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【Interview】旅行者に安心を提供するサービス作りをディーエルジービー株式会社 木村社長

自身の苦い経験から「空港送迎」サービスを思いつき、旅行者達に便利な存在となる。京都のシェアハウスで得た成功体験や起業を両親から大反対され納得させた方法などを語る。

◯ディーエルジービー株式会社 ->https://www.dlgbinc.com/

◯挑戦者応援メディア『TACHIAGE』 -> https://tachiage.co.jp/

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◆人物紹介

古林:TACHIAGEのインタビューアー。旅行したい国ナンバーワンはドバイ。送迎には美女付きの超高級車が来るのを想定している。

木村社長:世界150カ国でドライバー付き空港送迎サービスを提供する20代社長。三木谷社長のようなオーラを身に付けたいと日々精進している。

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【旅行者にはとっても嬉しいサービスを提供】

古林:まずは事業内容をお伺いさせてください。

木村社長:全世界の150カ国500都市に対応している空港送迎のオンライン予約サイト「SmartRyde」(https://smart-ryde.com)を運営しています。

古林:「空港送迎」とは、具体的にどういうサービスですか?

木村社長:例えば海外の空港からホテルへの移動で使う、ハイヤーやタクシーを事前にオンライン予約するサービスです。

古林:オンラインで予約して、空港に降り立ったらすぐ乗れる感じなのですね。

木村社長:事前にフライトやホテルを頼まれるタイミングで予約頂いて、当日に着くと既にドライバーが迎えてくれる。そして目的地のホテルまで送迎してくれるサービスです。

古林:旅行される方にはすごい便利ですね

木村社長:そうですねー、「旅行」っていうのがここ10年くらいで大きく変わってきていて、その起因で一番大きかったのがネットの普及ですね。例えばフライトやホテルとかはもちろんのこと、最近とかだとアクティビティとかレンタカー予約はオンラインに置き換わってきてます。そんな中、「運転手つきのドライバーサービスがあるといいよね」というお客様が世の中たくさんいるんですよ。そういった方々向けのサービスになりますね。

古林:運転手付きの方がいいよねっていう背景って何かありますか?

木村社長:海外だと、運転する際に道路の仕組みが違ってたりとか、初めて行く所だと運転するのが嫌だとかっていう方もいらっしゃるんです。だったら「プロのドライバーのサービスを受けたいな」っていうニーズはあると思って。そういったサービスを思いついたきっかけはありますか?自分自身が旅行好きで、そのときにあった出来事があります。学生時代に一人で海外旅行に行ってたのですが、言葉がわかんないからバスとか電車はやめてタクシーで行こうと思ってたんですよ、でもターミナルって結構広いんですよね。なのでタクシー乗り場が見つからず、2-30分かけてようやくタクシーを見つけて…でもすでに長蛇の列で待たないと乗れなかったり…結局、空港から脱出するまで1時間ぐらいかかっちゃったみたいな。他にも、何度目かのタクシーで「ぼったくり」的なものに会いました。明らかに相場に見合ってない料金を請求されて、でもやっぱり言葉分からないし、ぼったくりって分かってたんですけど払わざるを得なかった…。という苦い思い出…というか経験があって、こういうサービスを作ろうと思いました。


古林:「なんでやねん」みたいな感じだったんですね。

木村社長:そうですね。まさに「なんでやねん」でした。でも、それがあったから今があります。

【京都のシェアハウスでの成功体験】

古林:それがきっかけで、その後どういったアクション起こして起業に至ったんですか。

木村社長:実は、僕は学生起業しまして、そのあと「何か事業をやりたいな」という風に大学の2年生くらいの時に思いまして。ただやっぱり「起業する」「事業する」ってなっても、全く分かんないです。インターンすらしたことなかったですし、「働くとはなんぞや」というところだったんですが、「やっぱりそういうサービスを作りたいな」っていうのがありました。なら起業される方がいるようなコミュニティとか環境にまず身を置くことが重要なのかなと思いまして。当時、京都にいたのですが、たまたまFacebookで「起業家のシェアハウスが誕生します」みたいなのが流れてきて、ほんとに馬鹿正直にそれに行こうと思いました。一年間ほどそこに入居したのが起業の一つのきっかけです。

古林:そのシェアハウスでどういう経験をしたのですか。

木村社長:その中に入って、まず刺激を受けました。同じぐらいの世代の事業を立ち上げようとしてる人とか、既に小規模で事業をしている人たち、ある程度もう成功を収めている人たちがその中にいました。夜はお互いの事業プランをディスカッションしたりとか、壁打ちしてもらったりとか、仲良い同年代くらいの人がちょっと活躍すると、その刺激をもらって自分も頑張るぞみたいな感じで1年間やりましたね。

古林:その生活の中で、思い出に残っていることはありますか?

木村社長:そのシェアハウスで共同でカキ小屋をやろうっていう話になりまして。

古林:カキ小屋ってあの海のですか?

木村社長:はい、海の牡蠣です。その経緯も、土地を持っている人から空きスペースがあるとっていう相談があったみたいで。もともとは、違う建造物がたつ予定だったんですけども、8ヶ月間ほどあけてるのは勿体無いからそれを有効に使えないかって相談がそのシェアハウスにあったんです。

古林:僕たちメンバーで色々と案を出し合った結果、「牡蠣小屋をやってみようか」と。なんでそうなったかと言うと、当時東京での牡蠣のブームがあったらしく、その前の年は名古屋ですごいブームが来てたと。だから今度は関西にブームがくるだろうっていう先読みをして、「じゃあ牡蠣をやってみよう」っていう流れになりました。

木村社長:実際やってみてどうでした?

古林:大反響でございまして。飲食の経験が無いメンバーでやってたんですけども、企業を目指している者同士ってこともあり、色々な失敗を理解しながらもPDCAをまわしていって、マニュアルもゼロのところから表まで作っていきました。それからニュースに掲載して頂いたり、ラジオにも出させて頂いたりと反響がありました。

木村社長:それが一つの成功体験になったと。

古林:そこで「事業を立ち上げるスピード感」「改善のスピード」っていうのは学びましたね。

木村社長:学び終わって、牡蠣美味しいし。最高じゃないですか。1年間の生活でそいう経験をされたと。それで一つ成功体験を収めたと。そのあとはどういう感じだったんですか?その当時、今は形となっている事業ですが、それをアイデアから具体的にどう落としこんでいくを一人で練ってました。そんなあるときトラベルの大きなカンファレンスに参加させてもらって、業界のトップクラスの人達と相談する機会がありました。そこで送迎サービスのビジネスモデルを説明したら結構ウケが良くて。「それやってみたほうがいいんじゃない?」って言うから、僕もスゴイ単純だったんですけど、「偉い人に言われた」ってので「コレいけるかも知れないな」って、信じ込んで一人でやってました。

古林:当時おいくつですか?

木村社長:20歳です。

古林:その時はまだ起業自体はされていなかった?

木村社長:起業家のシェアハウスに入ったんですけど、起業はしてないです。業界の著名人に言われて、「これだといけるのか」「いけるんじゃないか」と思って。

古林:やり始めだったわけで、そこで実際やってみて、どうでした?

木村社長:初めは自分でウェブサイトも作り、プロダクトみたいなのも作り、営業も実際してみたんですね。そこで思ってもないようなところから契約が取れたので、「これはいける」…と。かつ、これから伸びるだろうから改善しないといけないなと思って、急いで会社にしました。やっぱ色々ありましたね。初め京都のシェアハウスの一室で起業したんですけども、実際は営業するところが東京の方が圧倒的に多かったです。京都に住みながら東京に営業…、「関西と東京ってけっこう交通費もかかる」って判断して、こっちにオフィスを置こうと思ったのが去年の9月ですね。

古林:交通費もバカになんないですよね。

木村社長:夜行バスでもやっぱりまあまあするので。

【今は大きく広げていきたい】

古林:やっててこれすっごい準備に楽しかった、辛かったとかあります?

木村社長:実はこの4月に株式会社ビジョンっていう一部上場企業さんと資本業務提供させていただいたんですけども、弊社の方がまだまだ若い企業とかってあったので、そこがやっぱりかなり大変。

古林:書類の作成とかですかね。

木村社長:そうですね。

古林:なるほど。。今1年くらいそういった形になって、順調にうまく行っていると思うんですけど、今後の事業展開、将来の目標とかあればぜひ聞きたいです。

木村社長:今後の事業展開は、国内に関してはビジョンさんと共に色々と空港送迎サービスをできたらなと思ってます。あとはパートナーとなる旅行代理店さま航空会社さま、インターネット旅行会社さまを増やしていき、日本国内のアウトバウンドの移動周りのを取っていきたいなと思っています。


古林:今のところを大きく広げつつっていう感じなんですね。こういうサービスを新規にやろうと思ってるのはありますか?

木村社長:今はまずはこのサービスをちゃんとやっていきたいです。というのも、国内にライバルってライバル会社はいなくて。確かに旅行代理店さまのウェブサイトで送迎サービスは売ってるんですけども、あくまでもオプションの一部という形の販売しかしていなくて。我々はもう移動周りに特化専業をしてるので、そういった会社様よりは料金帯も安いですし、専業でやってますのでいろんな柔軟性もあります。だからそこは負けない自信がありますし、ダントツで一番取れる領域かなと思ってます。

古林:自信があるっていうのは何よりですね。

【人を助けられるような社長になりたい】

古林:経営者として、個人的にこうなりたいってのはありますか?

木村社長:起業してすぐに、お世話になっている上場企業の社長さまに、とある会場で楽天の三木谷社長に2〜3分ほどお話しさせて頂く機会を得ました。やっぱり世界でもトップクラスでやられている経営者の空気を感じました。こういうオーラを放つ社長になりたいなってなりました。三木谷社長さんは医療やベンチャー企業とかにも投資しているんですけど、ボクも将来的にはそんな風に色んな人を助けれるような人になりたいなと思いましたね。

古林:ではもしかしたら、今やってる分野から派生して違うとこに行くかもしれないですかね?

木村社長:「旅行」っていうキーワードは僕の中で外したくないので、「旅行」は中心におおきつつ、色々としていきたいなとは思います。

古林:先ほどからお話の中で、旅行っていう…軸ですよね。そういう熱がこもった言葉が出てると思うんですけれど、その理由はなんですか?

木村社長:一つは自分自信が旅行が好きっていうところもありますし、やっぱり観光産業は、これから日本を支えていく大きな産業になるなと。っというのも、例えばグローバルに見てみても国際の観光客数が2010年から2030年にかけて、だいたい3%4%伸びていき、2030年には年間18億人が国際旅行をするって統計で出ている。本当に巨大な産業なので、弊社としてはインフラになるようなサービスにしていきたいっていうのがあって。そこのキーワードは忘れずにと。

古林:話を聞いてるとしっかりと将来のこと考えてやられてるんだろうなぁという印象すごい受けてるんですけど、逆にやってて困ってるようなこととかありますか?

木村社長:ベンチャーなので足りないことだらけですし、困っていることも沢山あるんですけども。特に困っていることは、事業って「人」が大きいと思うのでそういう採用は常に重要だなと思いながらやってますね。

【2週間に1回の足つぼマッサージ】

古林:プライベートの話とかぜひ伺えればなと思っていて、休日はどんな感じでお過ごしなんですか?

木村社長:あまりアウトドア派ではないんで、結構家にいたりとか。

古林:ずっとスポーツやってきたんですけども。その時によく接骨院に行ってたんですよね。体のケアみたいなことが結構好きで、いまだに2週間に1回は足つぼマッサージに行ってます。生きがいになってますね。アレのために結構頑張れるっていうのがありますね。

木村社長:足つぼマッサージを受けたことなんですけど、どこがハマる要素があるのですか?

古林:体が軽くなる…というか足が軽くなるというか…やっぱ痛きもちいいですよね。

木村社長:なるほどー。ちなみにスポーツとか何やられてたんですか?

古林:サッカーをやってました。ポジションはミッドフィルダーやることが多かったですね。サッカーを見るのが好きなんですけど、プレースタイルは誰かに似てましたか?

木村社長:プレースタイルはユーティリティなほうだったと思ってます。とってもここが上手いっていうのがあまり無かったんですけども、どこでもそつなくこなすのでとても便利なプレーヤーですね。

古林:それが起業にも活かされてる感じですか?

木村社長:僕自身、多分どこも突出してできることはないと思ってるんですけども。でもバランスよくできるところは起業でも役立ってるのかなっていうところはありますね。

【起業を親から大反対、納得させる方法は】

古林:学生で起業されたって話じゃないですか。親御さんとか周りとかからこんなの言われたりとかあんなの言われたりとか。

木村社長:もう大反対ですね。起業したいって言った時に、大反対にあってですね。初めは両親…というよりうち家系がそもそも起業をしてる人がいなかったですし、皆さんどちらかっていうと会社勤めしてる人たちばかりだったので。いきなりどうしたんだっていうこともありますし。社会も経験したことがないですから。本当に大反対にあいましたね。

古林:それどうしたんですか?大反対されたあと。

木村社長:いろんな人に相談をしまして、どうやったら説得できるのかってところを相談をしました。一つ、「ここ以下だったら辞めます」というような下限をちゃんと設定して説得。あとは「熱意とかぶつけたら納得いただけるんじゃない」っていうアドバイスをもらいました。熱意はそもそも初めから伝えたんです。絶対うまくいくとは言っていたんですけども、それだけではなかなか伝わらなかったので、親にはちゃんと事業計画みたいなのを出して、「ここを下回ったら辞める」みたいなことはいいましたね。

古林:その結果説得できたみたいな?

木村社長:そうですね。

古林:事業計画を親に?

木村社長:事業計画というか、「ここを下回ったら撤退します」みたいなやつです。

古林:そうなんですね。多分皆さんこれを記事を見てる人もしかしたらすごく参考になるってなるかもしれないですね。そこと併せてになるのかもしれないんですけど、しくじり先生的なところもぜひ聞きたくて。

木村社長:しくじりかあ。

古林:一番やらかしたわみたいな。今では笑い話だけどみたいな。

木村社長:結構重要なミーティングに寝坊しちゃったことかな。一度だけ、重要なミーティング…というか重要なアポだったので、前日もすごい気合いを入れて資料を夜な夜な作っていると、起きたらもうミーティングの何分前みたいな感じで。運良く場所が結構近かったので、そこまで遅刻はしなかったんですけども、全然その心の準備も何もできずに、髪の毛もボサボサみたいな感じだったので。全然そこはうまくいかなかったです。

古林:なるほど。それからは大事なアポの日の前日とかはどういう感じなんですか?

木村社長:もう前日っていうか早めに寝るようにしてますね。あと重要なときほど、早起きをするようにはしますね。

古林:生活サイクル自体を改善したんですね。

木村社長:そうですね。

古林:私も朝弱いんでいまのすごい分かるなーって思って

木村社長:重要な日ほど早く起きて、その時に資料の最終チェックをしても良いのかなと。

古林:なんかあるじゃないですか、気合い入れた次の日に限ってギリみたいな。

木村社長:そうなんですよ。気合い入れると逆に。

古林:めちゃめちゃ分かるわー(笑)

木村社長:結構共感いただけて(笑)

【大きなビジョンで人を巻き込んでいく】

古林:いま現在、自分自身で経営において最も大切にしていること、大切だなと思ってることについて、理由も併せてお伺いしたいです。

木村社長:最も重要にしていることは、人を巻き込めるか巻き込めないかだと思っていまして。いま8名の会社でございまして。日本国内が3名、海外が5名なんですけども。いま一緒にやってる合同のメンバーは。僕より2倍年を取ってる人たちが役員であったり一緒に仕事してるんですよ。彼らって、僕よりも圧倒的に経験もしてますし、実績ある方々なんですけども、いま僕と一緒にやってくれてる。それはなぜかというと、目指してることがとんでもなく大きなことを目指してるから、彼らも、それに共感してついてきてくれてるんだろうなって思ってまして。僕はいまやってる領域だったら、少なくとも国内では絶対に一番になれますし、アジアや海外の世界でも恐らくトップレベルになる自信があるので、彼らも本当に世界一、アジアナンバーワンを目指してやってくれてますね。だから僕よりも能力が高い人達が周りにいて協力し、一緒にメンバーとしてやってくれてる。だから「人を巻き込める」ってのは重要かなと思います。

古林:ではそれを踏まえてで最後に、この記事を見てくれた方々に、一番伝えたいこととか。

木村社長:僕くらいの年代の人達に対しての言葉になると思うんですけども、一番伝えたいことは「継続」だと思います。起業の前に事業のアイデア段階から、全く日の気も当たらない所で、誰にも目を向けられない所でも、その可能性に信じ続けて継続する。ようやく数年くらい経って、芽が出てくるってようなことがホントにあるなと思ってます。何もないとこから始める…特に学生さんや若い人達だと、ほとんど何もないところからなので、初めは全く相手にされないけども、…でも自分を信じて継続してやっていくってことが重要なのかなと。

古林:その継続力を身につけるとかきっかけや、意識してやってることはありますか。

木村社長:小学校から高校まで約12年間ほどスポーツをやってまして、継続して同じことに対して熱量を持ってやってきたってのが、いまの事業にも生かされてるのかと思いますね。

古林:全部やっぱり繋がってるんですね。

木村社長:それはありますね。

古林:なんか話聞いててすごく応援したくなりました。ぜひ引き続きどうぞよろしくお願いします。

木村社長:ありがとうございます。


ディーエルジービー株式会社は、18億人に当たり前の安心を提供するインフラになるをミッションにトラベル分野でソリューションを提供いたします。

ディーエルジービー株式会社 ->https://www.dlgbinc.com/

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【Interview】旅行者に安心を提供するサービス作りをディーエルジービー株式会社 木村社長
彰 谷川
株式会社SEASIDE / インターン
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