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Salesforceの優位性はどこ?kintoneと比較して解説!

セールスフォース開発事業及び
エンジニアのキャリアアップ支援を行っております
株式会社CENTOです。

クラウドやSaaSの活用が企業で増加しており、今まで個別に作り込んでいたアプリもクラウドにまとめることが一般的になってきました。

そんな中でも、特に採用が多い製品がSalesforceやkintoneです。

両製品共、CMや広告など積極的にプロモーションをしており、ITの関わりのない方でも名前を聞いたことがあるかもしれません。

これらのサービスは、CRMやコラボレーション、アプリケーションプラットフォームのような領域でよく比較されます。

とはいえ、金額も全然違うため、どう違うのか気になるところです。

今回は、具体的にどのように違うのか、細かく解説していきます。

Salesforceとkintoneの比較



まずは、セキュリティ・機能・拡張性などについてそれぞれの特徴を比較します。

先に、それぞれのサービスの前提として、価格感をみると、以下のような差があります。

Salesforce(Platform) 12,000円/月

Kintone(スタンダード)1,500円/月

このように、全く価格感が違います。

これだけ違えば、似たようなことができるという場合でも、全く別物であることがご理解いただけるのではないでしょうか。

つまり、本来比較するような内容ではないかもしれませんが、似たようなことができる領域があるために、よく比較されてしまうということです。

この前提を理解しながら、実際にどう違うのかをみていくと理解が早いでしょう。

Salesforceとkintoneのセキュリティ対策

まず、セキュリティに対する考え方の違いについてです。

セキュリティについては、クラウドサービスを利用する上で、最低限おさえておかなければいけません。

どんなに良いサービスでも、セキュリティーが脆弱だと、生み出した力以上の大きな損失につながりかねないからです。

それでは、各社のセキュリティー対策について、簡単に触れてみましょう。

<Salesforce>

Salesforceのセキュリティ対策からみていきましょう。

Salesforceのセキュリティ対策として特徴的なのは以下のような点です。

  • 信頼を優先度1位においている
  • 毎年数十億円規模の投資
  • 米国でのヘルスケア領域活用を認めるHIPAA、日本政府が出すISMAPなど多数取得
  • 外部のセキュリティコンサルタントと多数契約し徹底してチェック

徹底したセキュリティレベルを常に維持するために、セキュリティコンサルティングを契約して常に外部からのチェックを受けています。

Salesforceとしては、セキュリティで事故が起きてしまうと、ビジネスの根底が揺るがされるという理解があり、この点は本当に徹底しています。

また、Salesforceはメガバンクから、内閣官房、米国政府までユーザーとなっており、これだけでも高いセキュリティ要件を満たしていることがわかります。

Salesforceは、セキュリティを守りの要素としてだけでなく、それを強みにして、他社が提案しにくい領域も提案を可能にしていることがご理解いただけたのではないでしょうか。

<Kintone>

対して、kintoneはセキュリティ対策が鬼門となっているようです。

kintoneにおけるセキュリティ対策の現状は以下の通りです。

  • サイボウズ社が2014年にセキュリティ事故
  • ISMS取得済み・ISMAP申請中
  • 医療機関向けクラウドサービス対応セキュリティリファレンスで認定
  • 対策の一つとして、一般のホワイトハッカーによるセキュリティホール調査

ずいぶん前ではありますが、2014年にサイボウズ社はセキュリティ事故がありました。

社員のPC紛失で、ログイン済みの状況にあったため、kintoneユーザの情報など一部の機密情報が閲覧された可能性がある、という事態でした。

それからkintone社としてもセキュリティのプライオリティを上げて、ISMSを取得、医療機関向けクラウドサービスとして、厚労省など3省が制定したガイドラインに準拠していると認められるなど、社会的に評価されてきました。

ただし、ISMAPはまだ未取得であり、セキュリティ要件の高い領域での事例はそこまでない状況です。

一般的な業務領域で活用するなら問題ありませんが、金融機関などのセキュリティに厳しい組織では慎重な検討が必要といえます。

Salesforceとkintoneのplatformでできることの差



次に、それぞれのPlatformとしての機能差について確認していきましょう。

<Salesforce>

まず、SalesforceにおけるPlatformの特徴についてまとめます。

  • 8割をポイント&クリックで構築可能
  • Salesforce内の処理を自動化する機能を豊富に実装
  • 大半の機能を自動でモバイル利用可能にする機能
  • AIの搭載が進んでいる
  • エコシステムが形成されており必要な機能を購入し即追加可能

SalesforceのPlatformは、プログラミングのスキルなどがなくても、クイックにアプリケーションが立ち上げられる点が特徴です。

専門家でなくても作れるように、モバイル化が自動で行われるような機能があったり、Trailheadという学習ツール「Trailhead」が無料公開されています。

Trailheadのおかげで、ITのスキルがない方にも、簡単なアプリケーションの構築や、設定変更を可能としています。

更に、Salesforceの進化により、特定のオプション追加や設定の追加で、AIまで使えるようになっています。

Salesforceは創業時、「テクノロジーの民主化」という理念を掲げており、まさにその理念を形にしたのがSalesforce Platformといえるでしょう。

<Kintone>

続いて、kintoneのPlatformにおける機能について、みていきましょう。

まずはkintoneのポイントについて共有します。

  • シングルDBの仕組みでありシンプルなアプリはポイント&クリックで実装可能
  • ワークフロー機能で、同一DB内であればポイント&クリックですぐに構築可能
  • 複雑な数式計算など一部の機能は開発が必要
  • エコシステムなし、AIの機能などは外部システムを活用

kintoneのPlatformは、月額1500円で使えることを考えると、とてもコストパフォーマンスのいい製品といえます。

1,500円で、Excelで管理しているような業務をシステム化駅、コラボレーションを活性化して、モバイルで業務効率化にもつながります。

一方で、複雑なアプリは開発が伴います。

その主な原因は、kintoneはRDB(リレーショナルデータベース)でない点です。

RDBではないために、kintone内で作ったアプリケーション間で情報連携させるためには、毎回、システム開発が伴います。

その他、計算式の設定が限定的であるなど、いくつか対応できない要素がありますが、致命的なのは上述のRDBでない点です。こちらは注意しておきましょう。

Salesforceとkintoneの拡張性の違い

次に、拡張性についてです。ここは特にGAPが大きい部分といえます。

早速見ていきましょう。

<Salesforce>

Salesforceの拡張性については、以下のポイントで整理できます。

  • 大規模に展開しても、シームレスな連携を担保しつつスピーディにアプリ実装可能
  • マーケティング・サービス・コミュニティなど幅広く拡張可能
  • 機能面での追加も年3回行われて常に進化

CRM関連ソリューションの中でも、最も拡張性が高いのがSalesforceです。

ワンプラットフォームで、1ブランドでビジネス領域の大半をカバーできるのは大きな強みとなっています。

<Kintone>

続いて、kintoneの拡張性についてです。

kintoneの強みは、シンプルで安価である点であり、拡張性はその対極にあります。

主なポイントを以下の通り整理します。

  • アプリケーション数が増える度に、連携部分など開発が入る可能性がある
  • マーケティング・サービスなどへの拡張性なし
  • 機能面の開発も遅れをとっている

kintoneの拡張性は非常に限定的です。

開発を加えていけば、必要な機能を備えていくことは可能ですが、その分費用もかかり、管理コストも上がります。

クラウドの特性上、毎年バージョンアップを自動で行われるため、開発部分のチェックが重荷になるなど、想定以上にリソースを使うことになるかもしれません。

まとめ

今回は、Salesforceとkintoneについて比較しました。

ハイエンドで拡張性の高いSalesforceと、機能は限定的なものの、シンプルで安価なkintoneというそれぞれの特徴が明確にわかりました。

もちろん、どちらもクラウドサービスですので、毎年、製品として進化していきます。

それぞれの製品で、今後のアップデートに期待がもてますね。

検討の際には、常に最新の情報と、今後のロードマップも確認しておきましょう。

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