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ジャカルタ新聞の記者がWebサービスで社運をかけたプロジェクトを担うまで


今回は運営部 田村さんにお話を伺いました!

■まず初めに自己紹介と入社経緯をお願いします。

前職ではインドネシアの首都ジャカルタで新聞記者をしていました。元々海外好きだったのと、若い時にしかできない経験があるんじゃないかと考え、新卒でジャカルタ生活に飛び込みました。言葉も文化もわからない全くゼロからのスタートでした。もちろん言葉を話せないと生活ができないのですが、勉強をしたというよりは生活していく中で自然と叩き込まれていました笑ルールやインフラが整備された日本とは異なった枠組みの中で生活している人たちを見ていると、毎日が発見の連続でとても有意義で勉強になりました。

■なぜ帰国後はコロンを選んだのですか?

日本に帰国後、大学時代の友人に紹介してもらったのがコロンでした。これまでのジャカルタ生活でオンラインサービスに関わることはなかったので、未知の世界ではありました。ただ、「キャリアリセットの機会が来た!」というチャレンジ精神が掻き立てられたのと、コロンは何よりお客様に対して真剣にサービスを提供している、心の通った会社なんだという話を聞き、そこに大きなワクワクを感じたためです。

■インドネシアでの生活から一転、日本で働き始めて感じたことを教えてください。

オンラインサービスの開発とは?というゼロの状況からのスタートで、最初は自分にとってよくわからない横文字のIT用語、ビジネス用語がたくさん飛び交っていました笑ただその中でも前職から共通して積み重ねてこられたと感じることがあって。それは話を聞きながら色々な情報を繋ぎ合わせて全体像を整理することですね。これは記事を書く上でも重要なことですが、現職でも例えばメンバーの認識を確認する場面で状況の整理は必要になります。前職で培ったスキルが役立っていると思います。




■重大プロジェクトのリリースを経験して感じたことはありますか?

今回私が携わっているプロジェクトの主な目的は、サービスの画面表示や応答の速度を改善することです。お客様にストレスなく、快適にサービスをご利用頂くことがゴールです。この目的を遂げるために、技術課題から解決するアプローチをとりました。具体的にはPerl主体のシステムをフロントエンドはReact.jsで、バックエンドはPython(Django)でリプレースしました。約20年間のサービス運営で入り組んだ造りになっている部分があるため、不具合が起きやすい環境になっていたり、開発速度が思うように出なかったりする側面がありました。主目的は「速度を改善する」ことでしたが、一つひとつ整理していくことで、「あ、あれもできる、これもできるじゃん」と、同時に倒せるピンが増えていきました。これまで、個人のキャリアの中で「100%やり切った!」と実感できる仕事は少なかったのですが、このプロジェクトを通して、歯を食いしばって最後までやり切ったという大きな達成感を得ることができました。任せて頂いた、成長の機会を与えてくれた会社に対して感謝ですし、プロジェクトを一緒に推進してくれたメンバーにも感謝しています。最近、主要機能のリプレース版をリリースし、一区切りつけることができました。これからはしっかりPDCAを回せるよう、KPIやお客様の声をベースに施策を打ち続けたいと思っています。

■会社全体を今後どのようにしていきたいですか。

今年は新型コロナの流行もあり、財務的にダメージを受けている企業も多い中で、こうしてサービスを継続的に成長させられていることは、すごくありがたいことだと感じています。だからこそ、ユーザー価値に対して積極的にトライし、従業員同士で建設的な議論を重ねていきたいと思っています。これが浸透すればより強い基盤を持った会社に進化できると信じています。

■最後にコロンの魅了を教えてください。

大企業のように制度や仕組みが完全に整備されているわけではありませんが、反面、スタートアップのように全てをゼロから始めなければいけないような状況でもありません。ITベンチャー的なマインドと、約20年で培ってきた成功体験がうまく融合した文化です。世の中の変化に対して流動的に柔軟でありながらも、社としての軸がぶれない良い環境で仕事ができていると感じています。また、私が経験させて頂いたように、キャリアの中で「こんなことがやりたい!」という意思が明確にあると、自分の力でどんどんチャレンジできるのがとても魅力だと思います。

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