一度ミイダスを辞めた私が、またミイダスに戻ってきた理由。バックエンドからフロントエンドに転身。
ミイダスには、一度ミイダスを辞めて他社を経験して戻ってきた社員が数名います。今回はそんな社員のうちの一人に、他社を経験した上で感じるミイダスならではの仕事の進め方や特徴について話してもらいました。
――自己紹介をお願いします。
前職ではSIerでフルスタックエンジニアとして従事していたのですが、2017年頃にミイダスにバックエンドエンジニアとしてジョインしました。Go言語を主軸として新しくサービスを作ると聞き、魅力を感じたからです。それから約2年バックエンドとして従事した後、金融系のサービスに転職しました。そして2020年の2月に、ミイダスのフロントエンドにポジションを変えて戻ってきました。
ーー今の業務内容について詳しく教えていただけますか?
SREチームというサービスの信頼性を向上させることをミッションとしたチームがあり、細かいバグの修正や突発的に出てくる機能追加、機能改善を担当しています。当初は3人だったのですが、チームメンバーが少しずつ多くなってきました。現在は10名ほどいるチームの管理も私の業務です。
常に技術者としてスキルアップを目指して
ーーミイダスを一度辞めた当時の理由について教えてください。
私はエンジニアなので、技術的に自分が関心のあるところや面白いところに行きたいなと思うんですよね。決済系は難易度が高いと言われているので、エンジニアとしてのスキルアップが期待できると思い、転職しました。
もともとミイダスに最初にジョインした理由も「Goがやりたいから」という似たような理由でしたね。新しい技術やまだ知らない技術を学ぶのが大好きなんです。
決め手はミイダスの複雑性?新しい領域でのスキルアップが鍵
ーーミイダスにもう一度戻ったきっかけは?
これまでバックエンドを主軸でやってきたのですが、フロントエンドも気になっていました。でも機会がなかったため、遠巻きに見ていたんです。
30歳を過ぎてこのままずっとバックエンドだけなのはもったいないという考えを、他社に行った後も付き合いのあったミイダスのエンジニアに相談したのがきっかけです。
スキルアップを望むのであれば、ミイダスではそれができる環境を用意すると言われました。そして以前いたときはバックエンドエンジニアだったのにも関わらず、フロントエンドとして戻ることになったんです。
ーー他企業の選択肢もあったと思うのですが、決め手はなんですか?
ミイダスのフロントエンドの複雑性について理解していたので、そこが一番の魅力でした。ミイダスは転職ユーザーにいかに簡単に使ってもらえるかを工夫しています。様々な機能がありますが、とある機能のビジネスロジックやReduxの構成はかなり複雑な仕組みになっているんです。
複雑な仕様をいかに簡単に見せることができるか、エンジニアの腕の見せどころでした。以前勤めていた時に実際にソースコードも見ていたので、ここでフロントエンドとして活躍ができれば力がつくと思い、また戻ったんです。
ーーHR tech系の他サービスでも複雑性は一緒なのでしょうか?
ミイダスは特に複雑だと思います。検索条件が、他の媒体に比べて多いからです。年齢・前職・スキルなどをポチポチと選んでいったら自社が求める求職者とフィットするものになっているので、そこは他とはちょっと違いますね。それを表立って複雑に見せないためにどうするかが面白いですね。
まだまだ未完成。進め方も自分でつくっていける面白さ
ーー実際に働いていて、仕事の進め方で特徴や違いはありますか?
仕事の進め方に関しては前職と比べると、正直まだできあがっていない部分があるんです。現在、急激に人が増えている時期で、進め方もみんなで模索しながらやっています。逆にそれを楽しんでいます。
誰が何をするのか、決まりきった型はないので、自分ができそうならやってみようとか、前職でやっていたことを当てはめてみよう、など色々なことにトライできるのは非常に面白いですね。
クローズさを感じないオープンなカルチャー。純粋に「仕事がやりやすい」と感じた。
ーー他社と比べて特徴的だと感じることはありましたか?
提案を大切にする会社だと思います。また、人が多くなるとそれなりに部署間やチーム間も遠くなっていくと思うのですが、特に距離感の遠さは感じません。
例えばSlackにご意見箱というチャンネルがあります。そこで随時、ポジションの垣根を越えて「こうしたほうが良いんじゃない?」という提案ができるんです。良いアイディアは、すぐに採用されて翌週にはサービスに実装したりしますね。
あとKP※という社内制度があります。社長の後藤さんの名前が喜悦(キエツ)なのでKP=キエツポイントの略なのですが、良いアイデアを出すとインセンティブをもらえるんですよ。
これが面白くて、初めてKPをもらったときは純粋にアイディアが採用されたことが嬉しくて「やったぜ!」と思っていたら、しばらくすると本当に銀行口座に振り込まれていてびっくりしました。
※KPとは 良いアイデアが採用されたらインセンティブが支給される制度。1KP=1000円で、受け取れる回数やポイントに上限はありません。過去最大で50KP付与された方もいます。アイデアが採用されるかは別として、直感で良いと思った案にはKP付与がされることもあります。
他にはバックエンドとデザイナーの垣根が無いところも驚きましたね。Slackでデザイナーがミーティングをしている際に、自分も聞いてみたいことがあれば躊躇なく「入っていいですか?」と言える雰囲気です。組織の人数が増えた今も変わっていない、オープンな文化は特徴的ですね。
ーー最後に、他社を経験した上で再びミイダスで働くからこそ感じるミイダスの良さや、おすすめポイントは?
組織がフラットで、雇用形態・職種・役職に垣根がなく、とにかく仕事がやりやすいです。スピード感もあり「これどうやってやるんですか?」という質問に対してすぐに返事をくれる方も多い。
その一方で、ルールがまだ全然定まっていないので、これから入る人はルールを一緒につくっていくことができます。
私と同じように技術志向な方にとっても非常にチャレンジングで面白い環境だと思います。システム面ではまだまだレガシーで古い部分もあるので、一緒に改善していきたいですね。少しでも興味をお持ちいただけたら、気軽に話を聞きにきてもらいたいです。
お待ちしています!