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DX(Developer Experience)の向上へ/現在の取り組みとチームの紹介

Photo by Sigmund on Unsplash

自己紹介

みらい翻訳でバックエンドエンジニアとして働いている、toshこと高野と申します。(みらい翻訳では社員同士をニックネームで呼び合う文化があります)
3月に入社し、開発部門のグランドデザインチームに所属しています。
前職ではファッション系のECサイトを運営している会社で、サーバーサイド及びiOS/Androidアプリエンジニアとして5年ほど所属していました。
みらい翻訳を選んだ理由としては、FaaSやコンテナ・マイクロサービス等のモダンな技術への取り組みがあること、翻訳というサービスの市場の大きさと普及した未来を想像して面白そうだと思い、入社を決めました。

グランドデザインチームとは

グランドデザインチームとは何か、からご説明したいと思います。
我々のチームミッションは、弊社のプロダクトであるMirai Translator®の拡張性と柔軟性を高めるために、マイクロサービスアーキテクチャを導入を推進することです。

現在Mirai Translatorの課題として、システムの規模から想定されるよりも大きい開発のコストがかかっています。また、リリース作業が複雑で、誰でも簡単にリリースができる状態になっていません。このような状態を放置してしまうと、DX(Developer Experience: 開発体験)が悪化していきます。

このような課題を解消するためには、アーキテクチャ設計等の根本的な問題に対応する必要がありますが、一般的にアーキテクチャ設計の変更はシステムの大規模な変更が必要になることが予想されます。
課題を安全に解消し、開発速度の向上によるDX向上のため、マイクロサービスアーキテクチャを採用することになりました。

現在の取り組み

私の現在の取り組みとして、現在別チームで開発しているAPIへのフィーチャーフラグの導入を担当しています。フィーチャーフラグとは、コードの変更や再デプロイを伴わずにサービスの挙動を変えるための仕組みです。つまり、システムのデプロイと機能の公開を分離することができます。
この機能の導入により、例えば開発者等の一部のユーザーにのみ新機能を公開し、一般のユーザーには既に公開されている安定したシステムを利用していただくことが可能となります。

新機能を一般ユーザーに公開する際にも、デプロイのような大きな変更を伴わず機能を公開することが可能となります。上記のように、フィーチャーフラグの導入により、安心・安全なデプロイ・リリースを実現することができます。また、副次的な効果として、この機能は安全なリリース以外にも活用できる可能性があるところが面白いと思っています。例えば、ベータ版を一部のユーザーにのみ公開したり、などです。
大きな可能性のある機能なので、リリースされた暁には色々試してもらえればいいな!と思っています。

現在業務で使用しているAWSのサービスの中には、利用経験がないものもありましたが、経験値が少ない技術を利用していても安心して業務を進めていられています。
入社して日が浅く、理解が足りない部分も多くありますが、心理的に大きな負担がなく技術的なチャレンジができていると感じています。

みらい翻訳では、SREや古株のメンバーとコミュニケーションを取りやすい雰囲気があり、気軽に相談することができていることが大きいかな、と思います。また、外部顧問に設計レビューを実施していただく機会もあり、自信を持ってチャレンジしていくことができる環境が整っていると思います。

みらい翻訳での働き方

みらい翻訳では全社的にリモートワークを採用しています。
入社後フルリモートワーク環境での初期段階のコミュニケーションがうまく取れるのか、当初は少し不安でしたが、いざ入社してみるとあまり問題はなかったと感じます。

本社のある東京以外に在籍しているメンバーもいるため、エンジニア職のみならず、全社員がZoomやSlackでのコミュニケーションに慣れています。そのためか気軽にZoomをつなげる雰囲気があり、チャットで相談したり、直接話したい時にはすぐにZoomを繋いで会話ができています。

前職では基本的に出社が必須だったため、リモートワークにより通勤時間がなくなりました。
自宅で過ごす時間が増えたため、晩ご飯は毎日自炊するようになったり、趣味の時間が増えました。
ただ、一つだけデメリットもあって、家から出なくなってしまった事による運動不足ですね(笑)

最後に

チームの魅力として2点感じていることがあります。
・1つ目は、「アーキテクチャの変更という大きな仕事ができる」こと
・2つ目は、「組織全体に影響のある仕事ができる」こと
エンジニアのパフォーマンスを向上させれば、課題の解決のスピードが早くなり、より大きくビジネスの前進に貢献できるようになると思っています。

現在開発中のフィーチャーフラグについてですが、実用化まではまだ機能の追加が必要です。
そのため、バックエンドエンジニアの募集をしています。
システムのアーキテクチャに興味のある方、様々なチームに使ってもらえるシステム開発をしたい方と、
ぜひディスカッションできれば嬉しいな、と思います。

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