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紅葉狩りinアイネクスト

皆様は今年、もう紅葉狩りに行きましたか?
もしまだの方も、もう行ったよという方にも、アイネクストのエントランスに青工逢山が紅葉をご用意いたしました。
エントランスの扉を紅色や朱色、黄色に染まった蔦で覆い、さながら時代がかった館のようです。
数種類の植物を使用しておりますので、是非近くからもご覧になって下さいませ。
今回は青工逢山の歳時記作品「紅葉狩り」をご紹介いたします。


 和歌ともみじ

「万葉集」に詠まれた春夏秋冬に関わる歌の中では秋の歌が最も多く、「もみじ」を詠んだ歌だけでも80首以上あります。
瞬く間に儚く過ぎ去ってしまう圧倒的な美が、日本人の美意識に深く触れたのでしょう。
ちなみにこの時代、「もみじ」とはカエデ科の樹だけを指すのではなく、秋色に染まった樹全般を表したそうです。
「黄葉」と書いて「もみじ」と読みました。
万葉の時代は紅より黄に染まった木の葉が好まれたのかもしれませんね。
時代は流れ「古今和歌集」になると紅いもみじを詠んだ有名な歌が登場します。
 ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれないに水くくるとは
古今和歌集が編纂された平安時代には、「もみじ」は「紅葉」と書かれ、上記の歌のほかにも、燃えるような紅い木の葉を詠った歌が目立つようになります。


 なんの木?紅葉する木の葉の色

先述したように、紅葉する木には、黄色と紅色にそれぞれ染まる木に大きく分けられます。
 黄色は・・・ぶな、なら、けやき、いちょう、など
 赤色は・・・もみじ、はぜ、はなみずき、など

紅葉の名所が多いことで知られる京都では、もみじが多く植えられてきた歴史があるそうです。
京都のお寺や山々が秋に紅く染まるのは、もみじが多いからなのですね。
筆者は九州に紅葉を見に行ったことがありますが、黄色の紅葉が多かったように思いました。
調べてみると、九州の山々はぶなやならの木が多くみられるそうです。
紅葉狩りに出掛けて「この木なんの木?」と思ったら、ご参考まで。


 おわりに

晩秋を迎え、朝晩の冷え込みが厳しい一方、地域によって日中は20度近くまで気温が上がる日もまだまだありますね。
この気温差が美しい紅葉の条件と云われています。
年によって紅葉の色付きに差があるのはこのためです。
11月下旬以降は関東以南の紅葉が順次見頃を迎えます(標高によります)。
もしまだの方は紅葉狩りにお出掛けしてみてくださいね。
アイネクストのエントランスでも出来ますのでお忘れなく!


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