「業界をひっくり返す」上場を目指しているハステックの代表に理念を聞いてきました | 株式会社ハステック
今回は、ハステックの代表取締役の田島太郎(たじまたろう)さんにインタビューを行いました。社会問題への挑戦や仕事の魅力など、たっぷり伺っています。ぜひ最後までお楽しみください。プロフィール1986...
https://www.wantedly.com/companies/company_5089149/post_articles/430058
こんにちは!ハステックの採用担当です。
今回は、ハステックの取締役兼CFOの山本さんに、これまで歩んできたキャリアや財務の魅力を伺いました。また、どのような人材が必要なのか、特にハステックに合うような人材はどんな方なのかまでお聞きしましたので、ハステックが少しでも気になるという方はぜひ最後までご覧ください。
早稲田大学商学部出身。1年間シアトルに留学後、公認会計士の資格を取得し、監査法人に入社。主に国内外の製造業会社の会計や上場企業の会計監査の仕事に携わる。海外好きが高じてバックパッカーで1年間世界を巡り、帰国後日本の税理士法人に勤務。その後、税務顧問先の現ハステックにオファーを受け、社内CFO(最高財務責任者)として入社。
大学は早稲田の商学部です。そこからアメリカのシアトルに1年間留学を体験し、帰国後は会計士の道を選びました。その後監査法人に勤めて、国内外の色々な製造業会社のお金の動きをチェックする仕事を3年間やっておりました。
しかし、私の中には世界を見てまわる渇望がずっとあることに気がつきました。それで一念発起し、1年間バックパッカーとして世界一周を果たしたのです。訪れたのは約50カ国で、特にお気に入りはタイですね。なんと言っても東南アジアの雰囲気はたまらなかったです。人間関係がごちゃごちゃと入り組んでいるところや、南米や中東など、日本とは全然違う文化の人たちと交流するのが楽しかったですね。
美しくもあり、少し落ち着きすぎている側面のあるヨーロッパよりも、もっと人間味溢れる、泥臭いところが私の好みです。
ただ、コロナにより、やむなく帰国することになりました。その後は日本の税理士法人で2年間働いて、そこでの経験もまた違った学びになりました。
その会社が会計顧問として関わっていたのが、今の私の勤め先、ハステックなんです。「うちで一緒に働かないか?」と誘われて、この2023年の1月から、CFOとしてこの素晴らしいチームに加わることができました。
その答えは社長、田島さんの存在ですね。
田島さんはハステックを引っ張っていく真のリーダーです。私がこれまで経験してきたような、なんとなく遠慮がちな指摘ではなく、本当に私の成長を思って厳しく指導してくれます。それには深い「思いやり」が感じられるんです。もちろん、そこには大きなストレスと負荷があることも理解しています。でも、その中で確実に成長できると感じました。
私はまだ若く、CFOとしてのスキルを全て身につけているわけではありません。監査法人で3年、税理士法人で2年働いただけで、実際の企業で経理の経験を長年積んだり、銀行で資金調達に10年以上携わった人間ばかりがCFOになるのが一般的ですから、私にとってハードルは高いです。
でも、ハステックは「最初から全てができる人」を求めているわけではありません。スキルが足りない部分は、後から補っていけばいい。そして、それはみんなで助け合っていこう、というのがハステックの精神なんです。それは私だけでなく、社内の他の部署の人たちも同じです。最初から経験やスキルがたくさんある人はほとんどいません。
重要なのは、これからどれだけ成長できるか、どれだけ会社に尽力していけるか、というところです。そういう意味で、私のようなポテンシャルを見てCFOとして雇ってくれる会社は、なかなか無いと思います。
だからこそ、ハステックには深い感謝の気持ちがあります。CFOとして必要なスキルセットが100だとすれば、私はまだ30くらいからスタートしているんです。マインドセットについてもまだCFOになりきっていません。でも、それが上場する時には100になっていればいい。今すぐ100である必要はなく、100になるように努力できる人だけがハステックにはいます。
最初から全てができる超優秀人材はうちにはいません。だからこそ、「できない人ができるようになる」ことこそが面白い。そういう採用を進めているハステックは本当にすごい会社だと思います。
社長が私を評価してくれた点は、成長に対する強い意欲だと思います。
たとえ厳しい状況に置かれても、投げ出さず、頑張ることが自分の未来につながると信じる精神力を評価してもらえたのだと思います。専門職の中には自身のミスに敏感な人やプライドの高い人が多いですが、私は「失敗は成長のチャンス」と捉えています。
途上国を旅した経験や高校野球、今では格闘技をやっていることからくるストレス耐性も評価されたのかもしれません。
そして、私が叱られるときは、それが決して無駄な叱責ではなく、私の成長のために思いやりを込めて叱ってくれていると感じています。だから、叱られた後は「これで自分が成長するだけだ」と思うんです。
ハステックの雰囲気は、一言で言うと「元気いっぱい」です。
ただの秀才ばかりのベンチャーというわけではなく、それぞれが社長、田島さんによって見出された「個性豊かな人材」が集まっています。
そのため、「その経歴からは思いもよらない結果を出す」人が多いんです。特に、清掃のスタッフの方々の経歴は驚くべきものがあります。「ずっと無職だった」「フリーター生活が長かった」など。そして今のエンジニアや役員の方も「元々はカラオケの店長だった」なんて人もいます。
それぞれがこうした経歴を持ちながらも、しっかりとハステックとしての役割を果たしている。それが示すのは、この会社が巨大な潜在能力を秘めているということですね。
私の仕事は、いろいろな面を担当しています。
予算作り、お金の流れを考えること、銀行とのやりとり、資金を増やすための交渉、経理の細かい調整、監査法人との対話、証券会社とのやり取り、上場を支援する専門家との連携などです。
ハステックの主要業務は清掃事業で、さまざまな場所の定期的な清掃を担当しています。この清掃事業は巡回型であるため、基本的には毎月一定の収益を上げています。一般的に、清掃業界は"3K"(汚い、きつい、危険)と言われ、あまり注目されない業界であるため、清掃業務に特化した営業を展開している企業はそう多くはありません。
しかし、ハステックは積極的に営業活動を行っており、その結果、定期的な売上が着実に増えています。
この売上成長が続けば、ハステックはかなり大規模な会社になる可能性があります。わずか1年前には7、8人だったスタッフが、今では25人ほどに増えている、という事実もあります。
ハステックの成長は素晴らしいといえますし、2年後、3年後にどんな会社に進化するのか、それを見るのが非常に楽しみです。
しかし、その一方で、今がまさに頑張る時期だとも言えます。特に私たち財務部門は、会社全体の財務状況をしっかりと把握し、積極的な成長を支えるために頑張る必要があります。
どこまで成長を加速させることができるのか、逆にどこでブレーキをかけるべきなのかという判断を、適切に行うことが求められています。
特に営業職の人材と、清掃のパートタイムスタッフが特に求められています。
さらに、自社システムの開発を前進させるために、追加で一名のエンジニアも必要とされています。また、会計や経理、財務といった業務については、私一人ではすべてを処理するのが難しいため、先月新たなメンバーが加わったものの、まだ一名追加での募集が必要だと感じています。
さらに、迅速かつ確実な情報提供と意思決定をサポートするための管理体制も必要で、そのためにもう一名の人材があれば、会社としてより良い状況を作り出すことができると考えています。
ハステックには自己成長への強い意欲と、何事にも積極的に挑戦する勇気を持つ人が最も合っています。このような人は、ハステックで大きく成長できるでしょう。
また、経理の役割に興味があり、素直な思考力と高い意欲を持っているなら、初級的な経験でも十分に対応可能です。
財務の魅力は、他の役職に比べて会社の全体像を把握しやすい点です。私の役割は会社の中心的な部分を担当しているので、間違いがあれば会社の存続に直結します。
たとえば、資金調達の決定や資金繰りなど、3000万円と予測した出費が実際には5000万円になれば、会社は一瞬で倒産する可能性があります。そういった緊張感が常にある一方で、”やりがい”という観点で勝る職種はそうないと思っています。
私の目標は、立派なCFOになることです。
会社が成長し規模が大きくなると、より重大な決断が求められ、動かす資金とその責任も増大します。そのため、必要なスキルセットを身につけることが必須です。
また、管理部門の体制が整備されていくことで、私自身のプレイングマネージャーとしての役割がより強化され、日々の業務から徐々に手を引き、主に意思決定に専念できるようになります。その状況は、CFOとしての役割を深く理解し、その醍醐味を味わえるものだと思います。そうした状態になった会社の未来を見ることが楽しみで、それがモチベーションになっています。
そして、私の個人的な目標については、どんなに挑戦が多くても、それが価値ある経験となり、結果的には「CFOとして活動していました」と言えることが大きな意義を持つと考えています。多岐にわたる業務をこなすことで、「様々なことに取り組んできました」と語ることができ、それは私のキャリアにとって大きな財産となるでしょう。
もし、この会社を上場に導けたとしたら、その経歴は一生物のものとなります。その目標に向けて「これでもか!」という意気込みで取り組むつもりです。
最後に、財務や会計はどんな企業でも必要な役割です。だからこそ、「どんな会社でも役立つスキルを幅広く身につけていれば、将来は何も恐れることはない」と考え、その実現に向けて邁進しています。
ありがとうございました。こちらの記事が良ければいいねマークを押してくださると嬉しいです。エントリーもお待ちしています!