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トヨタコネクティッドは「キャリア教育パートナー」として、
Benesse i-Career様を主催にその他14社と協力し、大学生のキャリア開発を応援しています。

就職活動の早期化やジョブ(職種)型採用の進行を受け、大学生が限られた時間の中で職業をできるだけ理解し、キャリアの選択肢を広げられるよう支援しています。

今年度の取り組みについて、実施済みのイベントと今後実施予定のイベントをご紹介します。

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「キャリア教育パートナー」とは？

新卒採用に問題意識を持つ複数の企業が集まり、大学生のキャリア形成を支援するために発足しました。

以下のミッションを実現するべく、活動しています。
１）大学低学年からのキャリアオーナーシップと学びを喚起
２）求められる人材がより多く育つ新しい採用市場の創造
３）これからの時代に社会で活躍できる人材の発見と育成

就職活動の早期化により、学生は限られた時間の中で情報収集をしています。
そのため、元々関心がある分野だけに業界研究を絞ってしまうなど、キャリアの視野が狭くなるケースがあります。
加えてジョブ型採用が進行する中、正確に職業を理解できないまま就職を決めたことにより、採用のミスマッチが生じています。

そこで、学生のキャリア観を醸成しキャリアの選択肢を広げるべく、アクセンチュア様、アサヒビール様、野村證券様など様々な業種の企業14社が「キャリア教育パートナー」コンソーシアムメンバーとして協力し、Benesse i-Career様主催でイベントを実施しています。

働くリアルや業界の未来をフラットに理解できるイベント「キャリアゲートウェイ」

キャリアゲートウェイ（実施済みイベント）

今年の8月6日(土)・7日(日)に「自分のキャリアを描いてみる２日間」と題し、大学1・2年生を対象にオンラインで開催されました。
学生が幅広い分野の社会人から社会・業界・ジョブのリアルを聴き、同年代の他大学学生と交流をもつことを通し、「どんなキャリアを歩みたいか」など自身の価値観と向き合う場です。
フルオンラインでの開催でしたが、総勢1300名を超える学生に参加いただきました。

■伊藤の講演
「各界トップランナーが語る業界の未来図」と題し、IT企業の代表として、業界の全体像、過去・現在・未来を具体的にお話ししました。

実際に登壇した伊藤に、イベントの感想を伺いました。

「学生向けに考えやコンテンツを整理する中で自分自身の考えを整理する良い機会になりました。
また、質問やコメントを通じて学生の興味や感じ方に触れることができたのも良い経験になりました。」

学生から、嬉しい声を多数いただいています！

「ITについてあまり知らなかった・知ろうとしていなかったが、今回のセッションで身近にあるものや近い将来当たり前になるものばかりで聞いていてワクワクが多かった。SDGsと多く繋がる事ばかりで未来についても行動している分野だなと改めて感じた。最後の動画はかなり近いものもあって人の可能性は無限だなと思った。」

「自動車を成長させるためにITを利用する、クラウドでデータを共有しより便利にすることアイデアを考えるのが楽しそうだと思った。それを実現する技術を持てるようにしたいと感じた。」

「技術の進歩が起こることで，予測しうる未来は何通りもあると思うのですが，2005年に作られた映像を見て，およそ15年前から映像のような未来を想像されていてとても驚きました。また，It業界は様々な業界との接点を持つことができるし，持つことがお互いいいよねというwin-winの関係になってきているのかと思い，大変興味深かったです。そのような中で，あらゆる社会問題を感覚的に改善されてきているのではと思えるようになっていけたらと思いました。」

■高柳の講演
「現場のエースが語る『はたらく』の未来図」と題し、ITエンジニアの代表として、自身の職種・経験についてお話しました。

実際に登壇した高柳に、イベントの感想を伺いました。

「学生に対して少しでも先行的な知識、興味を授けられたらいいなぁ、と参加しましたが、思いの外質問がぐいぐい来るので話しながらに驚きました。
日本はIT分野が周回遅れと言われていますが、全体的に見ればその通りだと感じています。
現在は微力だとしても、当イベントのような活動がいずれ大きな波紋になり、日本がITを先行する世界となることを願っています。」

学生からの声も一部紹介します！

「ITのイメージが根本から変わりました。パソコンとにらめっこしているイメージでいたのですが、チームの連携・顧客志向であるところに魅力を感じました。」

「IT業界は、理系しか活躍できないと思っていましたが、文系も大いに活躍できることを知って、より一層興味が湧いてきました。」

「想像を形にする仕事と聞いてとてもカッコイイなと感じました。また、今までもっていたイメージがガラッと変わりました。特に、1人ひとりではなくみんなでワンチームでシステムをつくっていくにはコミニュケーションが大切であるという点が意外でした。」

就活期の会社説明会やインターンシップとは違い、働くリアルや業界の未来をフラットに理解できるイベントとなり、学生たちの興味や視野を広げることが出来たと確信しています。

自らの経験や知見をもとに企画・開発・プレゼンする「ビジネスコンテスト」

ビジネスコンテスト（実施予定イベント）

2022年12月に、上記キャリアゲートウェイを通してキャリアへの意欲が高まった学生達を対象に、ビジネスコンテストが開催されます。
「SDGs課題をアプリで解決！プランを練って企業に挑めっ！」というテーマで、学生たちが自らの経験や知識をもとに企画、アプリの設計・開発、企業へのプレゼンテーションを実施します。

トヨタコネクティッドも審査員として参加予定です！
最優秀となった学生たちをコミュニティ化し、23年度以降に学生主導で企画化する予定もあるとのこと。キャリアゲートウェイを受け、学生がどのように社会をとらえ、ビジネス企画に落とし込んでいるのかを拝見するのが大変楽しみです。

トヨタコネクティッドでは、その他にも産学官連携の取り組みなどを通して、学生との関りを大切にしています。
事後レポートを今後掲載していきたいと思いますので、ぜひご覧ください！