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2022年7月に設立した、株式会社BFM。パーソナルトレーニングジムを中心としたフィットネス事業『BEST FIT ME』に加え、もう1つの事業軸を担うエネルギ―事業は当社の年間売上を大きく伸ばす成長領域です。
今回の記事は、成長スピードが加速するエネルギー事業部にジョインした金久さんのインタビューです。5年間の経営を経て、なぜBFMでの新たな挑戦を選んだのか。そんな金久さんのキャリアやBFMに感じている魅力も交えてご紹介します。
金久 大剛 / エネルギー事業部 セールス
小学生からサッカーを続け、高校ではインターハイに出場。大学を経て実業団で25歳までプレーを続けた。その後は主に営業としてキャリアを歩む。リフォーム会社では個人売上全国トップ3、最も売上が少ない拠点に異動して売上全国トップに引き上げるなど活躍。30歳で独立し、リフォームや太陽光発電を主事業とする法人を5年間経営した。BFM入社のきっかけは、独立後に出会った当社代表・山本との縁から。より成長できる環境での挑戦を選び、2023年4月から当社営業として活躍中。
挑戦の継続が“全国1位”の原動力に
ーーまずは、金久さんが熱心に取り組んでいたサッカー選手としてのキャリアを教えてください。
私は京都出身で、サッカーは小学校からはじめました。中学では京都の強豪クラブチームに入団し、高校3年の時にはインターハイに出場。その後は、大学や実業団でもプレーしました。
25歳で腕に大きなケガを負い引退しましたが、レベルの高い選手がいる環境に身を置くなど、常に挑戦する思いを持ってプレーできたことは貴重な経験です。
ーー引退後は、どのようなキャリアを歩んだんですか?
熱心に打ち込める仕事をしたいと考え、営業職を選びました。はじめはルート営業で経験を積んでいたのですが、その会社は安定志向の方が多くて。成長意欲をなかなか活かせない環境にもどかしさを感じていました。
満たされない思いを抱えていたとき、あるビジネス書に書かれていた「体の重い亀になろう」という言葉に目を奪われました。大願を成し遂げるために、当たり前のことを誰にもできないくらいに続けていく。続けていけば、誰にも到達できない場所に行ける。私はそう解釈しているのですが、当時の私にとって深く響きました。
そして、同じ本に書かれていた「人は必ず死ぬ。多くの人々に『ありがとう』と感謝されて死んでいける方が幸せである。生きていくなかで、人に『ありがとう』と感謝いただける存在になろう」という言葉にも感銘を受けました。これらの言葉は、ある大手飲食店チェーンを経営されている方の言葉です。ならば、一度その飲食店に身を置いてみようと考え、ルート営業と並行する形で退勤後にアルバイトをはじめました。
ーー成長しようと前のめりに行動していたんですね。
社会人としてのスタートが人より遅い分、人より仕事をしようという考えが元々ありました。営業を経験して、ビジネスでのコミュニケーションに課題も感じていました。その飲食店は接客が評判でしたし、課題解決につながるとも考えたんですね。質の高いサービスを届けながら、いかに手際よく仕事を進めていくか。コミュニケーションスキルを磨きつつ、そうした視点も得られました。
そして、この頃に起業への思いも生まれました。私の周囲には全国で有名になったラーメン店を経営する友人など、起業している方が多くて。周囲の活躍に刺激されながら、営業力を中心としたビジネスで顧客に価値を提供して、喜ばれる仕事をしようと考えていました。
ーー起業に向けて、次にどのようなアクションを?
3年以内での独立を目指して、28歳を迎えたタイミングで全国区のリフォーム会社に転職しました。リフォーム営業は仲介で、かつ営業担当が顧客に信頼をいただくことで受注いただけます。難易度は高いですが、場数を踏めてより成長できると考えてこの業界に飛び込みました。
中途入社で、業界経験も知識もない私は人の何倍も失敗しました。しかし、その行動量が実を結んで入社初年度から“個人売上全国トップ3”に入ります。入社2年目には全国で最も売上が少ない拠点に異動し、10ヶ月後にはその拠点を全国トップの売上を出せるまで引き上げました。
入社当時の拠点とは顧客のタイプが異なり、求められるコミュニケーションが変化するなかで結果を残せたことに手応えを得まして。協力会社の職人さんからも「もう、自分の会社でやってみたら」という声を多くいただくようになり、30歳で独立を決めました。
先の見えない継続よりも“未知への挑戦”を選んだ
ーー起業後、すぐに結果を出せたのですか。
いえ。集客面でのノウハウがなく、思うようにはいきませんでした。リフォーム事業だけでは難しい状況に直面し、太陽光発電の販売代理店としての活動もスタートすることにしたんですね。初期投資が不要、かつ自分の営業力次第で稼げるビジネスモデルでした。
この会社は訪問営業の確かなノウハウも持っていて、自分に足りないことを学ぶ点でも興味がありました。実は1ヶ月間の代理店研修に通うなかで、たまたま隣の席に当社代表の山本がいまして。当時20代前半の山本とは10歳以上離れていましたが、たくさん話していました。
研修が休みの日に、自身の会社の業務で営業に出ようとしたときには、山本が「僕も行っていいですか?」とついてきました。移動する車内でこれまで以上にたくさんのことを話し、当時弱冠22歳の山本が「近い将来ジムをオープンしたい」と自信を持って話す姿に、刺激を受けたことを覚えていますね。
ーー経営されていた企業は、その後どうなりましたか。
ある程度軌道に乗り、一時は最大10人の従業員がいました。ただ、そのころの私は太陽光発電の企業の姿勢や商品の価格に疑問を抱いており、モチベーションを失いかけていました。
もう本当に、従業員に給料を支払う義務や責任感だけで経営していました。本当に人生が楽しめず、未来の展望もまったく見えていない状況でしたね。
ーーモチベーションが見出せないなかで、どのような転機が訪れたんですか?
山本からの言葉ですね。山本はBFMを起業し、私は客としてパーソナルトレーニングを受けていました。その流れで山本と年末に食事に行き、その際に私の現状について話したんですね。「従業員の存在はもちろん、会社を立ち上げる際に支えていただいた人に恩を返すためにも事業を続けている。もし可能なら、コンサルとして入ってもらえないか」と相談したところ、山本は「その選択肢はありません」と断って。
同時に「金久さん、一緒にやりましょう。もう恩は十分に返したじゃないですか」と誘いを受けたんです。おそらく、山本の目には私がすごく楽しくなさそうに見えていたのだと思います。起業から5期、紆余曲折はありながら会社は継続できていて会社をたたむ選択肢はありませんでした。
しかし、山本の誘いが私にとって一つのブレイクスルーになりました。山本への信頼は厚く、その山本が率いるBFMにも確かな魅力がある。思いを巡らせた結果、新たなチャレンジを決断しました。
ーー起業から5年間続けた自身の会社をたたむ決断をするほどに、BFMの環境に魅力を感じたのですか。
私は幼少のころから“挑戦”を最も大事にしています。たった1度の人生、挑戦しなければ後悔しか残りません。当時のBFMは4人、5人の小さな規模でした。そのなかで「来年はこのくらいの売上を出して、人数もこのくらいに増やそう」と明確なビジョンを持ち、前のめりに挑戦している。
山本は「これぐらいでいい」という妥協がありません。たとえば、今日のアポイント獲得目標を達成できたら多くの人は心のどこかで満足する思いが生まれるでしょう。山本は目標を達成したら、さらに高い目標を立てて本気で行動し続けるんですね。一緒にいると「ここまで行きましょう」と新たなビジョンを見せてくれる。30代後半を迎えた私の同世代は、安定した人生を志向する人が多いものです。それは不思議ではありません。でも私は、常に向上心を持って挑戦できる環境に強い魅力を感じます。
山本からの誘いを受けた後、私はBFMの忘年会に少し顔を出しました。メンバーたちはとにかく仲が良い。仕事するときには誰よりも仕事をして、遊ぶときにはとことん遊ぶ。このメンバーたちとならビジョンの実現を達成し、みんなでさらに充実した世界を見られると強く思えました。
若い世代と刺激し合いながらさらなる成長を
ーー金久さんの業務内容や役割を教えてください。
2023年4月に入社して、営業を担っています。BFMの営業職は専任でアポイントの獲得を目指す部門、獲得したアポイントの商談を担い契約を目指すクロージング部門に分かれています。私の役割はクロージングです。
いわゆる成果主義の営業は、多くの企業でメンバー間の競争が激しいものです。私もそうした環境に身を置いてきました。BFMにももちろん目標はあり、競争があります。ただ、ここには誰かを蹴落とすような競争はありません。ライバルとして競いながらも、みんなで目標を達成しようという風土があります。
ーー金久さんが当社の経営方針や行動指針に共感するポイントはありますか?
経営方針に掲げる「持続的な成長を追求」ですね。たとえば、週1回実施する定例会議では、それぞれのメンバーが“先週の自分”より少しでも“成長した自分”を見せたいという意欲を感じます。
BFMは大きく成長できるスキームやノウハウがあり、メンバーは入社後どんどん成長意識が高くなっています。ある意味筋トレと同じで、自分が取り組んだ分だけ成長実感を得られることに面白味を感じるのではないでしょうか。挑戦できる環境ゆえに、想像以上の成長を実現できます。
ーーエネルギー事業部は「2030年までに年商100億を実現し、業界トップに」と大きな目標を掲げています。さらに挑戦の場が広がりますね。
その足がかりとして、2024年9月に東京支店を開設しました。東京支店を任されたのは、営業未経験で2023年11月に入社した竹田です。
入社後は私がマンツーマンで教えていく機会が多かったのですが、入社から1年も経たないうちに支店を任されるまでに成長したことは驚きです。さまざまな悩みや不安を抱えながら、ワクワクを胸に一歩ずつ進んだ彼の姿を見て、私もさらに挑戦するモチベーションが生まれました。
私個人としては、マネジメント領域を目指していきたいと考えています。具体的には社内人事のポジションに就きたいですね。今後、BFMが大きくなるには“魅力あるメンバー”の存在が欠かせません。採用や育成の中心を担いながら、組織の発展に貢献できればと思います。
ーー最後に、当社への応募を検討されている方にメッセージを。
一般論として、訪問営業にはネガティブなイメージがあると思います。一方で、訪問営業は“失敗”の数が多くなります。その失敗をもとに改善点が生まれることで、改善し続けていく。数ある“営業職”のなかでも、成長スピードは圧倒的に速くなります。
そして、エネルギー事業部は社会が今後避けては通れない“エネルギー問題”での課題解決に貢献できる可能性を持っています。高騰する光熱費の削減を通じて、顧客から感謝の声をいただけることは確かなやりがいとなるでしょう。
大きな成長の機会、よきライバルとなる仲間、社会や顧客への貢献を求めている方は、ぜひ当社への応募を検討いただければと思います。