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【バックエンドエンジニア必見】開発重視から運用重視へシフトするシステムの未来

DX化推進のために各企業はシステム開発に力を入れ始めています。
デジタル分野でデータを収集してそれをビジネスストラテジーに活用することがメジャーになりつつありますが、そのためにはまずデータ収集するツール、つまり自社用の業務システムを持つ必要があります。



大企業の中でも一握りしか持てなかった時代は終わりました。


今ではクラウドサービスが一般的になったので低コストかつ、スピーディーにシステム開発ができます。それに伴ってシステムのポジションも徐々に変化しました。システムの意義は持つことから運用することにシフトし始めています。


Javaでゴリゴリ書くシステムは減っていく


プログラミング言語には様々な言語があります。C、Java、PHP、VB.NETなど。

メジャーなものからマイナーなものまで含めるとざっと200言語以上はあるようです。
その中で業務システムで最も採用されている言語はJavaです。




業務システムはまずJavaを選択していた


おそらく日本中どのエリアでも業務システムと言えばJavaがポピュラーでしょう。

Write once, run anywhere(一度書けば、どこでも実行できる)」の特徴の通り、どのような環境であってもJavaは動いてくれます。OS依存しないのでまず業務システムの候補に挙げられる言語です。

さらに歴史と実績が豊富で、ライブラリも充実しているのでJavaを取り下げる理由がないくらい、まずはJavaが採用されます。

業務システムの開発では最強のJavaですが、今後はそのJavaでゴリゴリ書くシステムは減っていくでしょう。


SalesForceやKintoneなどのSaaSが台頭


なぜJavaでゴリゴリ書くシステムは減っていくと予想されるのでしょうか。

ライバルとなる画期的な言語もここ最近は生まれていないのに、です。


理由はSaaSの台頭にあります。

SaaSとは、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアもしくはその提供形態のこと。

代表的なSaaSはSalesForceKintoneです。

SalesForceを例に挙げると、クラウド型のビジネスアプリケーションで、営業支援や顧客管理などの機能を軸にして、目的に応じて複数のサービスを組み合わせて使います。

つまりコードをゴリゴリ書かなくても、用意されているテンプレートを組み合わせて、カスタマイズすることでまとまったシステムが作れてしまいます。

もちろん多少のコーディングは必要ですが、ゴリゴリと細かく書く必要はありません。


Javaを活用したシステム開発では1つのシステムを作るためにスケールの大きなものでは100名ほどのエンジニアが何カ月にもわたって開発を行います。

コストもかなり発生します。

Javaのシステムはコストと時間がかかりますがSaaSではスピーディーに開発できる分、コストが抑えられます。


同じ業務システムを開発するとしたら、企業はどちらを選ぶでしょうか。


インフラ部分はオンプレミスからクラウドへ


システムにはサーバやOS、データベース、ネットワーク、セキュリティなどのインフラ部分も大切です

。コーディングしたファイル群をのせる土台が必要となります。

それがサーバやOS。

そしてサーバなどをハッカーなどから守るためにネットワークやセキュリティもケアしなければいけません。

またデータを保存、更新するための箱であるデータベースの準備もいります。物理サーバインフラのことをオンプレミスと言いますが、従来の開発はまさにオンプレミスがベース。

しかし、将来はクラウドがベースになるでしょう。




物理サーバ、Linux、Oracleがセットだった


従来の業務システムは物理サーバやLinux、Oracleの3点セットがデフォルトでした。

物理サーバはサーバルームに保管して、そのサーバにはLinuxをインストールします。そしてそこにJavaファイルをのせたり、Oracleをインストールしてデータベースを構築したりします。


物理サーバの選定は将来のアクセス数や保守性を考慮してサーバ選定が必要ですし、Oracleは有償データベースなので月々に高額な費用が発生します。

システムはコーディングだけが注目されがちですがインフラはコーディング同様に重要な作業です。


クラウドやSaaSで作業負担は大幅ダウン


インフラ部分はオンプレミスからクラウド、またはSaaS環境になっていくことでしょう。

オンプレミスは物理サーバなので天災や人災のリスクもありますし、なによりセキュリティを自分たちでやらないといけないという重要なタスクが課されます。

極論に近い話ですが、国際的なハッカー集団のターゲットになって情報資産を防ぎきるセキュリティスキルが求められるわけです。

なかなか非現実的な課題です。


しかし、クラウドやSaaSの場合はサービス提供元の企業がサーバやデータベース、セキュリティ設定などを行ってくれます。

例えばAWSだとAWSの管理画面でボタンをポチポチするだけでOSやデータベースがオリジナルのサーバにインストールできます。

セキュリティ設定も手順に沿って進めていけば比較的シンプルにセキュリティ設定ができます。

専門的なコマンド操作は一部でベースとなる構築はボタンをポチポチするだけですすめられます。

SaleForceなどのSaaSの場合も同様です。

オンプレミスからクラウドに移行が進んでいる背景にはコストダウンだけでなく、作業負担の大幅なダウンも挙げられるでしょう。

システムは開発から設計・運用重視の時代へ


ご紹介してきたように、技術の進歩のおかげでシステムはスピーディーかつ容易に開発できるようになりました。

今まではシステムを開発することにお金とコストをかけていましたが、それが必要なくなります。

例えば従来の開発手法では1年かかっていたシステム開発もクラウドやSaaSを活用すれば6カ月ほどで完成してしまうかもしれません。

開発に資本を投下することは減り、要件定義や設計、運用面に投下するようになるでしょう。





システムは持っていること自体にあまり価値はないです。

システムは上手に活用してこそ、価値を生みます。

システムが作りやすくなった今のシチュエーションから、今後は自社の業務に最適化されるように要件を洗い出して設計できる、いわゆる上流スキルがエンジニアリングの肝となるでしょう。

業務にばっちり合う設計能力、そのシステム設計に沿ってクラウドやSaaSをカスタマイズできる能力がエンジニアには求められます。

難しい関数をコーディングできるとか、チューニング能力が高いとかは、あまり重要じゃなくなるかもしれません。


技術進歩のおかげでシステムの価値は持つことから運用することに徐々にシフトしていくでしょう。

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