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『自分でコントロール出来ること』と、『自分でコントロール出来ないこと』をしっかり区別すると、上手く生きれる -トライアスロンとウルトラマラソンから学んだこと-

自分でコントロール出来ること以外は、そんなに気にしない方が良い。

『そんなに』気にしないほうが良いというだけなので、無視はしない方が良いです笑
認識はしておいて、どうにかしようと意気込む必要はない。

※以下、ドMエピソードです。笑※


トライアスロン中やマラソン中って、息は苦しいし、脚は痛い。それでも止まってしまっては、ゴールにはいつまでもたどり着けない。
じゃあ、脚の痛みを取り除くことが出来るかといえば出来ない。息が上がらないで走れることは無い。日差しが暑い。後続の選手に抜かれていく。この状況で自分にコントロール出来ることってなんだろう。『どんなに遅くても機械的に手足を動かし前に進むこと』しかない。じゃあ、痛いし苦しいし暑いけど、進む。そうしたら、いつの間にかゴールが来る。
脚の痛みも、苦しさも、後続の選手たちも、全部自分ではコントロール出来ないことなんですよね。笑
だから、嘆いても、痛いと叫んでも、解決しないんです。
ゴールにたどり着くためには、進み続けることしか自分に出来る事がないわけです。そしてたどり着いたゴールが、格別なものなんです。他の誰でもない、自分の力で手繰り寄せたゴールですから。

※ドMエピソード終了。

仕事をしていても、プライベートでも、自分にとって良くない事やムカつくこと、受け入れられない事は絶対にあるし、起こります。
ここで怒りや悲しみを覚えると、損だと思いますし、自分の状態を悪くして色々とパフォーマンスに悪影響だと思うんです。
良くないことが起きた時はまず落ち着いて、『自分にコントロール出来ること』か『自分にコントロール出来ないこと』を区別することです。自分でコントロールできるのであれば、絶対に解決した方が良いですよね。ただ、そうはいかないパターンの方が多いと思います。これが厄介。

自分でコントロール出来ない事、いくらでも起きます。そして多くの場合、自分の人生に良い影響がない。笑
・部下が納期を守らない
・取引先からの返事が遅い
・雨が降って外を走れない
・好きな人に恋人が出来てしまった
・自分よりも大きな成果を同僚が挙げた
・楽しみな予定があるのにそこに仕事が入ってしまった
・上司や友人、恋人、家族が信用してくれない
etc…

こんなことって生きてればありふれていますよね、ほんと笑
そして起こる度に、イラつき、怒り、悲しむ。

僕も以前はそうでした。部下が仕事遅いからイラつき、取引先の返事が遅くてイライラし、自分よりうまくいく人を妬み、なぜ自分を信じないんだと怒り、、、今思えば非常に無駄でした。

さっきも言ったように、コントロール出来ないわけなので、どうしようもなくないですか?
部下がモチベーション上げてくれないことや、取引先の仕事がもたもたしている事、他人が成功を収めたこと、自分を信頼してくれない事、全部自分ではどうしようもありません。

他人の感情や行動をどうにかしようとすることは、最上級に難しいと思います。というより、無理です。

なので、こういうことが起きてしまった時は、『ああ、なるほどね』と状況を理解するに留め、その状況自体をどうにかしようと思わないことです。そうすれば、負の感情は持たないで済みます。

しかし、コントロール出来ないことの中にも、どうにか出来ることもあると思います。

例えば、部下が仕事遅いのであれば、『仕事が遅い事』を直接どうにかしようとするのではなく、部下を取り巻く状況を考える。

タスクが多すぎるのではないか?承認を得なければいけない数が多すぎないか?期日の設定はそもそもきつすぎないか?あいつ最近休んでなくて、疲れすぎなんじゃないか?

こういうことは、部下ではなく自分だから解決できることですよね。むしろ率先して解決することで、部下が今よりも仕事を早く遂行できるようにバックアップします。その結果部下の仕事が早くなれば、それこそが自分が望む状態なはずです。

自然現象や、他人の感情・行動・結果。これが自分に利益がない方向に働いた場合は、一旦落ち着くことです。そして、『自分でコントロール出来ること』と『自分にコントロール出来ないこと』に区別して、『自分にコントロール出来ること』に集中すること。これを習慣づければ、仕事もプライベートも、必要以上にストレスを抱えることなく進められます。

まあ、ゼロにはなりませんが。笑

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