ーー本日はシステムについて代表にお聞きしたいと思います。
事前にネットを使って調べてみて、システムは継続的に結果や成果を出す仕組みのこととありました。この認識で合っていますか?
代表与田:すごく広く答えるとそうです。身近で使ってるもので考えるのが1番分かりやすいと思います。例えば、今使っているこのGooglmeetもシステムに含まれます。システムを使ってない会社は今では存在しないと思うのですが、PLAYだと今番使っているシステムがG Suiteです。あとはSlackやwantedlyなども含まれます。システムがもし無かったとしても、すごく手間はかかりますが仕事は出来ます。システムがまだ無かったときは、Slackがなければ実際に会って話したり、スプレッドシートがなかったら実際に紙に書いたりしていました。
ーー今考えると、すごく大変そうに感じます。
代表与田:他にも、採用するときにwantedlyを使っていますが、もしそれがなかったら直接イベントを開いて声をかけていく方法がありますよね。システムとは基本的に、そういった諸々のめんどくさい部分を効率化することなんです。
ーーネットなどで調べていたことと認識に差がありました。やはり、実際にどんなものかというイメージが付きにくかったように感じます。
代表与田:また、同じシステムを使っていたとしても、各企業が自社専用にオリジナルのカスタマイズをすることも多々あります。PLAYですとSlackでワンピースのキャラクタートラファルガーローが勤怠管理している。(スラック内で)あれもカスタマイズに入りますよね。
ーー確かに!この機能はSlack内に入ってるのではなくて、エンジニアの方が作られたのですね。
代表与田:そうですね。ローの勤怠管理システムは1から作ったというよりは、既に公開されてるものをアレンジしたものです。これは本当に小さいシステムですが、規模が大きくなると何ヶ月もかけて作っていいきます。例を挙げると銀行のシステムとかです。
ーーでは、システム構築はどのように行っているのでしょうか?
代表与田:システムというと、構築するときにプログラミングを用いて作る流れが多いです。システムを使用する際は、既存のシステムを使うか、既存のシステムをカスタマイズをして使うかの2択になります。何か目的があって使うとき、0から作ることは基本的に少ないです。0から作るとすると時間も労力もコストも大きくなりますから。目的があってシステムを使用したくて、あまり時間をかけたくないときには既存のシステムを利用することが一般的です。
ーーでは、今回の話でいうと、代表にとってのシステムとはなんでしょうか。
代表与田:基本的には企業の業務の自動化です。
システムといっても沢山あって、一番メジャーなものだとERPというものがあります。何でも出来てしまうので、言ってしまうとシステムのボス的存在なんです。
販売業務、人事、会計、購買、在庫などをまとめて固めているシステムがERPです。企業の仕事には、他企業でも多少似ている部分はあります。ただ、販売の仕方などは若干違うのでパッケージを購入して、カスタマイズを加えていくんですよね。もしくは、販売だけに特化したシステムを購入するとかです。なので、今まで人が行っていた業務をシステム化するときは、システムに人が合わせていくか、もしくは人にシステムを合わせていくかの2択になってきます。
ーーありがとうございます。システムが便利な事は理解できたのですが、それ以外にシステムの重要性はありますか?
代表与田:それで言うと、日本はこれからどんどん少子高齢化が進んでいきます。今まではシステムが仕事をするよりも、人が仕事をした方が安かったのですが、最近ではシステムのコストの方が安くなっています。
少子高齢化によって人が取れない状況になったとき、コストが高くなってしまう問題点があったのですが、そこがシステムで改善されるのでニーズは高いと思います。
また、経営においての活動は主に売り上げを上げるか、コストを下げるかなのですが、正直売り上げを上げることってとても難しいのです。難しい上に差別化しにくい。なので、差別化をするという意味でもコストを下げる方が魅力的なんですよね。一度システム化もしくは自動化をしてしまえば、毎年利益が上がっていくわけですので。システム化は単発的なメリットだけではなくて、会社の資産になっていきます。
ーーでは最後に、代表がシステムを利用してこの先やりたいことを教えてください。
代表与田:私はサラリーマンを消失させるとよく口にしているのですが、オフィスワークはなくせると思っています。オフィスワークって、言ってしまえば情報の移動なんです。なので、その情報の移動が人を挟まなくても出来るようになればオフィスワーカーっていらないですよね。なのでそこの完全自動化を行いたいと思っています。
ーーありがとうございました!