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新卒1年目からみた、リモート環境でのコミュニケーションで大事なこと

こんにちは!人事の常世田です。

今年はリモートワークでの新卒配属。例年よりも難しい点あったと思います。
そのリアルを新卒1年目、弊社クリエイティブプランナーの 上野美紅 に書いていただきました。

上野美紅/クリエイティブプランナー
2020年度入社の最年少クリエイティブプランナー。日々先輩たちの背中を追いながら猛勉強中。学生時代から続けているダンスが趣味で、TikTokハッシュタグチャレンジの振り付けを担当したことも。

こんにちは!D2C Rクリエイティブプランナーの上野です。
早いことに、配属されてから9カ月が経ちます。そして、もうすぐ新卒2年目になります。

タイトルの通り、私たちは入社初日からリモートワークで業務を行ってきました。
その中で「今年の新人はレベルが低いね」と言われるのは絶対にイヤだなと配属当初思っていました…(笑)

1年間のリモートワークで試行錯誤を繰り返し、学んだことがたくさんあります。

そこで、今回は特に「苦戦したエピソード」と、「リモートワークだからこそ得られた気づき」の2点をお話しさせていただきます。今後の新卒メンバーの働き方や、現状の教育環境見直しとして、少しでも参考になれば幸いです。

顔もわからない状態でのコミュニケーション

クリエイティブプランナーに配属となった私にとって、正直これだけは不安がつきまとった…という場面。
それはお互いに顔もわからないクリエイターさんへのディレクションでした。

営業や運用とは案件ミーティングで、顔合わせすることが多いですが、クリエイターさんとは全く顔を合わせるタイミングがありませんでした。「顔が見えない」どころか、そもそも「顔を知る機会がない」のです。

静止画や動画の制作量もかなりあるので、ひとつのクリエイティブに対して逐一ミーティングをすることもできません。やり取りは基本的にチャットで、たまに電話する程度。

私にとって特に問題だったのは、「こんな風に調整できませんか?」と依頼する側の立場であることでした。
顔もわからない相手に依頼をする、ド新人の身分で…(笑)

しかも私は美大卒ではないため、クリエイターさんよりデザインの知識も圧倒的に乏しいのです。率直に「私がこんな偉そうに色々注文してよいのだろうか」という心配が拭えませんでした。

せめて顔とその人の纏う雰囲気がわかれば、話しかけるイメージを持ちながら連絡できるのに…と思っていました。


そんな難しさを抱えつつ「少しでも気持ちの良いコミュニケーションにしたい」と思い、クリエイターさんに相談するときは「誠意を示すこと・相談内容だけでなく意図も踏まえて伝えること」を意識しました。

例えば、「ここのフォント大きくしていただきたいです」と言っていたところを、「ここだけ他のテキストより視認性が悪く、同じ程度目立つようにしたいので、サイズ変更などで対応していただきたいです」という伝え方へ変えました。

デザインのプロは間違いなくクリエイターさんなので、「視認性が問題なら、フォントの太さと色を調整しよう」など、私が思いつかなかった最適解を効率的に引き出せるようになったと思います。

その結果、「お互いに納得できるクリエイティブが完成した」と思えるようになりコミュニケーションに安心感が生まれました。
あとは正直もう「慣れ」でここまで駆け抜け…、今では色んな機会あってクリエイターさんとも顔を合わせることが増えてきました。

…という感じで、はじめのうちはそもそも「顔を知る機会がない」方と細かなコミュニケーションを取ることが、とても難しかったです。

「相手が近くにいない環境」で報連相がくせ付いた

私は内定者アルバイトとして現部署で業務を行った経験がありました。そのときは出社ができていた頃で、「何か問題があっても隣にいるからいつでも話せるし、先輩から声掛けてもらえるし」と思っていました。

しかし研修で「報連相!ホウレンソウ!」と何度も指導を受け、その結果の心情変化もあるのですが、「リモートワークだと必然的にこまめに報連相せざるを得ない環境なのでは」と感じました。

特に重要だと感じたことが、チャット上での「即レス」です。

オフラインであれば、「席を外していること」「忙しそうにしていること」などが分かりますが、リモートだと今誰が何をしているのか全く見えません。
しばらく返信をしていないと、相手に「チャットは見たのか」「返事を忘れているのか」という不安を抱かせてしまいます。

例えすぐに答えを出せなくても、「今からMTGが続くため〇時までには改めて返信いたします」「確認いたしますので、少々お待ちください」の返信があるだけで、安心感はだいぶ変わると先輩から教わりました。

後々「これ急ぎなんだけど、今すぐ対応できる?」と追って尋ねられて、「すみません…時間かかりそうで…」と答えるでは、印象も変わる上に自分も焦ってしまうので、その意味でも必要な連絡と実感することができています。


信頼貯金ゼロから始める1年目は、身なりや振る舞い、挨拶などでも、少しずつ「信頼」を積み重ねられると思います(逆も然りですが)。

しかし、リモートワークではそのようなマナーが見えづらく、「信頼される」きっかけが少ない環境ではないかと感じました。
つまり、新人を信頼できるかどうかの判断は、普段の報連相ができているか、によって決まってしまうと言っても過言ではないと考えるようになりました。

この1年間の体感としても、早めに返信をしたり、先回りして連絡した際には、それだけで感謝されることが多かった気がします。自分のためにも「今考えていること」「今からやろうとしていること」はできるだけ詳細に報連相した方がいいと強く実感しました。

これからもこの心得は忘れずに続けていきたいです。

存在感のある2年目を目指して

リモートワークで入社した私たちは先輩方よりも、やはりどこか存在感が薄いのではないか、と感じています。
しかし、この課題を「仕方がない」で片付けずこれからはより“存在感を出す”ことを目標にし、しっかりそれを後輩にも証明していきたいと思っています。

私が所属するクリエイティブプランナーチームの先輩方は、それぞれその人ならではの持ち味があります。
2年目になるにあたり、上長からも「これからは“上野ここにあり”を作っていこう」というアドバイスをいただきました。

この1年間は基礎を固める年になりましたが、これからは「これを頼むなら上野に声かけよう」と思ってもらえる確固たる武器を作り、存在感を出していきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

編集部より

上野さんはリモートで仕事を学びながら、今ではマーケティング記事も書くほど活躍しています!
記事はこちら↓
女性ファッション誌のコピーを分析してみた
https://canvas.d2cr.co.jp/creative/6065/

仕事を覚えるのも、コミュニケーションをとるのも本当に難しかったと思います。
自ら考え、突破してきた経験は必ず今後に活きてくるだろうと感じられる内容でした!

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