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決め手は「”日々の学び”が評価される文化」。28歳女性SEがゼロから挑んだ、データアナリストへの道。

※この記事は2020年6月8日に初回公開されたものです。
 2021年5月1日よりこちらのアカウントへ移行いたしました。

こんにちは、メンバーズデータアドベンチャーカンパニー (以下、DA) 採用広報担当です!

今回はデータ分析未経験で入社し、現在はデータアナリストとして活躍している北澤さんに普段の業務内容から入社理由まで、幅広くお話を伺いました。

(※本記事はコロナウイルス感染症の流行時期に敢行したリモートインタビューです)

北澤 茜(きたざわ あかね)さん (ニックネーム:茜さん)
2019年10月 中途入社 (28歳)
現在、インターネット業界大手企業のマーケティング部署へデータアナリストとして常駐中。
趣味:ゲーム (現在『あつまれ どうぶつの森』がマイブーム)

「アウトプット重視の評価環境」は、学びたがり屋の自分にピッタリだった。

ーーデータ分析未経験からとのことですが、転職のきっかけは何だったのでしょうか?

「次はデータ分析を専門的に扱いたいな」と転職を考え出したのがきっかけでした。

もともと、大学時代に情報工学の勉強をしていたことから新卒でSIerに就職し、6年ほど医療関連や公共のシステム開発に従事していました。

その中で、お客様に「データから分かることってこんなにあるんだよ!」と教えていただく機会があり、そこからデータ分析への興味が自分の中で強まっていきましたね。

当時は統計も詳しくないし、データ関連技術もSQLだけは知っていたものの「データのそもそもの見方」も自分にはまだ無くて、学びたがり屋の自分としては「これはしっかり学びたいぞ!」と思うようになり(笑)。

そうした背景から、よりデータ分析を専門的に学びたくなったことと、時代的にもビッグデータがより集めやすくなっている流れもあったため、転職へと踏み切りました。


ーーデータ分析の重要性に気づいたことが大きかったのですね。最終的なDAへの入社の決め手は何でしたか?

” 日々の学び ” を評価してくれる環境でした。

当時の転職軸は「データ分析に携われる会社」と「スキルアップ&そのスキルを活かせる環境」の2つで、前者は他にも当てはまる企業さんはあったのですが、後者の要素が強かったのはDAだけだったんです。

面接時も、代表の白井から「評価計算にスキルアップを含めた学びのアウトプット回数が入ってくるから、査定が少しややこしいんですよね......」と伝えられたのですが、むしろ厳密に点数が決まっていることに安心感を覚えたのもプラスポイントでした。

スキルアップはもちろん、知らないことを知ったり、学んだことを業務へ活かすことに重きを置いている性格なので、「ここは私にピッタリだ!」と感じたのが入社の大きな決め手でしたね。


ーー具体的に、どのような形でスキルアップを評価されるのでしょうか?

評価計算の際、「学びのアウトプット回数」に応じて評価点数が上がる仕組みになっています。

DAにおける ”学びのアウトプット” は、何か資格を取ることに加え、社内研修の自主企画など、「自身のスキルアップと他者への知識共有」を指します。

つまり、「普段の学び」を外に出すとそれがそのまま評価される環境になっているので、この点が勉強好きな自分にぴったり合うなと感じました。

DAのコアバリューの中に「貢献」「仲間」があるのですが、それを体現している制度とも言えますね。

Qiitaに記事投稿する形で学んだことを毎週アウトプットし続けている意識の高いメンバーもいて、そうした貪欲に学び合うメンバーたちと切磋琢磨できるのも、DAならではの魅力ですね。

月1回の社内LT会も開催しているのですが、最近ではその登壇枠が争奪戦になるほどなので、自分も負けじと発表していきたいなと考えています!


未経験からデータアナリストへの道を歩めた秘訣は、「目的意識の継続」と「ふとした思いやり」。

ーー入社後、実際のお仕事内容はいかがでしたか?

入社から現在に渡り、大手企業のマーケティング部に常駐してデータ分析を行っています。

具体的な業務としては、Pythonを用いたデータクレンジングやデータベース連携、機械学習による予測などの自動化、データ分析基盤の構築などを担当しています。

「データ活用をしていきたいと思っているけど、データをばりばり扱える人も少ないし、データの集め方や見方が分からない」といったお客様のご要望を解決していくイメージですね。

他にも、他部署の取り組み共有のためにリアルタイムでデータを可視化できるダッシュボード作成を行ったりなど、データ分析に関わる幅広い範囲に携わっています。


ーー前職からデータ分析特化のお仕事に変わり、やりがいや学びに変化はありましたか?

やはり、データを用いて課題や現状を可視化し、そこから特徴を抽出するのは楽しいですね。

また、その上段で「どの技術を用いてデータ活用をより簡素化するか?」を考えるのも勉強になっているなと感じます。

例えば実際の業務だと、自社サービスとユーザーとの関係性を分析する分析基盤をゼロから構築した経験はやりがいが非常に大きくて

一通り分析基盤を作り終わった時は「やったぞ!」と自分の中でも強く感じましたし、ただデータ分析をするだけの業務に留まらないレアな経験ができたなとも感じました。


ーー未経験からデータアナリストになっていく過程で、どういった点が重要だったと思いますか?

2点あって、1つは「自分がどうなりたいかを思い続けること」でした。

DAは東証一部上場企業であるメンバーズの社内カンパニーではありますが、まだ事業開始から2年に満たないベンチャー企業です。

そのため、私が入社した時も研修がまだまだ完璧とは言えない状態でした。

とはいえ、分からないことやオススメの学習本を聞けばすぐに答えてくれるメンバーが数多くいるので、自分で前のめりに学ぶ気持ちと姿勢さえあれば、未経験からでもデータアナリストになっていくことは十分できると思います

そして、学ぶ気持ちと姿勢の根幹になるのが、「自分がどうなりたいか?」「なぜこの仕事をするのか?」を明確にする目的意識なので、ここを入社前から自分の中ではっきりさせておいたことも、今思うと大事な要素でしたね。

私であれば「データ分析を専門的に学びたい思い」が明確だったので、現在も学習する姿勢を貫き続けられています。


ーー目的意識は自発的な動きに直結しますよね。もう1点はどのようなものでしたか?

もう1つは「ほんの少し、自分も周りも楽しんで過ごせるように心がけること」です。

具体的には、手作業でもできるけどちょっと面倒なことをツールにしたり、「こうやったらもっと楽になりますよー!」と気づいたら、お客様・メンバー問わず周囲へアドバイスをするようにしています。

私はもともと、今の状態・空気をできるだけ楽しくしていくことにモチベーションを感じる性格なのですが、他メンバーも毛色は違えどそういった周囲への思いやりは似ていて。

DAでは誰かが「こんな困りごとがある」と発信した時、みんなが意見を出し合ったり、参考になるものを提案したりと前のめりなアクションをするので、思えばそうしたアウトプットも成長に繋がっていたのかなと思います。


ーー仲間のために誠実に貢献して、その中で小さな挑戦を繰り返す。

コアバリューの「貢献」「挑戦」「誠実」「仲間」の体現は、データアナリストとしての成長ドライバーとして機能しているようにお話から感じました。


創業から1年。代表 白井が語る「ミッション・コアバリュー」 | 株式会社メンバーズ メンバーズデータアドベンチャーカンパニー
こんにちは、メンバーズデータアドベンチャー育成担当です。 今年も残すところ、あとわずかですね。メンバーズデータアドベンチャーは、2018年11月にグループ内起業という形で会社を立ち上げ、1年が経ちました。 弊社代表の白井が、この1年を振り返って「成長する組織のつくり方」についてnoteにまとめているのでご紹介します! ※こちらの記事はnoteから転載しています ...
https://www.wantedly.com/companies/company_7316246/post_articles/320197


スキルアップはあくまで手段。「知的好奇心」を起点に成果を出し合う仲間と、これからのDAを創りたい。

ーーここから先、組織の中でどのような人材になっていきたいと思いますか?

抽象的なのですが、自分を含め、誰かに喜びやワクワク、便利さなどを提供し続けられる人になりたいなと考えています。

スキルアップはあくまでも「手段を増やすこと」でしかなく、むしろそのスキルを使って何かを生み出すことが大切だと思っていて。

なので、まずは自分が「便利になるな」「面白いな」と思うことを中心に開発したり、データ分析の中から新たなユーザーインサイトを見出す過程を通して、新たな価値を創造する。

そして、それが広がって周りの人や多くの人に、より便利さやワクワクを届けられたら素敵だなということを将来のビジョンとして持っています。

その過程の中で、エンジニアリングやデータサイエンスもできるようになって、「こういうことできるよ! こういうこと分かったよ!」と、アイディアを生み出し実現できる ”知的好奇心を持ち続けたおばさん” になれたらなと(笑)。


ーー「知的好奇心」や「学ぶ姿勢」は、やはりこれからDAに来て欲しい方の特徴にも含まれますか?

そうですね!

特にデータ分析に関して、みんなで切磋琢磨できる方・自分の能力を高めることが好きな方は合うと思います。

自分もスキルアップを目指して頑張っているけど、他の人もそれ以上に頑張っているから「悔しい!もっと頑張る!」とハングリー精神を高く持って学び続けているので、そうした刺激が欲しい方にはピッタリですね。

メンバーのほとんどが「元々がっつりデータ分析をしている人」ではなく、「データ分析に興味があるけど、今までの仕事で特化できなかった人」が多いので、その点を踏まえて接してくれる点は未経験者には安心かなと。

また、”知的な遊び” が好きな方もDAの風土は楽しいんじゃないかな?と思います。

代表の白井のTwitterはよく「DAのインフルエンサー」としていじられているのですが、データ分析を通してツイートをイジられているのがちょっと高度で知的な遊びというか。

こちらは私が実際に制作したツイート分析基盤で、社内LT会で発表したものです。

このように分析領域から手を伸ばす形でいじっています(笑)


裏を返せば、一匹狼だったり、自分から楽しんで学びにいく姿勢がない方は少し風土に合わないかもしれません。

コミュニティによっては勉強することとかに対して「え?」って引かれることもあるかと思うのですが、DAはそんなふうに小馬鹿にする人が誰もいなくて、むしろみんな勉強熱心。

LT会で「こういうことやったよ!」と学びを前面に出すと、みんなが「すごい!」と素直に称え合う空気感なので、チームでの学び合いが好きな方にぜひいらしていただけたらなと!


ーーありがとうございます。それでは最後に、これからDAに応募してみたいと思う方へ一言お願いします!

メンバー全員がそれぞれ努力していて、高め合える環境があります。

データ分析関連でスキルアップしたい方は、ぜひDAの門を叩いてください!

ーー茜さん、ありがとうございました!

以上、茜さんへのインタビューでした。

お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!

(取材・文 ヤマグチタツヤ)


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