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Alesca people vol.4 /「楽しそう、面白そう」といった直観を大切に。Alesca Lifeとの出会い、Alesca Japan創業の想い。

私は直観的思考が好きです

「楽しそう、面白そう」といった気持ちを大事にしています。論理的な考え方は非常に大事ですが、それは人に物事を伝えるときだけで十分。

これからも皆さんが楽しいと思いながら働ける環境であったり、仕事を通して社会貢献の経験が出来たりするような会社を目指していきたいと思っています。

――Nori (代表取締役)


「面白そう!」と思えばやってみる

20代は宮城県仙台市でクラウドサービスのエンジニアをやっていました。POSレジスターとか、スーパーマーケットで使う機械の販売をしている会社に新卒で入社しました。元々すごくその会社に入りたかったという訳ではないですが、求人票に「開発ができる」と書いてあったので、そこへエントリーしたという流れですね。私は教育大学出身で教員免許まで取得しているので、大学での学びの分野と就職活動をしていた分野が違っていたため実は就職活動は少し苦労しました。(笑)

学生時代はハンドボール部に所属し、チームのHPや掲示板を作成するといったことを通して、ものづくりに興味を持ちました。研究室でも、製品の品質を担保する効率的な方法を考えるという「品質工学」という学問を学んでいました。当時では珍しいインターンシップをして、最初はハードウェア開発に興味を持ちました。でも、中々就職試験を突破できず、まずはソフトウェアの開発から携わっていこうと思いました。入社後は、POSレジスター内にある販売・売上データや、店舗の在庫データを全てクラウドで管理するWEBアプリの開発を行ってきました。

私はあまり論理派ではなく、直観で動くタイプなので、「面白そう!」と思えばやってみる、という感じが強いです。当時も結構勢いで入社した部分も強かったですが、とても苦労しました。(笑) 会社のカルチャーが放置主義で、自分で仕事を見つけていかないといけないし、かといって質問をしても軽くあしらわれてしまうことがとても多かったです。今考えても中々ハードな環境だったなとと思いますが、私の開発に対する考え方の1つ、「とりあえずやってみよう」というマインドはあの経験がベースになっているのかなとも思います。

成長できる環境を求めて

学びたければ目で盗め、見て学べといった環境だったので、それはそれで良いのかもしれませんが、当時は何か物足りなさを感じていました。もっと学びたい、成長したいという想いが強かったですね。また、大学が教育学部だったこともあって一度アカデミックにITを学びたいとも思っていました。さらに、それを海外の大学で学ぶのは日本で学ぶよりも「面白そう!」と考え、アメリカのUCI(University of California, Irvine)へ留学することに決めました。

行く前は、留学したいという想いが強かったですが、アメリカに行ってからはグローバルな環境で働きたいという想いになりました。大学でのコースが修了し日本で仕事を探そうとなった時に、ご縁があってAWSへデータセンタエンジニアとして入社をすることになります。



自分の居場所を自分で造る

AWSへ入社をしてからは、すごく賢い人達ばかりだったのでとても焦りました(笑) CCNAというネットワークエンジニアの技能を認定するエントリーレベルの資格を持っていましたが、CCIEというエキスパートレベルの資格をもっているメンバーがいて驚いたのを覚えています。資格の難易度は雲泥の差なので、この環境でやっていけるのかと不安でした。上には上がいるこの環境で戦うというよりかは、どうやって自分の居場所を造るかということを考えて仕事をしていこうと決めました。張り合っても適わない人に、無理やり勝負を挑んでも仕方ないので、どうやったら自分の存在感を出せるかなと考え、「エンジニアが苦手な仕事をやろう」と思いました。

同僚のエンジニアらは、スペアパーツの管理や在庫管理などのロジスティクスの作業に苦手意識があることをに気付きました。また、その作業をしないことで仕事の効率が下がっているということにも気づきました。当時はシフト制の24時間勤務だったので、夜勤の時に手が空いた時間を使って、ロジスティクスの作業を進めていました。結果としてその改善が評価され、ロジスティクス部門から声をかけてもらい、最終的にはチームを異動し、パーツの在庫管理や、輸出入の仕事を行うことになりました。優秀な同僚、素晴らしい上司の元、AWSでは改善の大切さを学びました。



Alesca lifeとの出会い、Alesca Japan創業の想い

アレスカは、Stuart(グローバルCEO)からアグリテックのビジネスを行っているという話を聞き、「面白そう!」と思ってジョインしました。アメリカ留学中にStuartの両親と先に出会い、よくホームパーティーにも呼んでいただきました。約7年前に、プライベートでアメリカへ滞在していた時、当時北京に住んでいたStuartがアメリカに帰省していまして、そこで初めてStuartと会いました。私が20代の頃に農業の六次産業ビジネスをしているお客様へアプリ開発をしたことがあったので、アレスカで何かサポートできることがあるかもしれないと話したところ、Stuartが興味を持ってくれました。その後1週間程北京へ行く機会があり、話しを重ねていく中で一緒に仕事をしましょうということになりました。

AWSを退職しまして、アレスカでのDay1をドバイで迎えることになりました。当時、ドバイ政府主催のアクセラレータープログラムで、スタートアップへの支援先としてアレスカが選出されていたので、Stuartと一緒にドバイへ向かいました。また、当時はまだ日本拠点がなかったので、2016年10月にアレスカライフ日本駐在員事務所を設立しました。アレスカジャパンの前身です。それから1年間、私は駐在事務所所員として日本で1人、コーディングやシステム構築等の仕事をしていました。2017年10月に日本拠点でエンジニアの数を増やしていくことになり、駐在員事務所だと信頼性が低いので法人化することとし、アレスカジャパン株式会社を創立したという流れになります。

なにか、「こういう想いがあって会社を立ち上げた!」といった強い想いのようなものが聞きたかったでしょうか?(笑) 実際は私自身が駐在員として働いていたので、日本で生活をしていく上では法人の方が非常に仕事がし易いという理由で切り替えたのが事実です。ただ、会社を大きくしていく上でこんな会社にしていきたいという想いはありました。国籍や人種、ジェンダーなどに関するマイノリティな部分を認め合う環境であること、英語が使える環境であることです。日系企業に寄せるつもりは一切なかったですが、私には日系企業での就業経験と外資系企業での就業経験があるので、アレスカジャパンはその間に位置する企業したいと思っていました。

現在アレスカジャパンに所属するメンバーは英語を理解できる方が多いですが、日本の全人口の80%近くの日本人は外資系企業でで働いていないと想像します。そういった方々が外資系の会社に入社するのは英語やカルチャーの面からなかなか難しいと思います。ステップアップではないですが、その間に位置するような会社になれば需要があるのではないかと思っていました。もちろん、アレスカジャパンに入社してくれた方が、アレスカで長く働きたいと思える環境にできる限りしていきたいとは思っていますが、アレスカでスキルアップしてもらい、ご自身のキャリアアップと、会社の成長の為に、お互いWinWinを目指していけるような、そんな環境であれば良いなと考えています。


認め合い、リスペクトする文化

アレスカジャパンはとてもフェアです。国籍や人種、年齢、ジェンダー、宗教を問わずに仕事ができて評価される環境であると思います。実力や能力があればManagerになれる環境です。


Alesca people vol.1 / 子育てと仕事を両立し、これからも挑戦をどんどんしていきたい | アレスカジャパン株式会社
挑戦をどんどんしていきたいので、失敗しても笑い飛ばせるようなチーム作りをこころがけています。 私がいるから安心してもらえるような、そんなマネージャーになりたいですね。 ――Yayoi (Product manager) ...
https://www.wantedly.com/companies/company_6579589/post_articles/389889


現在の我々の課題点は2つあります。一つ目は、コロナ禍で海外出張に行ってもらえていないことです。できれば、特に若いメンバーには海外出張に行ってもらう機会を増やしたいと思っています。私が教育大学出身のため、教育はとても大切であると考えているため、若いメンバーがどう成長していくかというのをすごく意識しています。海外出張は大きく成長できるよい機会なので、コロナ渦が落ち着けば解決できる課題と思います。二つ目は、日本にコンテナ式植物工場がないことです。現在、日本以外のグローバル市場でビジネス展開しているため、日本ではまだコンテナを保持していません。コンテナが身近にあれば、もっとチームメンバーの皆さんが開発しやすいかと思います。今後日本にコンテナを設置できないか検討はしています。



「楽しそう、面白そう」といった直観を大切にしていきたい

ビジネスの世界は論理的思考が重要視される傾向があると思いますが、私は直観的思考が比較的好きです。「楽しそう、面白そう」といった気持ちを大事にしています。論理的な考え方は非常に大事ですが、それは人に物事を伝えるときだけで十分です。新しいアイディアやクリエイティブなことは、お風呂に入っているときやトイレにいるとき、ランニングしているときに生まれたりするものです。論理的思考と直感的思考を両方持ち合わせている人と一緒に働きたいといつも思います。また、物事をポジティブに考えられる人と一緒に働きたいです。例えばシステム障害が発生しても、気を落とすのではなく、自分にとっても会社にとっても学びになると考えられるのがとても重要と思います。失敗しても責めることはないので、失敗を学びに代えられるような人は素晴らしい人材だと思います。また、感謝を言葉で伝えることができる人は概ね物事がうまく進むと思います。AWS時代の上司が、いつも「Nori, good !」「Nori, thanks !」と声をかけてくれていて、素直に嬉しかったですしやる気になっていました。相手の行為に素直に感謝の言葉を掛けられる方を心から尊敬します。


世界中の人々に安全で栄養価の高い野菜を届ける

2022年5月現在、アレスカジャパンはエンジニア9名、コーポレート2名、そして私の12名のメンバーで構成されていますが、年内に3~4倍の規模にしていく計画です。造りたいプロダクトも山ほどあるけど、今はリソースが足りなくて実現できない状態で。プロジェクトを平行して何本も動かしていき、開発スピードも圧倒的に上げて、プロダクトラインナップも増やしていきたいといった想いがあります。

また、これからも皆さんが楽しいと思いながら働ける環境や仕事を通して社会貢献の経験を積めるような会社を目指していきたいと思っています。自分の仕事を通して誰かが豊かになる、市場が活発になる、といったことを肌で感じていければ良いですね。





メンバーの魅力を届けるAlesca people

第四回目は、代表取締役 Noriさんからアレスカジャパン創業に関する貴重なお話しを伺うことができました。アレスカジャパンでは国籍や人種、年齢、ジェンダー、宗教を問わず、仕事を通じて本気でSDGsへ取り組むメンバーを募集しています。まずはカジュアルに、是非一度お話しませんか?

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