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【Interview】LOGZGROUP株式会社 古徳社長〜障がい者向けの事業って、お金になるの?家族愛がサービスを生んだ本当の話〜

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障がいを持つ人のための就労支援サービス。利益を顧みない慈善事業にも聞こえますが、ベンチャー企業が手掛けるというから驚きです!事業は回るの?お金になるの?古徳一暁社長にお話を伺いました。

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◆人物紹介

長堀:3度のメシよりインタビューが好きで、経営者の面白い話を本能的に求めてしまうエコノミックアニマル。自身も、顧問紹介業SEASIDEと、起業家インタビューメディア『TACHIAGE』の代表を兼任する起業家。

古徳社長:障がい者の就労移行支援に情熱をささげる、優しい笑顔が魅力の起業家。LOGZGROUP株式会社の社長。

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【コンセプトはずばり、障がい者向け戦力採用!】

長堀:本日はどうぞよろしくお願いします!まず初めに、少し変わった角度で人材紹介事業を運営しているとお伺いしました。いったいどんなサービスなのでしょうか?

古徳社長:一言で表すと、「障がい者向け戦力採用」です。就労移行支援、つまり、精神障害や発達障害をもつ人のために、職業訓練、就活支援をしているのですが、企業の戦力として採用してもらえるようサポートしています。

長堀:ハンディキャップをもつ方々にお任せする仕事というと、単純作業のイメージがあります。戦力といっても、具体的にどのように活躍されるのでしょうか?

古徳社長:現状、事務などの単純作業が多いことは事実です。しかし、精神障害や発達障害を持つ人はクリエイティブに富んでいたり、高いスキルを持つ人も多くいらっしゃいます。実際、1年ほどの訓練を経てエンジニアとして即戦力採用された方もいるんですよ。最初は採用側も半信半疑だったのですが、障がい者の方達と歩む中で、少しずつ評価をしていただけるようになりました。



長堀:ある分野で秀でているというのは、サポートにも力が入りますね。そもそも、障害を持つ方々に注目したのはなぜでしょうか?

古徳社長:弟が精神障害を患ったんです。障害者手帳を所有しているために、希望の職種に応募すらできないという壁に直面しました。「障がい者は単純作業しかできない」という偏見のせいで、企業と個人、双方にとってマイナスなのではないかと考えたんです。

長堀:企業にとっては、採用の門戸を自ら狭め、個人にとっては能力を発揮できない、ということですね。

古徳社長:そうです。もちろんスキルマッチ次第ではあります。例えば、営業職は難しいかもしれませんが、営業支援職に能力を発揮できる人材がいるかもしれません。弊社のサポートによって、障がい者にとって新たな道を切り開くことができるはずだと信じています。

長堀:労働意欲を持つ障がい者の方々がいる一方で、企業側の受け入れ体制も必要ですね。

古徳社長:確かに、障害に対する理解と、受け入れる覚悟が必要です。しかし、本来は健常者同士であっても、お互いが働きやすい環境をつくるために配慮し合うべきだと思います。実際、「誰だって辞めたくなるよ」と思うような問題が浮き彫りになった企業の例もあるんですよ。障がい者の雇用がきっかけで、企業が健全化していくのではないかとさえ思います。

長堀:おっしゃる通りです。障害に限らず、LGBTや人種、宗教など、様々な多様性に配慮が行き届くべきですね。


【学生の力を事業運営の起爆剤に。】

長堀:サポートしている支援者の方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?

古徳社長:年間で50名ほどです。就職後も安心して働けるよう、個別に丁寧なコミュニケーションをとり続けています。今後、支援者が多くなっても大事にしていきたいポイントです。


長堀:障がい者の方達は、どのように御社のサービスを知るのでしょうか?

古徳社長:多くは、障がい者に関わる保健師や主治医を通じて弊社を紹介していただいています。また、発達障がい者向けの就労支援サービスを運営する某同業他社さんとも協業させていただいています。エキスパートの方達と連携させていただけるのは本当にありがたいです。

長堀:人を集める部分は、上手く外のネットワークを使っているんですね。しかし、密なコミュニケーションを大切にされている上に、職業訓練も加えると、人足が必要ですよね。

古徳社長:正社員と学生インターンの力も借りて、10名ほどで運営しています。

長堀:若い力の助けを借りているんですね。最近はベンチャー企業に就職する学生も増えていますが、御社の魅力はどこにあると思いますか?

古徳社長基本的に出入り自由で、ある程度何をやってもOKとしています。ルールもほとんどありません。もちろんコスト面など現実的な条件はありますが、チャレンジ精神と行動力を奨励しています。

長堀:御社のサービス内容も、魅力的に写ると思います。

古徳社長:ありがとうございます。「転職支援サービスの障がい者特化バージョンを作っている」というように、やることが明瞭な点が良いのだと思います。何の目的のために運営しているのかをイメージしやすいことは、ビジョンを共有する上でとても大事です。それから、日々支援者の反応に直に触れるので、役に立っていることを実感できるのも良いと思います。ウェブで完結してしまうサービスだと、自分の仕事がどの程度役に立っているのかがわからないのですよね。心理的距離が近いことは魅力だと思います。

長堀:仕事に対して感謝されるのは、ビジネスの醍醐味ですよね。


【学生の起業に慎重な、その訳は?】

長堀:就職する学生がいる一方で、最近は学生起業家も増えていますね。

古徳社長:「起業しようぜ!」という流れには、正直、競合が増えるかもしれないという点で困るなぁと(笑)。でも、やりたいことがあるなら、すぐに起業すべきだと思います。ただし、社長になりたい、事業を経験したいという考えであれば、ベンチャーで新規事業を立ち上げたり、子会社の社長を目指す方が現実的かもしれません。もし失敗した上に負債を抱えるとなると大変なので・・・。

長堀:もっともなキャリアアドバイスをいただきました!さすが就職支援サービスの代表・・・。

【カリスマ経営者になれなくても。】

長堀:最後に、今後のビジョンについてお聞かせください。

古徳社長:弊社は、ライフスタイルイノベーションをビジョンに掲げていて、人々の生活を豊かにするプロダクトを作り続ける企業でありたいと思っています。身近にいる大切な人が、ワクワク、笑顔で生きていける世界を実現したいと思っています。また、社員には自分のライフスタイルをイノベートしてほしいです。実際、弊社にはyoutuberがいたり、多様性があるのは良いことだと思っています。働くことや起業することが全てではないので、楽しいと思えることをどんどんやってもらいたいです。

長堀:古徳社長自身は、どんな経営者でありたいと思っていますか?

古徳社長:僕は、孫さんやスティーブ・ジョブズのようなカリスマ経営者にはなれないと思っています。経営者の世界観がそのままプロダクトに反映されているサービス、例えばAppleやFacebook、前澤さんのzozo、そういったものを作ろうとしても無理だな、と。どちらかというと、組織としてイノベーションを起こす、Googleを創りたいです。人が集まって、それぞれの力でサービスを作り上げ、広がっていく・・・それが理想です。

長堀:御社の自由で楽しい社風にも反映されていますね。

古徳社長:会社も事業も、売り上げも、人が創るものですよね。弊社は特にアナログなサービスをしている分、人と人とのぶつかり合いも多いんです。だからこそ、人にこだわり、人を大切にしていきたいと思っています。

長堀:優しさに満ちたビジョンに心が洗われる思いです。本日は貴重なお話をどうもありがとうございました!ありがとうございました!

古徳社長の手掛ける事業が、単なる就労支援の枠にとどまらず、社会的意義のある活動に昇華しているのは、身近な人を幸せにしたいという愛の現れだと感じました。ちなみに、LOGZの”L”はLOVE(愛情ある組織)のイニシャル。株式会社LOGZの愛に期待しています!

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