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‟リーダー育成のプロ”が考える『コンサルティングの要らない』未来(前編)

『コンサルの要らない会社を量産する』

株式会社Sherpa consulting Partiesは、この言葉をモットーに、少数精鋭で専門性の高いサービスを提供する業務コンサルティングを行う会社です。

なぜ、コンサルティングを行う会社が、『コンサルティングの要らない』未来を目指しているのでしょうか。

その理由を探るべく、今回は私、学生インターンの八木が、株式会社Sherpa consulting Parties代表取締役の西宏明社長へインタビューを行いました。

前編では、今日のコンサルティング業界に蔓延する問題点や、コンサルティング業界がこれから果たすべき役割について、お話をお伺いすることができました。

〈インタビュー動画前編はこちら!〉

〈インタビュー動画後編はこちら!〉

起業理由について教えてください。

私が新卒で入ったコンサルティングファームでは、いわゆる職業コンサルというか、スペシャリストのコンサルタントが多いなという印象を受けました。「根本的な問題解決をしろ」と言う割には、企業の問題解決に対して、コンサルタントの仕事が無くならない程度に「表面的な問題解決をしているな」というパートナーさんが多いという現状がありました。なので、コンサルティング業界このままだとマズいんじゃないかと思い、この業界自体を変えていこう、と起業に至りました。

シェルパさんではなぜ「リーダー育成」をやっているのですか?

まず、組織の中で発生する問題はほとんど「人」に起因するものだと考えています。特に組織のパフォーマンスは、その組織を引っ張るリーダーがどのくらいの力を持っていて、どういうふうに人を動かしていくのかに影響すると思っています。

なので、コンサルティング会社が取り組むべきものとしては、リーダー育成、リーダーの方がやりたいことをやっていけるという状態をつくっていくことがすごく重要なテーマなのかなと思います。

リーダー育成に一番重要なのは、「リーダーがリーダー候補を育成すること」。リーダーでなければリーダーに必要な要素が分からないですし、組織を牽引していく力も必要だと思うので、我々がリーダーとしてお客様の中に入り込み、お客様のリーダー候補を大切に育てる。その中で育てる対象であったお客様が、実際にリーダーとして組織や事業を作っていけることを目指しています。

他のコンサルティング会社との違いを教えてください。

大きく二つ理由があると思っています。まず一つ目は、人が違う。我々は採用の時に、リーダー候補になれる方しか採用していません。自分で事業を動かしたり、自分で先頭に立って案件を回していくことを厭わない人しか我々は採用対象にしません。

一方、従来のコンサルティングファームは、「リスクを正しく評価して安全な橋を渡る人材」を好んで採用します。なので、そもそもリーダーを育成する/しないという観点を他のコンサルティングファームは持っていない、というのがまず大きな理由かなと思っています。

二つ目の理由としては、我々の教育方針にあります。我々は、コンサルタントとしてスペシャリストを目指す方はあまりメインに置いていなくて、どちらかというと起業してほしいというところを社員の皆には言っています。

自分で起業しようとすると、いろんな要素を見ていかなきゃいけない。例えばお金、人、契約周りの細かい手続きも含めて『どういうふうに事業が回っているのかを必ず把握してください』と社員の皆にお願いしています。なので、社員は必然的に「自分で案件を回すんだ、自分が起業するとしたらこの案件からはこんなことが学べるんだ」と主体的に獲得しにいくんですね。

我々は社外のリーダー育成だけでなく、社内でもリーダー育成をしていますし、出口としてコンサルタントを目指していないという点が、他社にはできなくて弊社にできる理由かなと思っています。

他のコンサルティングファームがリーダー育成に取り組めないのか、他に理由はありますか?

コンサルティングファーム特有なんですけれども、やはりコンサルティングファームは、ほとんどが大手の会社さんを対象としています。大手の会社の中でも、上に行けば行くほど、ずっとサラリーマンでリスクを排除して昇進された方が、日本経済を回している大手企業で経営陣には多いなと感じています。

そういうところに案件を獲得しに行くと、リーダーとして「こっちの方がいいと思います」と言う人材よりも、組織が恐れるリスクを正しく評価して排除できる人の方がセールスしやすいんですよね。

今のコンサルティングファームが「リスクを取らない思考の人を好む」のは、そこに理由があるかなと思います。

シェルパさんの今後を教えてください。

今はコンサルティングをやっていますが、クライアントさんに関しては、お客さんの中の事業や転職先の事業もそうですけど、どんどんリーダーとして積極的に事業を回せる人材になっていっていただきたいです。

そうすることで、ボトムアップ型で今の既存事業、ひいては日本経済を発展させていけるのではないかなと思っています。加えて、自社の社員たちもこれからどんどん起業を目指していってほしいです。たとえ起業しなくても、リーダー思考を持った人材が出すパフォーマンスは、持っていない方に比べて次元の違うものになるはずです。

なので、どんどんうちのシェルパマフィアみたいな形で、シェルパOB・OGたちが経済を回すっていうところも見据えていきたいなと。今シェルパは東京にしかないのですが、10年後にはシェルパXという形で、シェルパ仙台、札幌、(愛知)名古屋、あとは大阪、福岡それぞれに全国展開をして、各地域の経済を回している中堅企業や大手企業の皆様にも我々のリーダー育成のサービスを提供し、さらにボトムアップの裾野を広げて、日本全体を活性化できるようなリーダー育成をしたいなと考えています。

これからの日本において、コンサルティング業界が果たすべき役割についてお聞かせください。

50年前60年前って、日本はスタートアップで一気に世界を席巻できるような企業がいくつか出ていたと思います。SONYやPanasonicなどの家電や車のメーカーなどですね。

一方で、現在、日本のスタートアップで何か世界を獲っている企業はあるだろうかと。今は無いんじゃないか。じゃあ我々はそこばかりに注力すべきなのかというと、僕はそうではない。むしろ、今の既存事業をしっかり太くして、雇用する人間を増やし、雇用者に対する給与をたくさん払えるような経済にしていかなければ、日本経済自体が雇用も経済も維持できないんじゃないかなと考えています。テックベンチャーやプラットフォーマーって格好いいんですが、今の生活や経済を支えているところに目を向けて我々はコンサルティングサービスをやっていきたいと思っています。

〈インタビュー動画 前編はこちら!〉

〈インタビュー動画 後編はこちら!〉

自社の売上UPと社会的価値提供の一挙両得を目指す。

自社の商材やシステムの導入自体が目的になり、根本的な課題解決から目を背けていた今までのコンサルティング業界に、新たな風が巻き起こっています。

今回西社長からお話をお伺いすることで、株式会社Sherpa consulting Partiesさんが、クライアント企業のリーダー育成などを通じて、短期的な解決策を提示するのではなく、長期的な視野をもってクライアントにしっかり向き合い、課題の本質について考えていらっしゃるんだなと思いました。

特に、今の既存事業を伸ばしていくことで日本経済全体を活性化していく手助けをしたいという、社会貢献的な側面に、私自身たいへん共感しました。リーダー育成が浸透し、組織の1人1人が当事者意識をもつことができれば、企業のさらなる成長をもたらすことに繋がるのではないでしょうか。

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