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【代表インタビュー】自社サービス開発事業を立ち上げ、5期目に懸ける想いとは

2019年6月に設立した株式会社ファンリピートは、2023年に5期目を迎えました。設立からわずか半年後に新型コロナウイルス感染症が世界的に流行したことで、当初の事業計画はすべてが白紙に。
先行きが見えない中でも、「お客様にファンになっていただき、永続的にリピートしていただける価値を提供する」という企業姿勢を貫いた結果、コロナ禍でも黒字経営を続けるなど、着実に成長を遂げてきました。
2023年に5期目を迎えた当社は成長フェーズに突入しています。世の中はChatGPTをはじめとした生成AIの台頭により、日常生活やビジネスシーンに大きな変革をもたらしつつありますが、「この機会をチャンスに変えたい」と代表の竹村は言います。そこで今回は改めてファンリピートに懸ける想いをインタビューしました。

※取材は2023年6月当時の内容です

株式会社ファンリピート 代表取締役 竹村 貴也

1995年生まれ。実務経験として、観光分野のベンチャー企業でWeb開発の業務に従事した後、フリーランスとして独立。その後、24歳でビジネスを立ち上げ、株式会社ファンリピートを設立。オフィスコンピュータからクラウドへのシステム移行案件など、様々な技術を駆使した経験がある。

現在は、ノーコード・ローコード、AIといった最先端技術を活用し、クライアント向けのプロジェクトを全力で支援。2023年6月からは、新たな挑戦としてAIを活用した英会話学習支援サービス「AI英会話さん」をリリース。大切にする価値観は「凡事徹底」。当たり前のことを当たり前に、そして徹底的にやりきることを信条とする。

ファンリピートの紹介

ー まずは簡単に事業内容を教えてください

はい、当社はノーコード・ローコードというソリューションを用いて、お客様のビジネス課題を解決するテクノロジー企業です。たとえば、「業務改善をするための業務システムを作って欲しい」とか、「アイデアはあるけれどそれを実際に形にして欲しい」とか、そういったお客様から頂いた相談やご要望に対して、ノーコード・ローコードを通じたシステム開発支援を行っています。

特に当社では、プロダクト検証フェーズのコンサルティングから入ります。要件定義・設計といった上流工程から、開発・リリースといった下流工程にいたるまで、ワンストップで対応できるのが強みです。

ー ノーコード・ローコードとはどういったサービスですか?

ノーコード・ローコードというのは、かんたんに言うとプログラミングコードを使わずに、アプリケーションを開発する手法のことです。ドラッグ&ドロップ操作だけでアプリを作れるので、開発時間の短縮や開発コストの抑制にも繋がります。

たとえば、通常のプログラミングで開発すると1年掛かるプロダクトが、ノーコードツールであればわずか3ヶ月でリリースできます。開発期間が短縮すれば、お客様は開発コストを大幅に下げられますし、素早く事業を始めることができます。素早くリリースして、検証をしながら追加実装をするといったPoC開発に向いていますので、特に変化の早い現代ではノーコード・ローコード開発が注目されていますね。

ー どういったお客様が多いですか?

スタートアップから大手企業まで様々ですね。業界・業種も多種多様で、IT企業に限らず色々なお客様からご相談いただいています。

とりわけ近年では、働き方改革や企業DXの流れでビジネスシーンのIT化が進んでいるため、なるべくコストを掛けず、スピーディにシステム開発を進めたいというニーズが増えています。その点、ノーコード・ローコードツールを活用すれば、従来のプログラミング開発に比べて短期間・低コストで開発できるので、時代のニーズにマッチしています。

ー 現在ではライバル企業も増えたと思いますが、差別化のポイントはどこでしょうか?

特に他社を意識しているわけではないですが、創業した時から「プログラムの力でお客様の課題を解決しつづける」という想いを持ってやってきました。創業以来、どんな仕事の依頼も断らずに引き受けてきたことが、良かったんだと思いますね。

お客様の期待を上回る価値を提供することで信頼に繋がり、継続的に開発案件のご相談をいただいています。最近では他のお客様をご紹介いただく機会も増えてきました。

テクノロジーが進化しても、最終的に選んでいただくのは人としての姿勢だと思います。「ファンリピートにお願いして良かった」「安心して任せられる」と仰っていただけることが何よりうれしいです。

ー 具体的に普段の仕事で意識していることはありますか?

目の前の仕事に対して、手を抜かずにやることですね。ノーコード・ローコードツールを使えば、従来の開発に比べて非常にかんたんにアプリを作れるようになります。しかし、簡単=手を抜く ということではありません。

「神は細部に宿る」じゃないですけど、ディテールにはこだわります。「これくらいで良いか」はあり得ない。「なぜそうしたか?」を説明できるくらい、一つひとつこだわるようにメンバーには伝えています。
たとえば、数週間〜数カ月程度掛かる大きなプロダクトの場合で、事前の要件定義が出来ていないと、後から機能不足に気づくことや、そもそもツールが合っていないことが発覚して、リリースまで持っていけないことがあります。

その点、当社では要件定義や設計を時間を掛けて丁寧にやるので、後になってからトラブルになることがほとんどありません。また、ノーコード・ローコードの開発ナレッジが豊富にあるので、コンサルティング面でご相談いただく機会が増えていますね。

社名に込めた想いと、これまでの振り返り

ー ファンリピートの社名の由来を教えてください

Fun Repeatは、「おもしろい」という語源を持つ「Fun」と、「くりかえす」を意味する「Repeat」を組み合わせています。これまでの常識にとらわれることなく、おもしろい・ユニークな付加価値の創造により、お客様へ永続的に繰り返しご利用いただけるサービスを提供していく、といった強い理念を込めています。

お付き合い頂いたお客様とは一度きりではなく、一生涯お付き合いいただけるようなサービスを提供していきたいと考えています。何か困ったことがあれば、「ファンリピートに相談しよう」といったように、一番はじめに思い浮かべてもらえるようなパートナーを目指しています。

ー 5期目を迎えましたが、どんな4年間でしたか?

激動でしたね(笑)お客様ファースト主義は、起業時から意識していましたが、それを実行し続けるのはすごく難しいということを肌身で感じました。特に起業当初は本質を理解できていなかったですね。

それが大事だと気づいたのは、あるお客様の案件でトラブルを起こしてしまったときです。せっかく期待を寄せて頂いたにもかかわらず迷惑をおかけしてしまったことで、精神的にも落ち込みました。それを機に「お客様に本当に喜ばれるサービスだけを提供しよう」と心に決めました。

そこからは、リピートいただけるお客様も増えてきました。新規のお客様を増やすことも大事ですけど、同じお客様からリピートいただけることが純粋に嬉しいですね。当社に価値を感じていただき、再度ご相談いただけることが何よりも大きな成果だと感じます。

ー これからどんな会社にしていきたいですか?

基本的な会社の姿勢としては変わりません。目の前のお客様の課題に対して、我々ができるサービスを通じて解決することです。売上拡大や取引社数拡大を増やすことはあくまで手段であり、最終的なゴールではありません。当社に関わっていただくお客様を大切にして、末永いお付き合いを前提としたサービスを提供していきたいと考えています。

また、これまではコンサルティング、プロジェクト支援を主軸にやってきましたが、今期からは自社プロダクト事業もスタートしました。ChatGPTに代表される生成AI技術を活用した英会話学習アプリです。

最先端AI技術を駆使した英会話学習アプリ「AI英会話さん」

生成AIは、今やあらゆるビジネスシーンや生活シーンに変革をもたらしつつあります。ただし、脅威として見るのではなく、これをチャンスだと捉えて、私たちがこれまでに培った開発力を通じて、世の中に役立つサービスを提供したいと考えています。

日本はIT後進国とも揶揄されますが、裏を返せば、可能性が眠っているということ。「プログラムの力でお客様の課題を解決しつづける」というミッションを達成するためにも、会社組織の拡大に向けて動き出しています。具体的な目標としては、今期で社員数を倍にしたいと考えています。

ー そのためにも人材が必要ということですね。どんな人を採用したいですか?

はい。5期目は拡大フェーズに入るので、様々なポジションを用意し、会社組織としてしっかり足場を固めていきたいと考えています。ただし、手当り次第とにかく人を増やしたいというわけではありません。

お客様同様、社員やパートナーなど、ファンリピートに関わる方とは末永くお付き合いしたいと考えています。特に重視しているのは、スキル・能力よりも人間性や人柄ですね。言葉遣いや、振る舞いなど、ちょっとした部分に "その人らしさ" が現れるものです。

「この人とならずっとやっていけそうだな」といった、信頼関係を築けるかどうかですね。

ー 信頼関係を築くとは具体的にどういったことでしょうか?

一つの判断軸としては「ごまかさないこと」「誠実であること」です。言葉にすると当たり前に聞こえるんですが、意外とミスをした時にごまかす人が多いことに最近気づきました。能力に関しては、人によって向き不向きがあったり、成長スピードに差があるのは仕方ないと思います。しかし、嘘をつかないこと、決められたルールを守ることは誰でもできますよね。

ミスがあったり仕事の進捗が遅れたりしても、ごまかさずに速やかに報告をしてくれる方と一緒に仕事をしたいですね。

ファンリピートで築くキャリア成長とは

ー 入社後は何からスタートしますか?

入社後は研修からスタートし、その後本人の適性・能力を見てお任せできる仕事から徐々にスタートしてもらう予定です。当社では現在、研修プログラムの開発にも力を入れているので、プログラミングやシステム開発経験がない方でもイチから確実にステップアップできる体制を整えています。

また社内カルチャーとして、人を育てることを重要視しているので、一人ひとりの能力に合わせじっくり育てていきます。

ー どのような働き方が実現できますか?

一人ひとりが自走するプロフェッショナルな組織を目指したいと思っています。創業して間もなくコロナ禍に見舞われたということもあって、ずっとフルリモート体制でしたが、5期目からは水道橋にオフィスを移転し、社員に関しては出社前提での勤務体制に切り替えました。

今後事業を推進するにあたって、会社としての一体感が重要だと感じたためです。リモートワークは効率的であるものの、どうしてもコミュニケーション不足になりがちで、一体感が生まれにくかったり、かえってコミュニケーションに時間が取られることも多かったりします。たとえば、近くにいれば一言声をかければ済むところを、チャットメッセージだと返信に時間が掛かったりしますよね。

特に新規事業をスタートさせたことで、今後は意見交換だったり、アイデア創出なども大事になってくるので、直接的なコミュニケーションの機会を増やしたいと思いました。実際、出社の割合を増やしてからは、コミュニケーションの機会が格段に増えましたね。

ー どういったキャリア成長が実現できますか?

当社は現在拡大フェーズなので、現在さまざまなポジションがあります。意欲と能力があれば、様々な機会を提供可能です。また、評価制度も仕組み化されているので、実力・成果に見合った報酬をお約束します。

特に当社ではエンジニアが、コンサルティングや要件定義・設計といった上流工程を行うこともあるため、ビジネスサイドのスキルが身につきやすい環境です。

スペシャリストとしてやっていくよりも、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなど、DX時代に必要とされるゼネラリスト人材へキャリアアップを目指せる環境です。

5期目はより会社組織としての基盤を強固にし、より事業をスケールさせることをテーマにやっていきたいと思っていますので、ご興味をお持ち頂いた方はぜひご連絡お待ちしています!

ー 最後に未来の仲間へメッセージをお願いします!

ファンリピートでは現在、一緒に働く仲間を募集中です!上流工程から顧客課題に踏み込みたい方、ノーコードエンジニアとして実績・経験を積みたい方、未経験からIT業界にチャレンジしたい方、ぜひその想いを当社でぶつけてみませんか?

5期目を迎えるにあたって益々、面白いこと・お客様の役に立つことをやっていきたいと思っています。「プログラムの力でお客様の課題を解決しつづける」という当社のミッションに興味を持って頂けた方は、ぜひエントリーお待ちしています!

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