Luc J. VERMEERSCH／AI Team Manager, Director of Technology2020年3月入社。AIチームのマネージャーとして3名のメンバーを率いている。

目次

1. 長年培った知識や経験を、若い開発者へつなげたい
2. 新しい知識や技術を学ぶ意欲を忘れないことが大切

長年培った知識や経験を、若い開発者へつなげたい

ーーC2C社に参加したきっかけを教えてください。
サロンボードの設計からキャリアを開始しました。中間マネジメント、プロジェクトマネージャーなどを経て、次のキャリアを考えた時、私の長年の知識や経験を、若い開発者たちに共有したいと思いました。また、スタートアップ企業ということで、企業の成長を身近で感じられる点も非常に魅力的に感じました。

ーー現在の仕事内容を教えてください。
私のいるAIチームは、商品検索にかかる時間的コストの短縮や、顧客に合った商品のリコメンド機能の充実など、AIを用いたプロダクトのUX向上を目指しています。メンバーそれぞれが向き合うさまざまな課題や目標に対し、マネージャーとしてゴールに導くことが私の役割です。
またデータサイエンティストとしての役割も担っているので、最新のAI技術に関する情報には、常にアンテナを張っておく必要があります。論文や購読しているメールマガジン等から興味深い情報を収集し、将来的にC2C社のプロジェクトで活用できそうな技術かどうかを見極める作業も重要なミッションとなっています。

ーーC2C社の印象は？
私は大規模な組織で働いていた経験がありますが、共に働くメンバーの顔が分かるC2C社の規模感は心地いいですね。仕事はもちろん、それ以外でも家族や友人のように一緒に過ごし、お互いをサポートしあえる環境です。

新しい知識や技術を学ぶ意欲を忘れないことが大切

ーーこの仕事の面白さ、魅力は？
予想した通りにプロダクトの機能が展開され、成果を上げることができた時が最も嬉しい瞬間です。個々の頑張りがチームとしての結果につながった結果なので、そこに大きな喜びを感じますね。
また、若い開発者たちが教えた知識を自分のものとし、成長していく様にやりがいを感じます。彼らを育てることは、子供の夢をサポートすることと似ています。私自身もAIチームのマネージャーとして、データサイエンティストとして、常に脳をフル活動させておかなければならないので、毎日が刺激的で若々しくいられます（笑）。
C2Cグループでそのような機会に出会えたことは、とても幸運だと思っています。

ーー今後の目標を教えてください。
私の知識や経験をより多くのメンバーと共有し、優れたプロダクト開発に役立てていきたいですね。
研究開発には長い年月がかかります。約2年の研究開発期間を経て、検証、セグメンテーション、その後やっと顧客に価値を提供できます。さまざまなタイプの商品に適応させるために、日本語、ベトナム語、英語の自然言語処理の研究も行っています。簡単な道ではありませんが、そうして完成したAIによって、C2C社のプロダクトをさらにサポートできればと思っています。

――どんなスキルが必要ですか？
学ぶ姿勢を常に忘れないことが必要だと思っています。新しい知識や技術を習得するための好奇心や行動力がある人だといいですね。
また、プロジェクトマネジメントの経験があり、統計やITを熟知し、チームを高いレベルに導くことができるのが理想です。

ーーオフの過ごし方
2人の子どもに色々と教えながら過ごすことが多いです。この間はオフィスでプログラミングの学習をしました。また、音楽制作などにもチャレンジしています。私の義理の兄弟が歌手をしているので、レコーディングスタジオでフルートやシンセサイザー、ギターなどの演奏を楽しんでいます。

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