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【社員インタビュー#8】エンジニア 伊藤雄 副業から入社→長野移住計画達成を振り返る

※本記事は2020年8月14日に作成されたblogを一部修正の上、再掲しています

ーまずはキャリアについて話してくれますか?

会津大学大学院卒業後、新卒で株式会社VOYAGE GROUP(現:株式会社CARTA HOLDINGS)に入社しまして、機械学習を用いた自社サービスの設計、機能開発を行っていました。その過程でデータ解析基盤の設計構築、Data Ware Houseの運用管理などにも携わっています。2017年に同社を退職してからはフリーランスとなり、いくつかの企業で主にデータエンジニアリングに関係するプロジェクトにエンジニアとして参加してきました。

ーprimeNumberにも、はじめは業務委託の形でプロジェクトに参画されていましたね。

そうですね、先にprimeNumberのプロジェクトに業務委託の形で参加していた知人から声をかけてもらったのがきっかけで、ご縁がつながりました。その知人とは共に働いたこともある間柄でしたので、私の興味関心(データエンジニアリング、データ分析など)をよく分かっており、データエンジニアリングの案件で紹介してもらいました。

そうやってprimeNumberで働いているうちに、「trocco®」のサービスに興味を持ちまして、2020年5月に正社員としてジョインしました。現在は主に「trocco®」の開発を行っています。

ーデータエンジニアリングへの興味関心を強く持たれていたのですね。

はい、そのためこれまで携わった案件もデータ活用のためのシステム開発が多かったのですが、そこで直面する大きな課題を解決する「trocco®」には非常に魅力を感じました。

企業が自前でデータ分析基盤を構築しても、そこで収集したデータを活用してサービス改善につなげるためには、担当者がデータの「調査分析」業務に注力できる体制が必要です。しかし、これまでは、そのための時間を確保するのが難しい状況がよくありました。むしろ多くの場合、担当者が時間を費やしているのはデータ分析のための「環境整備」に関する部分でした。まさにそれを簡単に自動化できる「trocco®」には大きな価値を感じています。今自分が仕事をするにあたってのモチベーションにもなっています。

ーご自身の経験からプロダクトの価値を実感できて、その開発に携われるのはやりがいありそうですね。入社を決められた経緯を詳しく教えていただけますか。

primeNumberのメンバーとは、業務で関わるほか月末の飲み会に定期的に招待いただいて交流していまして、よい雰囲気だなと感じていたところに社員としてジョインしないかとお声がけいただきました。

先述のように、「trocco®」には大きな魅力を感じていましたし、私個人で考えていた地方移住計画ともマッチしそうなお話しだったので、オファーを快諾させていただきました。

ー長野県に移住される計画ですね。

はい。近い将来、「長野県に移住する」という目標があるのですが、primeNumberはすでにリモートでの開発業務の実績があり、多様性のある働き方への対応も会社として準備していくということも伺っていました。入社時に田邊さんにも地方移住について快諾頂けたことも入社の後押しとなっています。

>人事追記:その後念願の長野移住されました!
弊社フルリモートエンジニア第1号として、3ヶ月働いて得たTIPS

ーなるほど。社員として入社されてからは、いかがでしたか?

業務委託として働いていたときは、ある程度課題を絞った上でシステム開発の仕事の依頼をもらっていたため課題解決の自由度は低めで、そこまで知恵を絞らなくてもこなせることが多かったと思います。

しかし入社後は、ある程度大きめの方針や課題だけ共有してもらうため、詳細は自分で落とし込む必要がありました。なかなか難しいこともありますが、以前より裁量が広がり自由度が高く、やりがいを感じますね。

ーそういった困難に直面された際は、どのように乗り越えられましたか?

コードを読み、他のエンジニアの人に相談しました。個人的に一番効果的と感じたのは、開発やリリース作業を隣で見たり、一緒にやったりしたのがよかったです。ドキュメントや会話の中に出てこなかった要素が見えてきます。例えば、作業用のツールやショートカットの使い方、ドキュメントから漏れていることなど。

ーSlack上でも直接の会話でも、よくエンジニア同士でコミュニケーションされていますね。

そうですね。primeNumberのなかでは常に建設的な議論ができていると感じています。ビジネス側のメンバーにも皆エンジニア気質があり落ち着いていて、お互いの業務をある程度理解できているため、無茶な話などにはなりにくいところもあるのかなと思います。また各メンバーが役職や立場を意識せずフラットに議論できていると感じます。

8 Elements の「対話を力に」が根付いていて、primeNumberのよいところとして挙げられると思います。

ーありがとうございます。普段はどんなスケジュールで仕事をしているんですか?

大体こんな感じですね。

  • ~09:30 息子を保育園に預け出社
  • ~11:45 前日までに上がったpull-requestのレビュー、アルバイトメンバーと朝会
  • ~13:00 ランチ。新オフィスに移転してからは龍門に行くことが多いです
  • ~17:00 自分の開発業務、レビューを終えたpull-requestのリリース
  • ~18:00 週イチで技術書の読書会など。最近は「データ指向アプリケーションデザイン」を読んでいます
  • 18:30 帰宅

ーありがとうございます。ご自身での開発に加えて、チームでもよく仕事をしているのですね。

はい。仕事をしていてメンバーの優秀さは実感するのですが、primeNumberの特徴として、社員だけでなく業務委託やアルバイトメンバーの開発力も高く、信頼できるところが挙げられると思います。

それぞれがカバーできる業務の範囲が広いため、少ないメンバーでもうまく運用できているなと感じます。

ーそうなのですね。チームで開発されていて、印象深かった出来事などありましたか?

特定のお客様の需要を想定して力を入れて取り組んだ機能開発が、結果として契約には結びつかず、汎用性もあまり高くないものとなってしまったことが、苦い思い出です。ですが、お客様の課題に対する理解や自社サービスの方針についての重要性をチームで再認識できたので、怪我の功名としていきたいですね。

ーなるほど、これから挑戦してみたいことや、目指していることなどはありますか?

自分自身については、幅広く技術を学び、公私ともに楽しくやっていきたいと考えています。

最近は人が増えてきたことでチームとしてできる仕事が増え、分担もできるようになった一方で、属人的になっていた仕事をどうやったら引き継いだり、他の人でもできるようになるか、を考える機会が多いです。これらをどうやって解決していくかが今の挑戦と言えるかも。

それから、機会があれば今のメンバーで新しいプロダクトの設計と開発をしてみたいとも思います。

ーありがとうございます!ちなみにプライベートではどのように過ごされているのですか?

週末に息子と過ごす時間を大事にしています。ときに自分の不甲斐なさを痛感することもありますが、息子の成長が実感でき、自身も精神面で鍛えられて楽しいです。

ーよいことですね。個人として大切にしているものの考え方などはありますか?

井の中の蛙じゃないですが、世の中には自分が知らない事柄や考え方があることを理解しつつ、自分よがりになっていないか常に意識したいと考えています。

ー謙虚であり、他者への理解の姿勢と内省を忘れない、立派なお心がけだと思います。長々とインタビュー、ありがとうございました!

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