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[ 代表インタビュー ] 大企業, ベンチャー, 子会社社長から官僚まで経験し、辿り着いたベンチャー創業。「ゼロから挑戦したかった」清水さんの原動力に迫る。

本日は、2018年9月に創業、霞ヶ関にオフィスを構えるベンチャー企業「アライン」代表 清水さんにお話をお伺いします。聞いたところによると元内閣官房だとか...。そんな清水さんがなぜ今、ベンチャー創業なのか?その原動力とは? 気になるアレコレを質問させていただきました!
※ 新型コロナウイルス蔓延による自粛のため、ZOOMにてインタビューを実施しました。

ー本日はよろしくお願いします!まずは簡単に清水さんのご経歴を教えてください。

現在、2年前に立ち上げた “アライン株式会社” の代表取締役です。
ここに至るまでに、新卒で大企業(国際電信電話 *現KDDI), その後ベンチャー企業(フューチャー *当時はベンチャー企業だった)、そのグループ会社で社長、内閣官房と様々な経験を積んできました。


オフィスでインタビューを受けて下さった清水さん。終始、物腰柔らかくお話してくださり、とても明るい雰囲気のインタビューだった。


ー大企業、ベンチャー企業、社長に内閣官房... 華々しいご経歴です...!そのご経歴を経て、なぜ “起業” しようと思ったのですか?

だって、”面白いこと” をしたいじゃないですか〜!
僕は会社として数字を出すのは得意なんですけど、数字を出すだけではなく、形になると面白いことがあると思っているんです。
また、例えば大企業のように1,000人いればやり易いこともあるんですけど、少人数でも形にできる世の中になってきましたし、機動的な組織を作りたい!新しい作品・サービスを作りたい!そのためにはゼロからやった方がいいんじゃないか!と考え、「アライン株式会社」を創業しました。

ちなみに、200人くらいの会社の社長を務めた経験や、その後も他の会社で社長にならないか?と声をかけていただく機会、つまり過去に社長になった経験や社長になる機会もありましたが、そういう場合、自分のやりたいことをやるのにすぐ3〜5年とかってしまうんですね。一度組織ができてしまうと、すぐに変えることができないんです。

そういったことも踏まえて、僕としては「面白いことをしたい」「ゼロからやってみたい」と思ったので、会社を創りました。


華々しいご経歴の裏には「面白いことをしたい」という清水さんの想いがあった。


ーいつから「面白いことをしたい!」「ゼロからやってみたい!」と起業を志していたのでしょうか?

新卒入社したKDDIを退職したころ、28歳くらいのときからでしょうか。
KDDI 退職後に入社したフューチャーは、日本初のITコンサルティングファームである “フューチャーアーキテクト” を子会社に持つ「発明家と起業家の集団」を標榜するベンチャー企業(*当時)で、起業の練習だ!と思い、入社しました。


ーでは、”起業” はずっと温めていた想いだったのですね。起業のきっかけとなった経験は、遡れば KDDI でのご経験にあるのですか?

そうですね。
当時、出向いたインド・パキスタン・バングラデシュでの経験がきっかけです。商社から依頼を受け、海外の拠点をデータ通信で繋ぎシステム構築するという経験をしたのですが、「終わるまで帰ってくるなー!」と言われながら、1人で現地に出向き、途中で機材が壊れたり、現地の人と交渉したり、お腹をずっと壊しながら仕事したりして、ぜ〜んぶ1人で対応していたんですね。ちなみに同期は華やかなニューヨーク、ヨーロッパ、中国担当などにアサインされてて、一番過酷な地域が僕の担当だったんです。

大変な経験だったんですが、泥臭く取り組むことや、全部自分でやらないと終われなかった経験によって、吹っ切れて「もうなんでもできる!」というマインドになりました。


KDDI で働いていた時の写真。右はインド出張中。

ーなるほど!当時の経験が原点となり、ベンチャーに転職されたのですね。

そうです。
当時は「ベンチャー」という言い方はしなかったものの、フューチャーは200名弱のベンチャー起業で、僕はいわゆる ITコンサルティングのお仕事をしていました。そうして、会社がどんどんM&Aを進めていく中で、大きな赤字を抱えていたグループ会社の社長を任されたんです。僕の中では、KDDIでインドに行ったのと同じで、1人でなんとかしなきゃという状況でしたね(笑)

ー確かに...同期の中で一番過酷な環境に行かされるのと、大きな赤字を抱えた会社の社長を任されるのは、似たパターンを感じますね。。。ひょっとして清水さんはそういう ”くじ” を引いてしまう傾向があるんでしょうか(笑)?

なんでしょうね〜(笑)?
僕は結構暇そうに見えるらしくて!良く言えばいつも余裕があるよねとも言われますが。
とにかく当時は黒字にしてくれと頼まれまして。

ー清水さんに白羽の矢が立ったからには、何か理由があったに違いありません!
ご活躍されていたからこそ、お声がかかったのでは...?

う〜ん。
強いていうならば、”火消し” が得意だったからでしょうか。
フューチャーで取り組むような大きなプロジェクトって、大きいからこそだんだんとトラブルが増えがちなんです。そうして納期が遅れるごとに損失が出てしまうんです。そんなトラブルを解決することが得意で、よく任されていました。

達成が危ぶまれ、周りのみんなが慌てるところ、僕は「できないものはしょうがないよね」と冷静にぼそっとつぶやき整理していくイメージですね。当時の後輩に言われたのは、清水さんだけあの状況下でまともだったと。

ー結果として、グループ会社の社長として黒字転換できたのですよね。

はい。
数字をみて、どこに問題があるのかを見つけ、そこからあらゆる解決策を出して、それらをちゃんと実行すれば形になります。

(清水さんは明るくさらっと謙虚にお話されますが、やっていることはとっても “すごい” の一言です...)


当時、採用活動のために撮影したお写真。

ーそこから、内閣官房にご転身されたと思いますが、どのような経緯だったのですか?

フューチャー創業者から声をかけていただいたからです。
当時はちょうどマイナンバーの仕組みが稼働する前で、そのような大規模システムの知見者が役人の中にはなかなか居なかったために、内閣官房で民間人を探していたとのことでした。

僕は当時、グループ会社の統廃合を進めていたんですが、それも落ち着いてきたタイミングに、たまたまトイレでフューチャー創業者と会ったんです。そして「最近、何をやっているんだ?統廃合は終わったから暇だろう?」と言われたんです。あ〜これは何かあるな、と思っていたら、官房が人を探しているがどうか?ということでした。そして、じゃあ行きましょうか!と。

ーまさか “内閣官房が欲しがっている”、とご自身のキャリアで声がかかるとは思わないですよね。しかも「じゃあ行きましょうか」と回答したんですね!

未知の世界だし、面白そうだなと思いました!

ーやはり「面白いことをしたい」というのは清水さんのキーワードなのですね。

あとは僕はキャリアパス上、そういうオファーを断ったことは、一度もないですね。
そういうのって、結局やってみないと分からないし、断るほどの理由もないと思ってて。

ーちょっと意地悪な質問ですが、絶対に受けたくないオファーはなかったということでしょうか?

いや〜、ネガティブに感じるものはたくさんありましたが(笑)
でも行ってしまえば新しい人たちとの出会いがあり、頑張ろうねという雰囲気も作りやすく...、実はトラブルを抱えているプロジェクトや赤字の会社って立て直しやすいんですよ。みんな危機感を感じているから。そこで成果を出せば救世主になれますし。

ー理屈はわかるのですが...逆に、赤字の会社、プロジェクトには絶対に関わりたくない人もいるじゃないですか。

はい(笑)
それもあって、僕に回ってきたと思うんですけどね(笑)

ーでは内閣官房でのお話をお伺いしたいのですが...、内閣官房のイメージが湧きません。どんなお仕事を任されるのでしょうか?

私の上司となった内閣情報通信政策監(政府CIO)からまず言われたのが「何もしなくてもいい、黙って周りをみておけ。」と。しかも1ヶ月ですよ?最初はどういう意味かわからなかったんですが、「1ヶ月もいればやるべきことがわかるだろう」ということでした。そうして、ものすごい仕事量であり、課題も山積みということが見えてきたんですよね。慌てず着実に、優先順位をつけてやりなさいということが理解できました。

仕事の内容としては IT の仕事をお手伝いするのは当然のこと、各省庁の間で止まっていたり、縦割りでうまくいかないことがあったりするものを、間に入って調整する役割なども担いました。あとは国と自治体の間に入ることもですね。国の人が突然自治体にいくとピリピリした空気になってしまうことも多いので、「僕は国にいますが、民間の者ですから」と間に入り、うまく持っていくというのが僕の役割かなと理解して動いていました。


「何もしなくてもいい。」ってどういうことなんだろうな〜と思っていたとお話する清水さん。


ー行政機関と民間企業で働くことの違いって大きいと思うんですが、はどのようにお考えですか?

行政機関には「結果(数字)が良ければいいじゃないか」という理屈は成り立たないんですよ。

ー...というと...?

例えばA省の所管(仕事)と決まっていたら、例え他省庁に良いアイデアや事例があってもA省がやらなければならないとか。あとはどんなに良いものと思っても、政治家がダメと言ったら進まないですし。ステークホルダーがダメと言わないように調整しない限り、たとえ “いいこと” でも実現できない。一つのことを実現するためにめちゃくちゃ根回しが必要な世界です。僕も調整は得意なほうでしたが、元々の役所の人にはかなわなかったので、一緒にやってくれた本当の役人の方に頼りきりでした。


ーそうなんですね!根回しが苦手な人には厳しい世界のイメージになりました。

僕はそんな中で、どちらかというと他の人がやりたがらない「お願いしにいく」とか「頭を下げにいく」とか、そういう役回りをやっていました。役人の方は怒られてバツがつくと出世できない文化だったりするので。僕は出世は関係なかったので、怒られそうな案件は僕に持ってきてもらって、そのかわりに僕の案件も手伝ってね!という感じで仕事をしていましたね。

ーあれ??もしかしてここでも “火消し” ですね!

そうなんです。
どこでも “火消し” なんです(笑)

ー清水さんはパッションがモチベーションの方だと感じているんですが、内閣官房はパッションは通用する世界だったのでしょうか?

パッション、通じますよ〜!
「子育て× IT」という分野に取り組んだときは、まさにパッションで取り組んでいました。“子育て” に関する手続きはとても大変でやることも多いんですが、それを ITの力を使ってまとめよう、というプロジェクトです。
ただ、プロジェクト半ばで各省庁の利害関係の調整が上手くいかなかったり、有識者会議でもつっこまれたり、進まなくなってきてしまったんです。

その状況で、「絶対にこの状況を打開してやろう!」と思って、インドの話じゃないですけど、すごく泥臭いことをチームで取り組み、誰も文句を言えないような情報をとってきて、まとめてどうだ!と提出したら、それが通りました。事実(データ)は武器になるんです。
誰もここまでやらなかっただろう、というレベルまでやって、成果をだすことができたプロジェクトでした。

NHKや中日新聞に取材していただいた子育て関連の取組み


ーなるほど、そうなんですね!どういう世界かというより、自身がどういうスタンスで取り組むのかという点が大切なんだと感じました。

はい。役所で言えば、何もせずとも時期を待って異動していく人もいますが、僕が任されているプロジェクトならば、責任を持って成果を出したいじゃないですか。そして、成果を出すためには、地道な積み重ねが必要だと思っています。

例えば、アラインで取り組む大きなプロジェクトに「食品ロス削減プロジェクト」があります。
そこではITだけでなく、メーカーも卸も小売も全部束ねた上で最適化しなければいけないというグランドデザインを描いて前に進めます。ただ、一見壮大なプロジェクトに見えますが、やっていることは目の前の部署の人と課題を洗い出して、どうしたら解決できるかを日々「う〜〜〜ん。」とあれこれ言いながらやる地道な仕事です。でも、大きなグランドデザインがあれば、目の前の地道なことの積み重ねも目標を失わずにすみますよね。3つの目(鳥の目・虫の目・魚の目)が大切だと思っています。


ーそうしていよいよ、内閣官房を退任したのですね。

官房での仕事が一段落したタイミングで退職を決めました。ただ、すぐに起業はせず、一旦は古巣のフューチャーに戻ることにしたんです。というのも、2年間内閣官房に勤めたので、民間企業をゼロから立ち上げることに対して少し不安があったからです。
でも、フューチャーであるビッグプロジェクト(...の火消し。いつものですが....笑)に携わらせていただき、結果を出すことができて「僕はまだまだいける!」と確信することとなりました。そのプロジェクトを一段落させ、退職し、「アライン」を創業しました。

ー自信を取り戻すきっかけとなった、そのプロジェクトはどんな火を吹いていて、どう消したのですか?

その企業の経営者の方がとてもクレイジーで、通常なら2年かかる全く新しい情報システムの企画・構築を半年でやってください、と。それがどうやら期限内に実現不可能なようで、トラブルになっていました。例えるならば、注文住宅をゼロから設計して、土台から一軒家を作るプロジェクトなのに、プレハブの建物を建てる期間でやってください、というイメージです。

お客様担当者からも “このプロジェクトがうまくいかなかったらクビです(泣) と言われるほどだったんですが...「わかった!」と、それでまず取り組んだのは、その経営者の前でプロジェクトの完成形をイメージできる物を見せることに注力し、まずは半年で、その経営者が一番気にされているところを仕上げました。「できてますよ!」と動画を作ってお見せして、その経営者の期待値・スピード感に合わせていきました。(といっても裏はひどいシステムだったんですが...。最終的には完成まで持っていくことができて、無事にお客様にご利用いただいています。)

ー清水さんがいうには、火消し...というかプロジェクトを成功に導く秘訣とは何でしょうか?

僕らの仕事(ITコンサルタント)はお客様の目線で問題点を把握し、お客様は何を求めているんだろう?を本質的にとらえることが重要です。実はそれが一番難しいのですが。その上で、切り捨てるところは「これは根本解決には結び付かないから、切り捨てよう」と言えることが大切ですね。
「切り捨てよう」を言えなければ、話が進まないし、いつまでたってもゴールにたどり着きません。

ー逆に、失敗するパターンがあるとすれば何だと思いますか?

お客様の求めていることを表面的にしか確認せず、”やることの積み上げ” を優先してしまうパターンですね。
良い物を作る「技術」を持っている人はいっぱいいるんですが、単純にお客様の求めているものを積み上げても良いものにはなりませんし、期待値やスピード感とも合わなくなってしまいます。技術が得意な人ほど、かえってやらない部分が心配になってしまい、切り捨てようという発想が持ちづらい印象があります。また、この製品ならいけまっせ!という感じで安易に製品ありきで進めてしまって、ゴールの手前で頓挫しているケースもよくありあすね。

ーだからこそ、御社の採用したい方は 「技術」もあり「お客様の求めていることを理解できる人」なのですね。

その通りなんですが、中々いないので...
どちらを優先するか?と問われたら、僕は「技術を持っている人」を優先しますね。
「お客様の求めていることを理解する」という部分は、僕がカバーできるので、今後一緒に働く方にはまずは「技術」を身に付けて欲しいと思っています。技術は裏切りません。

ーでは、いよいよ「アライン」起業のお話を伺いたいと思います!
まず社名の由来は何でしょうか?

社名っていざ考えるとなるとすごく難しかったんですよね。色々考えて、考えて、フューチャーで最後に携わったビッグプロジェクトを依頼してくれた経営者の方の口癖である
「清水さん〜、アラインだよ〜、アラインが大切なんだよ~」
が耳に残っていたので、そこから「アライン」という社名にしました。日本ではあまり聞かないし、いっか、ぐらいの感覚でしたが。




ーアライン=ぴったりと方向性を合わせるって、素敵なお名前ですね!!
では、「テクノロジーの社会実装を加速する」を理念に据えた経緯は何でしょうか?

日本は本当に IT の活用が遅れていると感じているためです。
これは様々な意思決定をするお客様トップ層に “ITセンスのいい人” が少なく、世の中を良くしていく上での課題であると考えており、この理念を据えました。

※アラインの理念はこちら(https://www.aligns.co.jp/about/

ー清水さんのおっしゃる ”センスが良い/悪い” とは...?

極端に言えば IT・AI と聞いて、何それ美味しいの?という感じの人はセンスがないですよね。実際にそんなことを言う人はいませんが(笑)、顔を見ていればわかるんですよね。あとは少し前に AI が流行ったときに「流行だから、とにかくうちも AI だー!」と、手段と目的を取り違えていて、世の中の流行りだからという感じで物事を進める人とかですね。そういう方々とは残念ながら一緒にお仕事をしないと決めています。

一方で、その人や会社にビジョンがあり、それを追求するために ITを活用したい、ITに疎くても果敢に挑戦しようとしてトライアンドエラーしたり、感度が高くシリコンバレーの最先端技術に興味があって日々情報を仕入れて何かしよう、取り組もうという方々とは一緒にお仕事していきたいです。また、そういう人はたいていの場合、国家・社会レベルの課題なんかとも合致した取組みをしようとされますね。

ーそもそも日本がITに遅れていると気付いたのはいつ頃なのですか?

KDDIでインドに行ったころですね。

ーそれって、1990年代とかですよね?

はい。当時のインドはすごく酷い環境で1日に数時間電気が止まったりするんですけど、アメリカのオフショア拠点として拡大しつつあって、エリートはシリコンバレーに行っていたり、ベンガルールにインドのシリコンバレーができ始めていたんですね。そして、僕が出張でインドに行くたびに...半年に1度とかだったんですけど、100人のオフィスがビル一棟になりました!とその頃から勢いがすごかったんです。
かたや、そのときの KDDI の上司は「電子メールって人間的じゃないよね〜」と言うぐらいの人もいて、こりゃ日本はだめだ...と感じていました。

ー十数年前でのインドの原体験が理念につながっているのですね。
「テクノロジーの社会実装」とは、どういう意味でしょうか?

人がやらなければならないところと、ITやAIを活用できるところ、それぞれ適材適所で活躍してもらうことを、「テクノロジーの社会実装」だと考えています。単にIT化すれば良いというものではなくって、人とテクノロジーが上手く共存すること、お年寄りでも抵抗感無く使えるとかも重要だと思っています。

ー日本はそれが立ち遅れているのですね。

その通りです。
例えば、今関わっているお仕事...企業名は出せないのですが、すごく仕事の進め方が古いというか人がいることが前提の仕事になってしまっています。仕事1つをとっても、人によって数量が異なるし、間違えるし、気付いたら全然足りなかった、なんて問題がいっぱいあるんです。そもそも今のテクノロジーを使えば、人がやらなくてもいいかもしれない仕事です。
もしこれがインドならば、最初は AIでやってみて、上手くいかないところは新しいロジックを取り入れて直していこうという発想です。彼らは元々テクノロジーを活用することからスタートしているんですよね。

ーそれを聞いて、これからの日本の未来が心配になってきました...
今後の日本は「テクノロジーの社会実装」は進んでいきそうでしょうか?

確実に進んでいきますよ。
それというのも、日本の人口減は急速に進んでいます。さらに、日本の働き手(15~64歳)は2015年と比較して、2040年は8割に、2060年は6割に、2100年には4割に減少します。このタイミングで、やっとお尻に火がつく状況になってきました。”やっと“ です!今後の人手不足を懸念し、いまからITを使ってやりましょう!と考える企業が少しずつ出てきていて、「テクノロジーの社会実装」を進めやすい環境になってきたところなんです。
だからこそ、「アライン」が関わることによって、テクノロジーの社会実装を加速させ、課題先進国の日本で克服事例を作り出し、世界に展開していきたいと考えています。


2030年、日本の働き手は2015年と比較して11%減。2060年には40%も減少する。


ー日本にとっても「アライン」にとっても追い風が吹いてきたのですね!
そんな中、これから積極的に取り組んでいきたいことはありますか?

ミレニアル世代主体の社会を作っていけたらいいんじゃないか、若い人の権利=年代としての権利ってあってもいいと思っていて、そのためには選挙にいきましょう!も含めて、みんなの権利や、やりたいことを提案していきたいですね。今の日本は明らかに高齢者というか既得権者のためというか、これからの世代には合わないことが多すぎる気がしているので。声をあげられないのは “もったいない” ので、政策シンクタンクっぽいところで若者の意見を集約して政策に活かせるように提言することにも取り組みたいですね。
IT系ベンチャー企業ながら、「アライン」のオフィスは歩いて5分で霞ヶ関に意見を持っていけるので(笑)

ーこれからの挑戦が益々楽しみです!
清水さん、本日は長時間、インタビューにお答えいただきありがとうございました。


<編集後記>
初めて清水さんとお話した際、そのご経歴からどんな難しいお話が飛び出すのだろう?どんなお人柄なのだろう?と緊張していたのですが、一度お話してみると、その温和なお人柄と物腰の柔らかい雰囲気にあっという間にリラックスしてインタビューさせていただけました。それでいて確固たる軸を持ち、数々の大きなプロジェクトを成功に導いてきた実績はさすが!の一言です。このインタビューを読んで気になった方は、ぜひ、清水さんとお話してみてください。たくさんの学びがあるはずです!

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