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あえて、プラスの意味を持ってお伝えしたいのですが・・・(にわかファンが生まれた)チーム作り専門家社長が解説

企業にはファンが必要だ。

最近弊社のプロジェクトには、このファンづくりをテーマにした案件のご相談を沢山いただいている。

ファンが増えるには、いくつかのステップがある。

そもそも、ファンになる事を構造分解したい。

ファンになるまでのステップは以下だ。

1、認知→2、触れる→3、にわかファン→4、ファン

※ファン数をKPI設定したとすると、その手前にあるのがにわかファン数だ。

今回は触れる→にわかファンへどのようにしてなるのかの洞察を、日本中が感動に震えたラグビーW杯を題材に深めてみたい。

NHK豊原謙二郎アナの実況
「あえて、プラスの意味を持ってお伝えしますが、にわかファンと呼ばれる人たちが、これだけ生まれたのは大きい」と発言

歴史に名を残す名言となったとネットで騒がれている。実に素晴らしいコメントだと思う。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/news.nifty.com/amp/sports/athletic/12184-51558/%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAdTnu568yd_IlQE%253D



私は、実は日本ラグビー協会からするとここまでは120%の目標達成だったと思っている。(もちろん前回勝った南アフリカに負けた事は残念な話だ。あの、世界最高峰オールブラックスと決勝でガチ勝負している姿が見たかった。)
現役時代はスポーツは勝ちにしか意味がないと思っていたし、もちろん、現役の選手や監督など現場はそれでしかないのだか。

なぜ120%の目標達成なのか?

VISIONが実現出来たからだ

ラグビー日本代表のVISIONについては以前こちらのnoteで書いた。

さて、本題に入ろう。

にわかファンが生まれるステップはこうだ。

①あるちょっとした心が動く瞬間に立ち会う
→普通のことしかなければファンにもならない。何か非日常感で感動する、驚く、心動く、事により新しい記憶として脳の海馬に保管される。

2019年ラグビーW杯でいうと、私個人的には初戦のロシア戦での松島幸太朗選手のハットトリックが心動いた瞬間である。世界レベルの選手にあのカットインの切り上がりのスピードはハンパない。日本が勝つには力でねじ伏せるのでなく、サイドライン沿いのコンビネーションだと思っていたので#14の松島選手の勝ち方は期待が膨らんだ。

しかし、ここまではにわかファンとも言えない状態。

②第三者が噂しているのを聞く(マスコミやネットなどの記事を見るのを含む)
→周りの評価が気になる我々日本国民は特に第三者がどうそれを表現しているのか?を知るとそれに影響を受ける。

昨今でいえば、食べログ3.8問題がそうだ。食べログが3.5を下回ると一気に集客が落ちると言われている。ネット社会にある今は我々はネットにおけるコミュニケーションインフラをとっている会社が一人勝ちしてるように、ネットに転がっている情報を気軽に選択し、人が評価したものを正として行動の意思決定をしている。

2019ラグビーW杯で言えば、アイルランド戦にまさかの勝利!これだ。そして、最新はにわかファンというbuzz wordがこれにあたる。これで、ああ。私だけじゃない!こんなにもファンがいることを知る。

ここに来て気になる存在となるのだ。

そして、最後のステップが、

③リピート体験する機会が出来る

2019年ラグビーW杯でいうと、ベスト4をかけた南アフリカ戦だろう。明らかに予選リーグを突破して、決勝リーグは予選よりテレビにかじりついていた国民は多いのではなかろうか?


南アフリカ戦では、あの正々堂々と力負けしたゲーム。あえてプラスの意味でお伝えすると、この総力戦での力負け具合によって、感無量である。


これでにわかファンの出来上がりだ。

なお。視聴率はビデオリサーチによると下記である。

『NHKで20日に生中継されたラグビーワールドカップ日本大会の準々決勝・日本-南アフリカの平均視聴率が、関東地区で41・6%を記録したことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。
 13日に日本テレビ系で生放送された1次リーグ最終戦・日本-スコットランドで記録した39・2%は、今年放送された全番組で1位。それをさらに2・4ポイント上回った。』

短いタームの中でハードなゲームを続けるというスケジュールもこのにわかファンをつくったきっかけになったであろう。

しかし、おそらくラグビー協会のVISION達成にはまだ続きがあるはずだ。なぜかって?
それは、ただW杯という大きなイベントをしただけに過ぎないから。

あなたも一度はゴルフやダーツやビリヤード、ボーリング、カバディなどで心動く瞬間に立ち会ったとしても、その後、すぐにそのともし火があなたの中で消えたことはないだろうか?

それは②、③がないからである可能性が高い。

VISION実現に向けた今後の取り組み
ラグビーを始めたい子供たちへ ラグビー協会が11月に全国一斉ラグビー体験会開催!

ラグビー協会の仕掛けも素晴らしい。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191022-00090234-theanswer-spo

かくいう私もラグビーにわかファンである。

日本中に感動をもたらせてくれた日本代表に感謝したい。世界から日本のために日の丸を背負って戦ってくれた外国出身の選手達。その中で日本人として日本で育ちわずかな代表枠を勝ち取った選手達。(先日、弊社でアスリート会をやった時に参加してくれた現役ラグビー選手たちから聞いたが、日本代表への倍率は相当のものであるそうだ)

ラグビー協会のVISIONとその実現のためのプランしてくれた方々。リアルなファンの皆様。本当にありがとうございます。

改めて、僕らチームづくりを専門にしている会社の社長として、現役時代に日本1になるために、チームづくりに燃えたような仲間達と共に、クライアントと仲間と共に涙する。そんな熱い自社チームをつくっていこうと決心した。



ラグビーW杯で嬉しかったのは、何より子供達がスポーツを観て熱狂してくれたこと。そして、将来日本のために世界レベルの選手が多く輩出される事を祈っている。

ちなみに我が息子6歳にラグビー観戦後に、将来何になりたいの?と聞いたら、「うん。日本代表になってブラジルと闘う!!」と言っていた。

それ、サッカーよな?????

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