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インタビュー vol.1|株式会社SUBARU様から見たレモンタルト

写真右から、株式会社SUBARU DI推進部 佐々木様、小川様、レモンタルトメンバー4名
※写真撮影時のみマスクを外しております

レモンタルトの創業初期から様々なプロジェクトでお付き合いをさせていただいている、株式会社SUBARU様へのインタビューをお届けします。お話を伺ったのはデジタルイノベーション推進部の小川様、佐々木様(以下敬称略)のお二人方です。レモンタルトの実際の仕事の向き合い方や、お客様とのリアルな関わり方を皆様にも知っていただけたらと思い、お願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

イノベーション創造をデジタルで支援する

お時間をいただきありがとうございます。最初に、仕事内容など自己紹介をお願いします。

小川:株式会社SUBARU デジタルイノベーション推進部の小川秀樹です。デジタルやデータを使って会社をイノベートするためにコンサルや実装など何でも行っています。他の部署をイノベートするためのパートナーよりも社内コンサルに近い仕事かもしれません。

佐々木:同じく、デジタルイノベーション推進部の佐々木礼です。今年4月に異動しまして、それまではエンジン設計を15年半、車両性能の取りまとめを4年半ほど行ってきました。水平対向エンジンの設計から、車両性能の取りまとめ、北米環境性能の戦略立案/実行といったバリバリの車両開発に長い間取り組んできたので、今の部署は全く新しい環境に感じます。

レモンタルトとの出会いについて教えていただけますか?

小川:代表の武村さんとは前職から合わせて2年ほど一緒に仕事しています。はじめはデータエンジニアとして動いてもらっていました。レモンタルトと仕事する現在も「いざとなったら武村さんが何とかしてくれる」と思える信頼感は大きい。私もエンジニアとして彼の実力を知っているから安心して任せられます。


一緒に、ものづくりしていけるチームパートナー

昨年12月からは常駐もさせていただき、弊社の色んなメンバーが関わらせていただけるようになってきています。SUBARU様にとって、レモンタルトはどのような存在でしょうか?

小川:我々と一緒にテックを使ってイノベーションを創造していく、チームメンバーのような存在かと思います。「要求通りしっかりやる」「要件定義をしっかり固めて発注する」ような付き合い方ではなく、一緒に動き、作りながら進んでいく。アジャイルと言ってしまえばそれまでですが、それともまた違うドライではないパートナー。人間同士でつながっている有機的な関係性だと思います。

通常のシステムベンダーでは、クリエイティブなイノベーション創出業務であっても要件定義から始めてしまいます。ウォーターフォール型の鉄板の動きで、課題や問題、あるべき姿と現状のギャップを考え、課題形成してからソリューションを作る。旧来のコンサルティング会社では何も作らずにあるべき論を語り続けることになりますが、これも全然良くないやり方です。

新しくものづくりをする案件において大切なのは、企画を整理して決定できるものは決めた上で、すぐに実現性をテックで検証したり、見せられるカタチにデザインしていく動き方です。レモンタルトとはこうした動き方ができています。普通のベンダーでは難しいでしょう。

また、レモンタルトの場合は、この件はこの人に相談しよう、と個人名がすぐに出てきます。営業を中心に顧客対応の窓口がある普通の会社と違って、専門のメンバーにフラットに直接相談できるのも強みですね。



忌憚なく話せる関係性がイノベーションを生む

佐々木:ウォーターフォール型の仕事をする会社が相手では、こうした腹の割り方はできません。オープンイノベーションのマインド、やり方が徹底している。自動車の開発に長く関わってきた身として、日々驚かされます。服装ひとつとっても「仕事をする服装じゃない」と言われることも…。

武村:我々も私服を着て働いていると、大学生みたいでいいわね、と社外の方に言われることがあります笑。怒られている人たちでオープンイノベーションに取り組んでいます。

佐々木:車の会社が変わらないといけないのは、たぶんそのオープンイノベーションのマインド。富士重工業からSUBARUに本当に変わりたかったら、そこを変えないとだめだと思う。

小川:僕らの会社の立場で考えたら、レモンタルトのような会社と対等にお互いで付き合えるようになると本当の変革だと言えるんじゃないでしょうか。

命令に従う人がほしいわけじゃない。旧態依然のスタンスの会社は多くありますが、そう気付き始めています。「単なる受発注の関係ではいけない」と思ってきているはず。レモンタルトのような新しい会社はそのトレンドに乗っていかないといけない。ある意味で仕事を選んでしまっていい。ポリシーをもって仕事を選んでいるから、イーブンな関係になれると思います。特に武村さんは「俺はこれがいいと思う」と頑固な思いを持っている。ネーミングセンスがないと言っても変えないこともありました笑

エンジニアとしてきちんとしたものを作りたいのはみな同じ。忌憚なく話せる関係性を築けることもレモンタルトが我々のパートナーである理由かもしれません。


単独でも強いけど、チームになるともっと強い

ほかにも仕事をする上で、レモンタルトがいいなと感じるところはありますか?

小川:特徴はタレントの揃いぶり。各メンバーに得意領域があり、ひとつのチームになっている。ボクシングもリーグ戦はチームで戦うように、強い個人が集まって個の能力を超えたチームになっているようにみえます。

武村:会社としては良い人を集められてきていて、嬉しいです。

小川:技術屋の集団を要素分解していくとテックがディープに強いエンジニアがいることが大切ですが、それだけでは不十分。エグゼキューションできる人が必要です。レモンタルトにはコンサルタントがいて、テックとビジネスの両方の視点を理解しているから技術をビジネスに落とし込むのが上手い。さらにはマーケターも揃っている。誰がサービスを使うのか、どのような価値を提供できるのか、結果としてどんなビジネスインパクトを生むかまで考えられます。

私が様々なプロジェクトに参画して思うのは、デザイナーの存在は絶対に必要だということ。ぱっと浮かんだアイデアをカタチにしてくれたり絵を描いたりできる人がいるかどうかで全く違う。クリエイティブにこだわりを持つあまり柔軟性のないデザイナーもいますが、そうではないメンバーがレモンタルトには在籍しています。

チームで価値を創っていくには、異才な人や多様性が必要です。それぞれのスキルは前提として、共通の思いを共有しているからチームになれる。この世代で優秀な人が同じ志を持って集まっているのはなかなかの奇跡だと思います。

武村:メンバーを募集するときに「本当にこの人はできる」と思わないと誘いません。

小川:その誘い方でメンバーが集まっているのに驚きます。「類は友を呼ぶ」でこだわりを持つ異才な人間が寄せられているのでしょう。さらに、こだわりを価値にできるマネジメント、そうしたメンバーを集めるゴールがあって皆で共有できている。


個性が集まる、タレント集団へ

今後のレモンタルトに期待することはありますか?

小川:誰かと一緒にテックを使って創造をしていくチームパートナーとして、このままもっとチャレンジしてほしいですね。そしてこれだけのタレントが集まっていると自らプロダクトも作れちゃうと思う。

武村:DX推進はないがしろにせず本気でやりながら、そのなかで浮かび上がった課題をソリューション化したい気持ちもあります。エンジニアやHRなどまだまだ人が足りない。

小川:自分たちのやりたいプロダクトが見つかったらおもしろそうだし、一緒に新しいチャレンジをしたい仲間がWantedlyで集まってくれたらいいなと思います。

小川様、佐々木様、本日はありがとうございました。


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