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【代表インタビュー】創業の理由は”Pay it Forward” 外資コンサルを辞め、人生をかけてRevie創業に至った経緯と、目指す未来。

初めまして。株式会社Revie CEOの中沢と申します。

今回は「Revieをなぜ創業したのか」について、自分の原点を含めてお話しようと思います。
とてもプライベートなことであり、今まで中々言葉にすることなくずっと胸の中に持っていた想いなので、うまく言葉にできるか分かりませんが、お付き合いいただけると幸いです。

が、その前に「そもそも誰やねん」というツッコミがあると思うので笑、簡単に略歴だけ載せていただきます。

[略歴]
◇'12-’17  東京大学工学部電子情報工学科
 - '12-'17 Gunosyを始めとした複数のITスタートアップにてインターン
 - '14-'15 オーストラリアの大学にて1年間交換留学
◇'17-’19  東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻
◇'19-'21 ベイン・アンド・カンパニーにて戦略コンサルティング業務に従事
◇'21-現在 株式会社Revieを創業・CEOに就任

現在はオンラインマーケティングを支援するBtoB SaaSの「ReviewBank」を開発しております。2022年1月現在では、ベータ版としてリリースしており、2022年前期までには正式版をリリースできるように進めています。

前置きが長くなってしまいましたが、お付き合いいただければ幸いです。(ちなみに、全部で6,000文字弱、読了に10分程度かかりますので、興味なければ読み飛ばしてください。笑)

※ Pay it Forward:恩送り。誰かから恩を受けた(親切にしてもらった)場合に、その人に恩を返す(恩返しをする)のではなくて、その恩を別の人に送ること。

さまざまな人に支えられてきた人生。自分の人生の目的は”社会への恩返し”

父からの影響を受けた、好奇心旺盛な幼少期

私は1994年2月、新潟県南魚沼市にて、次男として生まれました。私は小さい頃から好奇心旺盛だったらしく、家族でドライブに行く時は毎回父に対して、「暇だから何かクイズ出して!」と言って、風景に映るものの英語当てゲームを行ったり、ナンバープレートをいじった算数の問題を出してもらい、兄と競争していたそうです。

好奇心の源泉は父の影響でした。父は大学卒業後、一度就職したものの、アカデミックへの夢を諦めきれず、東大の大学院に入り直し、物理における博士課程を修了、物理学者として研究者の道を選びました。(後には阪大で物理を教えたりもしていました。)

新潟で幼少期を過ごしたものの、私が小学校に入る直前に、父の仕事の影響で兵庫県に家族ごと引っ越すことになりました。その後結局、小中の9年間を兵庫で過ごすことになったため、現在でも中途半端な関西弁が残っています。笑

(父と兄との写真。父の真似をしようとしたら、すごく調子に乗った感が出てしまいました)

小学生の頃の夢は、ふわふわしていましたが「父のような人になること」でした。父の部屋に入ると、いつも難しそうな文字の羅列の論文や本が並んでいて、「よく分からないけどお父さんはすごい。いつかあんな風に賢くなりたい。」と自然に思うようになっていました。

追うべき背中の喪失

ところが、私が中学校に入る少し前から、父は変わっていきました。健康診断で胃にガンが見つかり、突然闘病生活を開始することになったのです。家族会議で初めてそれを聞いた時はショックでしたが、「大丈夫、絶対治すから心配しなくて良いよ」という父の言葉には絶対的な重みがあり、なんとも言えない安心感がありました。

後から聞くと、発見当初からガンはかなり進行していて、長くは生きられないと分かっていながらも、子供に心配かけまいと気丈に振る舞っていたそうです。

そこから数年間、胃を全摘する手術を行ったり、抗がん剤を打ったりと、日々弱っていく父を見ていましたが、やはり父は子供に弱いところを見せまいと、常に威厳のある態度を絶やしませんでした。

父は43歳で亡くなりました。私が中学校を卒業する10日前の出来事でした。

私は父が亡くなる前日まで、本当に父が亡くなるとは信じられませんでした。それだけ父の存在や、父の「大丈夫」という言葉の重みが、自分の中でとても大きかったからです。

人生のどん底からの、夢の再認識

父の病気のことや、兄の大学進学のタイミングも重なっていたため、中学卒業のタイミングで両親の実家のある新潟に戻ることは元々決まっており、心にぽっかりと穴が空いた状態で新潟での高校生活をスタートさせました。

一家の大黒柱を失ったことで、家計は大変になりました。母はそれまでずっとパートで働いていましたが、それではさすがに大学生・高校生の2人の子供を養えないため、地元の工場でフルタイムで働き始めました。慣れない仕事に大変そうな母を見て、新聞配達のバイトをしようかと持ちかけたところ、「お金の心配はしなくていい。あなたはしっかり勉強をして大きくなりなさい。」と言われ、まずは集中すべきことに集中しようと決心したのを覚えています。

高校に入学して少しずつ友人も出来、新潟にいる家族・親戚と接する中で、心の穴は少しずつ埋まっていきました。

そのタイミングで、夢を再認識する出来事が起こりました。高校最初の全国模試です。

中学までは全国模試というものは受けたことはなかったため、自分のレベルが分かっていませんでした。ですが、最初の模試にて「東大合格レベル」と判定されたことで、父がいた東大を自分ごととして認識できるようになり、「カッコよかった父のようになりたい、父を超えたい」という気持ちを再度認識できるようになりました。

そこから、高校時代の夢は「物理学者になること」になりました。父と自分とを直接比べることはできなくなったものの、父のいた東大に入り、物理を極めることで父を超えられるのではないか、そう思ってからは東大を目指して勉強に明け暮れました。結果として無事に東大の理科一類に入ることができました。

振り返ると、あのどん底の時期にたくさんの方の支えられることがなければ、夢をもつというポジティブなことはできず、今とは全く違った人生を送っていたんだろうなと思います。その時に関わってくれた人には、本当に感謝でいっぱいです。

人生の方向転換。「物理学者」から「今まで受けた恩以上を、社会へ還元すること」が自分のミッションに

物理学を学ぼうと意気揚々と新潟から東京へと上京し、大学に入学しました。

幸運なことに、高校・大学と授業料免除をしてもらい、かつそれぞれで民間財団から返済不要の奨学金をもらえたため、金銭的な面は不自由なく勉強に励むことができました。(結果的に、留学・大学院での様々な支援もあわせると、トータル1,000万円以上の支援していただいたと思います。)

大学に入って半年間、物理学者になりたいと勉強に努めていましたが、徐々に自分の中でその気持ちが変化していきました。それは将来の自分を考えた時の違和感がきっかけでした。

「自分の人生を振り返ると、金銭的なサポートはもちろん、しんどかった時に家族・親戚や友達など周りからの精的なサポートをもらったりと、自分は本当にたくさんの人からサポートされて生きている。自分はたまたま運が良く支援を受けられて、大学にも不自由なく進学できたし、やりたい勉強もできているが、同じような境遇の人でもその選択肢を取れなかった人がいるのではないか。自分が受けた恩を自分の周りの人に返すだけでなく、何倍、何十倍、何百倍にもして次世代に還元することで、少しでも社会を良い方向に進めることこそが自分のやりたいことなのではないか。

そのように考えていくと、このまま物理学を極めてアカデミアに進んでも、自分の好奇心が満たせるだけで、社会に直接的な還元は出来ないのではないかと思うようになりました。もちろん、アカデミアでの研究結果が社会を前に進めているのは事実ですし、大変重要な役割を担っているのは理解しつつも、社会へインパクトを与えるまでにはかなりの時間がかかり、そのインパクトを自分ごととして感じることは難しいと感じるようになりました。

自分の中で新しく出来た夢が「今まで受けた恩以上のものを、社会に還元すること」になりました。大学1年の秋でした。

社会にインパクトを与えたいと思うも、実力のなさを実感した一回目の起業。エンジニアだけではなく、ビジネスも学ぶためにコンサルの道へ

そこから徐々に起業しようという気持ちが高まりました。資本主義の世界では、企業活動による利益は、本質的には社会に対する付加価値の創出なので、社会に還元するには自分で起業し、そのビジネスを大きくしていくことで達成できると思ったからです。

起業への道はたくさんありましたが、まずはエンジニアをとっかかりに始めようと思いました。スマホ・SNSが普及し始め、ITが身近に感じられるようになり、これからより重要になってくる役割だと思ったからです。(あとは単純にプログラミングがカッコ良かったからというのもありました笑。"Bloody Monday"の影響が大きかったです笑)

そうして、大学1年の冬からIT企業でのエンジニアインターンを始めました。そこからWebサイト開発、データ分析、3Dモデリングなど、大学時代の5年間をエンジニアとして過ごしました。また、大学でも情報系の学科に進学することにしました。

そんな中、一度起業しようとトライしたことがありました。学部3年のオーストラリア留学中のことです。留学中に感じた自分の不満をWebサービスで解決できないかと思い、友人とプロダクトを開発し、起業しようと進めていました。

(留学中の寮対抗駅伝で優勝した時の記念写真。1人だけ一回り小さいですが、しっかりチームには貢献しました)

結果として、プロダクトをリリースするところまでは行ったのですが、全く上手くいきませんでした

一番の理由は、ビジネス観点が全くなかったことです。エンジニアとして、自分が欲しいものを作れても、結局社会にインパクトを与えるためには、マーケットを俯瞰し、どのような課題があり、それをどのようなプロダクトで解決し、それを普及させるためにはどうすれば良いかなど、ビジネス的な観点で複合的に考える必要があります。

当時の自分には全くそれが見えてませんでしたし、実力も足りてませんでした。それにより、友人を含め巻き込んだ多くの人に多大なる迷惑をかけることにもなりました。人生で一番の反省です。

その経験から、エンジニアとしてスキルを高める道ではなく、徹底的にビジネススキルを獲得するため、就活ではコンサル・投資銀行の二つを見ることにしました。プロフェッショナルとしてビジネス全般の足腰を鍛えられること、最初から経営目線で様々なビジネスを俯瞰できることが魅力的だったためです。

どちらの業界からも内定はもらいましたが、結果として人柄に惹かれたベイン・アンド・カンパニーという外資系コンサルファームに新卒で入社しました。

コンサルでの圧倒的成長を経て、1人のビジネスパーソンとしての自信をつけた最高の2年間。

コンサルでは様々な経験をさせてもらいました。大小合わせて10以上のプロジェクトに関わり、セクターも解くべき課題も様々なものがありました。大変だったプロジェクトもあり、ついていくのがやっとでしたが、毎日が学びの連続で、好奇心旺盛な私にとってはとても楽しい環境でした。(具体的な学びなどは別記事等で書くかもしれません。書かないかもしれません笑)

業務に少しずつ慣れてきた1年目の終わり頃から、土日ベースの副業でコンサルを始めました。小さい範囲でも良いから、自分1人で課題解決をできるスキルセットを持ちたいと思ったからです。

2社支援させていただき、1つは中小企業での新規事業立案、もう1つはスタートアップの資金調達のお手伝いでした。どちらも本業でやったことがないお題でしたが、全力でキャッチアップし考え抜いた結果、どちらもバリューを感じていただき、半年以上伴走させていただきました。

ただでさえ忙しいコンサル業務に、副業の部分が重なるとかなりハードでしたが、大変学びの多い副業でしたし、何より1人のコンサルタントとして生きていける自信がついたことは大きな成長でした。

(同僚を巻き込んでベインで箱根駅伝を企画しました。写真は箱根駅伝の往路ゴール地点にて。朝4時に大手町を出たのに、夕方18時に箱根に着いたので真っ暗でした笑)

全速力で走っていたコンサル時代でしたが、昇進が決まったタイミングで辞め、起業することにしました。コンサルにいて学べることはまだまだたくさんあると感じつつも、起業しビジネスを大きくするために最低限必要なビジネススキルは身に付けられたと、自信を持って言えるようになったことが大きかったです。

入社してから約2年、2021年3月にベインを卒業しました。

控え目に言ってもベインは最高の会社ですし、もう一度就活生に戻れたとしても、再度ベインで働きたいと思っています。本当に最高の2年間でした。

起業はあくまで手段。社会をより良い方向に導き、大きな社会貢献を目指す

2021年7月、株式会社Revieを創業しました。

正直、辞めたタイミングでは起業のアイディアは固まっていませんでしたが笑、数ヶ月全力でアイディアを考え、仮説を立て、検証するサイクルを回した結果、今のマーケティングSaaSに賭けるという意思決定ができました。

創業当時は、1人でプロダクトもありませんでしたが、徐々に最高の仲間も集まってき、プロダクトもベータ版をリリースすることができました。少しずつですが、前に進んで行けていることを実感し、毎日がエキサイティングです。

(合宿での写真撮影会にて。何で爆笑しているかは覚えてないですが、とにかく楽しかったです笑。合宿の詳細はコチラ

私の今の夢は、変わらずに「今まで受けた恩以上のものを、社会に還元すること」です。その手段としてまずは今のビジネスを大きくし、社会へより多くの付加価値を生み出していきたいと考えています。

また、結果として自分に経済的な余裕ができたら、メルカリの山田さんのように財団を立ち上げ、未来ある若者の援助を行なったり、未来を作ろうという起業家にエンジェル投資を行なったりと、色々社会に還元したいと考えています。


まだまだスタートラインに立ったばかりですが、本当に毎日が楽しく、社会を良くすることができることに本気でワクワクしています。

"Pay it Forward." 社会をより良い方向に導けるよう、株式会社Revieは最高の仲間と共に、全力で進んで行きます。

一緒により良い社会を創りませんか?Revieでは一緒に働く仲間を探しています!

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!

Revieでは、私たちとともに世界を変える事業を創っていくメンバーを探しています。最高のチームで最高のサービスをつくり、当社のミッションである「スキがあふれる社会へ」を共に実現する仲間を求めています。

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