの決断でした。

フリーランスと言っても初めは営業さんが別にいて派遣に近い形でした。フリーランス時代の初めはC#の常駐先を転々としました。元々はパッケージを持ってる会社にいたので、常駐という仕事を初めて体験しました。Windowsクライアントシステムしか作れなかったんですが、私はASP.netなどのWEBのシステムを開発したいと営業さんに伝えてたのですがキャリアを変えれないというのに悩んでいました。

途中からギークハウス御徒町という場所を見つけて気に入りまして、徒歩30秒くらいのところに引っ越ししてずっとそこにいました。そこにはYahooのエンジニアとか優秀な人がいたんですよね。そこでLTという文化とか知ってずっと勉強してました。

そこにいるとベンチャーの社長とか役員が遊びに来るんですよね。そこからRubyとかPythonとかSwiftの仕事をもらって、お金はいらないのでやらしてくれって言って平日の夜とか土日にやってました。

そうこうしてるうちに、Pythonのディープラーニングのブームが来まして、とあるベンチャーに応募して採用されることになります。正社員でもフリーランスでもどちらでもよかったのですが、フリーランスでの契約でジョインすることになりました。そこの仕事で天才プログラマーと言われる肩書きを持つ人たちと仕事をすることになります。優秀な人たちに囲まれてエンジニアとしての夢は膨らみました。

またITスキルだけでは若手に勝てないというのも同時に感じるようになります。そして自分自身は人を集めることが得意と気づいた瞬間がありました。その強みを活かし、エンジニアの勉強会を開催するようになりました。

優秀なエンジニアは勉強会のような学ぶ場を求めていますが、自分自身でイベントを開催したり、集客することをあまり得意としていません。なので私がその役割を担当すると、エンジニアからすごく喜ばれていました。私自身も秋葉原で勉強会を200回ほど開催しました。ITエンジニアとは関係ないところでは、86年生まれのイベント集客も担当し、2000人程度の集客も行い大変勉強になりました。

10年くらいのキャリアを超えたあたりから、一緒にお仕事したエンジニアや知り合いが、日本から出て仕事をすることが多くなりました。そして他の国から一緒に仕事をしないかと連絡が来ることも出てきて迷ってくる頃にGIBJapanの創業者の高さんに出会います。経営一緒しようと誘われ、海外にはいつでも行けるので経営を選ぶことになります。

初めは雇われ経営者のような形で100人規模の別の会社の運営を一緒にやろうという話になり、私も経営のお手伝いをしていました。そのお仕事を1年程度やってからのGIBJapanにジョインした流れになります。

―――ありがとうございます! 宮本さんが感じているIT業界の問題点は何になりますでしょうか?

大きく分けて、2つあると思います。

1つ目は「即戦力を求めるのに、研修費用を出さない企業の矛盾」です多くの企業は即戦力を求めていますが、教育することはほとんどなく、成長は個人の裁量に委ねられています。

ITは日々進化しているので、個人の努力だけでは限界があります。私たちは、従業員がどんどん成長できるよう勉強会を開催したり、本を無償で配ったりしています。

今後は当社の教育プログラムをより充実させ、エンジニアが成長できる環境を作っていきたいと思っています。

2つ目は「エンジニアに寄り添える営業がSES企業にほとんどいないこと」です。

私自身の実体験でもありますが、営業担当がIT技術にそもそも詳しくなかったり、キャリアのロードマップを理解していないことが多くありました。

営業担当がエンジニアに対する理解がないと、なぜ今この仕事をしているのかなどを説明できず、ただ仕事をこなすだけのエンジニアが増えてしまいます。

私たちは必ず、エンジニアとしてのキャリアを営業が一緒に考えます。半年に1回、3年後/5年後のスキルについて一緒に考え、エンジニアの成長を促す環境を作っています。

「この仕事はこのキャリアを実現するために今必要なことですよ!」などとしっかり説明できることが本当に大切だと思います。



――― 現在採用活動にもかなり注力されていると思いますが、会社としてどんな人を求めていらっしゃいますか?

エンジニアとして既に数年働いていて、自分自身のキャリアについて考え始めている方は当社にピッタリだと思います!

マインド面としては、ありきたりの回答になりますが、「素直の方」が良いと思います。成功している人を見ると、素直であることは共通していると思いますね。

またIT技術に関しては好きじゃなくても、嫌いじゃなければいいかなと思います。

ただ技術好きなエンジニアが当社に多く在籍していることもあり、その影響は受けやすい環境になりますので、そこに抵抗を感じなければという条件付きにはなります。笑

今は技術好きな社員が多いですが、それだけが当社の採用基準ではないので、色々な分野で頑張っているメンバーを集めていきたいなとも考えています。

仕事を全力でやることは大前提になりますが、あまり価値観を強制せず、多様性を尊重する文化を作っていきたいと思います。


――― 最後に、こちらの記事を読んでくださった方々にメッセージお願いします!

キャリアについて悩んでいる、相談できる相手がいない、などどんな理由でも問題ありませんので、是非当社に遊びに来てください!

本社が新大久保にあるので、美味しいご飯でも食べながら一緒に話しましょう!

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!


――― 宮本さん、本日はありがとうございました!


GIBにはたくさんの本があります。こちらの記事もご興味あれば読んでみてくださいね。

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