「嫌われる勇気」という本を皆さんご存知でしょうか。
普段生活している中で、職場でも、学校でも、周囲の目を気にしながら過ごして疲れていませんか。嫌われることそのものをいけないことだと思い、相手に自分がどう思われているのかで一喜一憂したり、落ち込んでしまう人に向けて書かれた本です。
20万部のベストセラーで、SNSでも多くの人に伝わり、評判となっているこの本。密かに私も読みたいなと思っていたのですが、オフィスの本棚にちょこんと並べてありました。
⚪️嫌われる勇気あらすじと記事の内容
アルフレッド・アドラーによる「アドラー心理学」を悩みを抱える若者と哲人の会話を中心に、劣等感や自己嫌悪に悩む人に向けて、どうしたら自分の望むような生活に近づけるのかを語っています。
仕事や就活は特に、相手によく思われようとしてうまくいかない。他人と比べて自信を無くしまうこと、多いですよね。この記事では、周りの目を気にして疲れてしまう人にとって少しでも救いとなるように「嫌われる勇気」についてご紹介します。
⚪️いまの自分は自分が決めている
皆さんは、いまの自分に満足していますか?
こうだったら良かったのにとか、こうなるはずだったのにと感じていませんか。
アドラー心理学では「今の自分は自分自身が決めている」と語っています。
例えば、Aさんが仕事をせずぐうたらな生活を送っているとしましょう。Aさんも本当ならちゃんと働いて、自立したいと思っているとします。
ですが、アドラーは「Aさんは自分で望んでこの生活をしている」と言います。
何か嫌なことがあって仕事をしないのではなく、仕事をしていないことで得られるメリットがAさんにとってあるからそうしているというのです。
親が心配してくれるからとか、理由は沢山考えられますがこの場合Aさんは、理想の自分でいる為に一歩踏み出す勇気がないだけだと語っているんです。
⚪️課題の分離
課題の分離では「周りの目を気にしすぎてしまう」という人に向けての話をしています。
アドラーは「相手が私に対してどう感じるのかは相手の課題。私が介入できる問題では無い」と語っています。では、私達は対人関係を上手く行いたいと思ったらどうするべきなのかというと「相手が何をしてくれるのかではなく、相手に自分が何をできるのかだけ考えなさい」と言っています。
⚪️まとめ
「嫌われる勇気」は、今少し紹介させていただいたように普通に考えたら信じられないようなことを語っています。紹介した内容の詳しい解説は、全て作中で語られています。
この本を読んだら変われるかもと感じていただけたら、是非お手に取ってみてください。