なぜAidtechを創業したのか?
その理由を社長にインタビューしてみました!
安光(インタビュアー):会社を立ち上げたきっかけは何ですか?
福嶋(代表):人材紹介業で4年間働いていた頃、ある課題にぶつかりました。それは「せっかく優秀な人を採用しても、すぐに辞めてしまう」という現実です。
企業は採用に多くの時間やお金をかけています。でも、定着しなければすべてが無駄になってしまう。
“人を紹介する”という表面的な仕事よりも、“その人が長く活躍できる環境づくり”こそ、本質的な支援なんじゃないか。そう考えるようになったのが起点でした。
安光:起業以前の経歴の中で、印象的なエピソードはありますか?
福嶋:実は、昔「爬虫類のエサとしてのゴキブリ」を販売していたことがあるんです(笑)
大学時代に生き物好きの延長で始めた副業でしたが、普通の人が絶対にやらないようなことに本気で取り組んだ経験が、今の仕事にも活きていると思っています。
例えば、ゴキブリを適切に管理・繁殖させるには、温度・湿度・餌・衛生環境などの繊細なコントロールが必要です。
意外かもしれませんが、「人財育成」もそれとよく似ていると感じていて。
環境を整えずに「勝手に育てよ」と放置すれば、人はすぐに辞めてしまう。組織も人も“丁寧な設計”が必要なんです。
安光:なるほど……。まさかゴキブリの話からそこにつながるとは(笑)
他にも印象的だった経験はありますか?
福嶋:あるIT企業で、技術力が非常に高いのに、新入社員がすぐに辞めてしまうという課題がありました。原因を探っていくと、入社後に適切な教育やフォローがほとんどなく、誰も新人に寄り添っていなかったんです。
スキルも大切ですが、「この会社に居ていい」と思える空気や「味方がいる」という安心感がないと、人は長く働けません。
このとき、教育の重要性、そして企業の“内側”を強くする必要性を確信しました。
安光:会社としての今後のビジョンを教えてください。
福嶋:僕たちは、単なる「採用支援会社」ではなく、“定着支援会社”でありたいと思っています。
良い人材を採用しても、その人が辞めてしまっては意味がないじゃないですか。
だからこそ、組織の内側を整え、働く人全員が「この会社で働いていてよかった」と思える組織を作る支援をしたい。そんな想いで、伴走型の支援に力を入れています。
安光:熱い想いがあるんですね!現在の従業員の方々には、どのような特徴がありますか?
福嶋:みんな、一度は大きな挫折や失敗を経験している人たちなんです。でも、その経験を乗り越えて、今を変えようと努力している人たちばかり。
そういう人たちって、人の痛みが分かるんですよね。教育でも採用でも、相手に寄り添える力がある。
だからこそ、僕たちのような“人の未来を支援する”仕事にぴったりなんです。
安光:逆に、合わない人材はどのような方でしょうか?
福嶋:正直に言えば、「なんとなく」で生きてきた人は合わないです。劣等感も敗北感も感じたことがない人は、他人の本当の痛みに気付きづらい。でも、そういう経験があって、「変わりたい」と思っている人なら、僕たちは大歓迎です。
安光:最後に、求職者へのメッセージがあればお願いします。
福嶋:まず、自分の「好き」にもっと誇りを持ってください。
たとえそれがゴキブリだったとしても(笑)
本気でやれば、必ずどこかに価値がある。
社会に出ると、周りと比べて自信をなくしたり、個性を隠してしまったりしますよね。でも、“あなたらしさ”は絶対に武器になる。
僕たちは、そんな「好き」や「想い」にもう一度火をつける場所を作っていきたいと考えています。
一緒に、“誇れる仕事”をしたいと想っている方の募集をお待ちしております!