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[メンバーインタビュー]"クラウド✖︎ものづくり"+"事業企画✖︎英語"=MODE

Photo by Erik Mclean on Unsplash

Q:Shuさんのバックグラウンドを教えてください

国内営業から始まり、海外営業、新規営業企画、新規事業企画へ

私は新卒で住友電工の子会社に入り、3年住友電工のメーカー営業をやった後、三菱ガス化学で半導体の素材の営業をやっていました。三菱ガス化学では国内営業から始まり、海外営業、新規営業企画、新規事業企画など、およそ9年に渡り営業から企画など幅広く経験させてもらいました。今まで営業ばかりやっていた私が初めて企画職になった時には、体系的にビジネスを学ぼうと、働きながら東京都立大学へ通いMBAを取得しました。その時学んだロジカルシンキング、フレームワーク、各種の経営理論、仮説思考、論点思考などは今も仕事でいきています。

”ものづくり”畑にいた私が魅了されたクラウドの可能性

私は大学生の時、自分で劇団を作り舞台をやっていたんです。仲間を集めてプロダクトを作ってPRする、そういった仲間と一緒にゼロイチで創り上げていく過程がとにかくとっても楽しかった。ビジネスのフィールドでもゼロイチで何かを作り上げるというのはすごく楽しいことなんじゃないか、そう思い新規事業の立ち上げに携わりたく転職をすることにしました。次の会社であるVAIO株式会社は、ソニーのパソコン部門が独立して設立されたメーカーでした。私が入社した時は、本当に立ち上がったばかりだったので、ビジネス系の人は誰もいませんでした。対峙するお客さんは比較的スタートアップ企業が多かったので、”ものづくり”はよくわからずできないけど企画はあるというお客さんが多かったんです。そこに”ものづくり”の営業をずっとしてきた自分の経験を生かすことができました。VAIOの工場はアイボを作っていたのでロボットが作れるんです。そのため、EMS(製造受託)でロボットの受託を受けることも多かったですね。そしてまさにその現場で、モノがインターネット(クラウド)に繋がっていくという過程をみる事になるんです。今まで”ものづくり”ばかりやっていた自分でしたが、これからはクラウドだ!と強く感じました。

AWSを超えて世界No.1のシェアを奪うべく孤軍奮闘した日々

そしてクラウドビジネスをやるべくソフトバンクに転職した私は、入社して一年目にアリババクラウドを日本で売るというジョイントベンチャーに出向してクラウドビジネスをやり始めました。アリババクラウドは1日3.5兆円(2018年11月11日実績)のEC決済・発注を捌くことができる強固な基盤を有していたため、AWSにもしかしたら勝てるかもしれないという期待感もあり非常に刺激的な日々でした。とはいえ、当時の私はITリテラシーが低くクラウドのことも良くわかっていなかったので、キャッチアップはものすごく大変でした。半年くらいは勉強ばかりしていましたね。ただ知識をつけてからは、クラウドを知っていて、かつ”ものづくり”の現場を知っている人が少なかったので自分の今までの知識や経験が武器になりました。その後、コロナ禍となりかつ中国に地政学的リスクが高まり、合弁会社はソフトバンクに吸収されることになりました。マーケットシェアを奪うべく日々戦っていた目標がなくなってしまったことはとても辛く悔しい経験です。

その後、ソフトバンクに戻ってからはクラウド系のビジネス企画をしていたのですが、キャリアに関してモヤモヤしていました。副業もしてみたけどなかなか副業以上にはならない、何か一つ突き抜けた経験をしないとこのまま中途半端なおじさんになるのではないかなと思いました。もう一度新たな環境で勝負しよう、そして新たなものを生み出していきたい、そう思い転職を考え始めました。

Q: MODEに入社した決め手はどんなところですか

MODEのJD(Job Description)はまさに自分そのものだった

自分の強みは、”クラウド✖︎ものづくり”、そして”事業企画✖︎英語”。この軸で考えた時に、GoogleやAWSなどハイパースケーラーに行こうと思っていたので、正直スタートアップは対象外だと思っていました。しかし、MODEのJD(Job Description)をみたら、自分そのものだった。そこでMODEの話を聞いてみると、少ない人数の割に思ったより売り上げがあるのにまずびっくりしました。その後CEOのGakuさんを始めメンバーとも話をしたのですが、コミュニケーションが取りやすくスムーズに仕事ができそうなイメージが沸きました。IoTは難しいビジネス、やろうと思ってもなかなか誰もできないビジネスです。そんなフィールドでビジネスを創り上げる経験は、今後のキャリアにとっても非常に良い経験になる、そう思い入社を決めました。

Q: MODEでチャレンジしていることは?

競合プレーヤーがいない、今がMODEのチャンスでもあり正念場

昨今、物流や工事系のクライアントでは少子化と残業規制の問題で人手不足が深刻な問題となっています。そのため、センサーとクラウドで自動化し業務を省力化したいというニーズが増えています。一方、数あるセンサーメーカーは、クラウドにつなげたいと思っているんですが、なかなかビジネス設計ができなかったりシステムが作れないところが多い。そしてメーカーを超えて統合してデータを分析できるようなプレイヤーがいないのが現状です。

MODEの強みはなんといっても、あらゆるセンサーを扱うことができ、比較的安価で速く確実にデータをあげれるところです。IoTはまだ新しい領域だからこそ前例がなく、自らビジネス企画し提案し確実にお客様にシステムを届ける必要があります。しかしIoTによりリアルワールドがセンサーにより可視化され、より具体的な指標を持って自社のビジネスをアップデートすることができる。非常に難しくはありますが自分たちの一歩がこれからの日本企業の未来が変わる一助になると思うと、とても楽しみで仕方ないですね。

Q:Shuさんの趣味はなんですか

楽しみながら英語学習とビジネスのヒントを見つける週末

休みの時には、Netflixを観ていることが多いです。韓国ドラマや日本のドラマを英語でみて、楽しみながら英語の勉強を続けています。今まで見た中での私のおすすめは「スタートアップ: 夢の扉」という韓国ドラマです。若いエンジニアが事業を作って成功していく過程が描かれているんですが、勢いがあって面白いです。また、ベンチャーキャピタルのマネージャーが的確なアドバイスをするところが個人的には勉強になります。

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