「こんな会社で働けたらいいな」 そう思ったのは、たまたまPinterestで見つけたデザインがきっかけでした。そう語るのは2023年に新卒で入社したデザイナーのH.K。
“デザインの力で人をワクワクさせたい” そんな想いを胸に抱きながら日々デザインに取り組む本人に、大学時代の活動から就活のエピソード、現在の業務まで聞いてみました。
プロフィール
氏名:H.K
役職:デザイナー
2023年 4月に新卒採用でデザイナーとして入社。とくに可愛くポップなデザインを多数生み出し、イラストやキャラクターデザインも得意とする。業務以外でも、自身でステッカーやグッズを作成し、学生時代に培ったセンスを活かし活躍中。
デザイナーを志したきっかけは?
小さい頃から絵を描いたりレゴブロックで遊んだり、ものづくりには夢中になるタイプでした。特に3つ上の兄の影響は大きかったです。兄は今、北海道で建築士をしているのですが、その兄と幼い頃から一緒に工作やデザインに触れる機会が多くありました。
また、私の家庭がクリエイティブな環境であることも影響したと思います。母は陶芸をしていて、父も絵が上手かったりと、常に「何かを作る」ことが身近にある家庭でした。そのため、デザイナーという職業を選ぶことはごく自然な流れだったのかもしれません。
デザイナーになりたいと強く意識したのは、高校の職業体験がきっかけでした。体験候補の企業の中で、デザイン関連は1社だけだったので、迷わず応募しました。実際にその事務所で働くデザイナーの方々と接しながら「ロゴの作り方」や「Illustratorの操作」などを学ぶ機会があり、デザインの奥深さを初めて実感しました。その経験を通じて、本格的にデザインを学びたいと考えるようになりました。
大学時代はどのように過ごしましたか?
大学は北海道の自然に囲まれたデザイン系の学校に進学しました。自由でありながらも、志が高い人を歓迎する校風だったため、私は積極的にコンペやイベントに参加しました。北海道内で開催されるデザイン系イベントにはできるだけ足を運び、作品を発表したり、業界の方々と交流することで、スキルを磨いていきました。
また、大学の授業だけでなく、自主的に作品制作にも力を入れました。ステッカーやグッズをデザインし、イベントで販売することもありました。ポートフォリオ制作では、デジタルだけでなく、手描きなどのアナログ要素も活かして個性を表現しました。こうした活動を通じて「デザイナーとしてどう成長していきたいか」を常に考えながら過ごした4年間でした。
ドットゼロとの出会いは?
たまたまPinterestで見つけたデザインの作品がドットゼロのものでした。シンプルで洗練されたデザインと独自の世界観に一目惚れし、どんな会社が制作しているのか調べたところ、ドットゼロの名前が出てきました。そこで初めて会社の存在を知り、「こんな会社で働けたらいいな」と漠然と憧れを抱くようになりました。
その後、ドットゼロの公式サイトを見て、デザインのクオリティの高さに驚きました。無駄のない洗練されたデザインに惹かれるのと同時に「私の作風はここで通用するのだろうか」という不安も抱きました。それでも最終的には興味が勝り「この会社を受けてみよう!」と応募を決意しました。
面接の雰囲気はどうでしたか?
一次面接の連絡が来たのは、北海道で友人と食事をしていた時のことでした。突然の連絡に驚きつつも、すぐに「伺います!」と返事をしました。ポートフォリオだけでなく、それまで作った作品をたくさん持って東京に向かいました。すごく緊張しながら飛行機に乗ったことを覚えています。
面接当日はもちろん緊張しましたが、実際の雰囲気は想像していたよりもフランクでした。面接官の方々が話しやすい空気をつくって頂き、リラックスすることができました。形式ばった面接というよりも、ポートフォリオの説明をしたり、好きなデザインや趣味の話をしたりと、会話をしながら自分の考えや内面を伝える場という感じでした。
二次(最終)面接は、社長とのオンライン面談となり、「じゃあよろしくね」とスムーズに内定をいただいたことを覚えています。
入社後の業務や職場の雰囲気について教えてください
入社してすぐに実際の案件に関わることになりました。最初の仕事は社内コンペへの参加で、先輩2人と一緒にデザインを提案し、その中から選ばれたものをブラッシュアップする流れでした。実践に入るのは初めての経験で少し緊張しましたが、それと同時にやりがいも感じました。
また、職場の雰囲気はとても相談しやすい環境です。隣の席の先輩にも気軽に質問できて、デザインのフィードバックなども細かく指示をいただいています。入社前はもっと厳しい雰囲気なのかなと想像していましたが、実際にはとても風通しの良い職場です。
お互いの個性を尊重しながら仕事ができる環境が整っているのも魅力のひとつだと思っています。
入社前とのギャップはありましたか?
正直なところ、大きなギャップは感じませんでした。入社前から「高いレベルで仕事をする会社」という印象がありましたが、その通りでした。ただ、思っていた以上にフラットだったため、相談しやすい環境だったのは嬉しいギャップでした。
私の友人は、新卒でデザイン会社に入社しても、最初の数ヶ月は研修やマニュアル学習が多いと言っていました。しかし、ドットゼロでは最初から実際の案件に関わることができ、デザインの現場を学びながら成長できる環境でした。
現在のお仕事と今後の展望について教えてください
様々なグラフィックデザインをはじめ、コラボ商品のパッケージやステッカー、あとLINEスタンプも作っています。また業務以外でも個人的にグッズを作ることもあります。
私は小さい頃からキャラクターが好きで、ポップで可愛い系のデザインを得意としています。そういった個性を活かせるデザインに取り組むことができるのも、ドットゼロの良さだと思います。
今後は新しいことを吸収しながら、自分のデザインを磨き、ディレクション能力も身につけたいです。ゆくゆくはアートディレクターを目指し、日々楽しくクリエイティブに取り組んでいます。
代表からのメッセージ
ドットゼロでは、新卒採用に力を入れています。書類選考は主にポートフォリオで判断しています。作品の完成度が決して高くなくても、きらりと光るセンスや個性を見極めます。
次に面接では、その方の人となりと協調性を見ています。直クライアントが多い弊社のデザイナーは、デザイン力だけでなく、コミュニケーション能力も求められます。
入社後は、学生時代に培ってきたセンスやスキルを大いに発揮して欲しいと考えていますし、そのために入社直後から先輩デザイナー、またはアートディレクターのもとで学びながら実際の案件に取り組んで頂きます。とくに新卒の方には、デザイン能力だけでなく、社会人としてのマナーやコミュニケーションスキルも同様に磨いて頂きます。
ドットゼロは一人ひとりの個性が輝き、スタッフ全員が主役であると考えています。これまで学んできたことを大いに活かし、私たちとともに日本、さらには世界へクリエイティブを発信しましょう!