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【エンジニア統括・引山裕貴 インタビュー】理想とするエンジニア組織を実現し、Otonamiをハイスピードで成長させたい

大手SlerでSEとして法人向けの大規模システム開発を経験した後、ギフトプラットフォームを手がけるスタートアップにWebエンジニアとして転職した引山裕貴さん。やりがいを求めて2022年2月に副業でジョインしたJ-CATにて、ハイエンドな体験予約ECサービスの成長に貢献したいという想いが強くなり、同年10月に正式入社。現在、プロダクト部でエンジニアの統括を担っています。今後目指したい理想のエンジニア組織、そしてプロダクトの成長を支えるエンジニアリングの可能性について聞きました。

フルジョインした決め手は‟成長にダイレクトに貢献できる環境”

大学院を卒業して就職した大手Slerでは、クライアントの要望に応えることが最重要で、プロダクトそのものになかなか愛着を持つことができませんでした。さらに、要件定義や設計、運用保守が業務のメインで、システムの会社なのにシステムがどう動いているかいまいち把握しきれず、自分でシステムをつくり上げている実感が湧きませんでした。「愛着を持てるプロダクトを自分でつくりたい」と思うようになり、採用媒体で副業を探していたところ、Webエンジニアの円谷さんからオファーが来ました。

円谷さんは「Notion 公式アンバサダー」としてこの業界で有名で、仕事の話はもちろんNotionや価値観について幅広く話した面談はとても楽しかったです。その場で「一緒に仕事したい」と強く思い、円谷さんも気持ちを同じくしてくれたようで、まずは副業でジョインすることになりました。

J-CATにジョインしてからは、施策の要件定義から開発、リリースまで一貫して対応してきました。副業の域に留まらない業務内容と裁量で、「やってみたい」と言ったことを汲んでもらったら、どんどん領域が広がっていきました。

新しい領域の仕事を経験し、J-CATには何でも挑戦できる環境があることを目の当たりにしました。次第に「フルコミットすることでプロダクト成長に貢献したい」という想いが強くなり、2022年10月に正社員となりました。

自分のつくったものがプロダクトの成長に直結する喜び

J-CATに入社してからは、PdM(プロダクトマネージャー)とエンジニアを兼務しています。PdMとしては、戦略を立て、アサインや優先度を決定するプロダクトバックログの管理、開発への落とし込みのための要件定義、プロジェクト管理などを手がけています。エンジニアとしては、フロントエンド・バックエンド開発の両方を行っています。

とにかく手を上げれば何でもできる会社なので、1ヶ月で3ヶ月分くらいの成長と経験を実感しています。大手時代は目の前の開発タスクに追われていましたが、今はどうプロダクトをつくるか、プロダクトがきちんと成長しているか、ユーザーは満足しているかを考えています。そのためにはもっと広い目線を養っていきたいです。

現在J-CATのエンジニアチームでは、『Otonami』のコアとなる機能開発をハイスピードで行っています。プロダクトの成長にダイレクトにつながる機能の開発はスタートアップのこのフェーズだからこそ携われるもので、やりがいでしかありません。

前職よりも携わる領域が圧倒的に増えて、事業にインパクトを与えられていると感じる瞬間はとても楽しいです。一方で、役割や手がける領域が増えていくなか、一定のアウトプットを出すこと、自分自身を高めていくことには難しさも感じています。そこで他社のノウハウや成功事例をキャッチアップし、良いところを取り入れていきたいと考えています。

みんなが満足して働ける環境をJ-CATでつくりたい

現在のプロダクト部は、エンジニア8名とデザイナー2名の少数精鋭です。みんな成長意欲が高く、技術力を高める取り組みを活発に行っています。フロントエンド・バックエンド、PdM、インフラなど守備範囲は広いですが、自分が得意とする領域と技術でスペシャリストになろうという気概も持っています。そんな仲間たち、またNotionカルチャーにとても刺激を受けています。

スタートアップ界隈ではNotionの利用が盛んになってきており、私自身もプライベートで使っていますし、Notion文化が根付いている組織に憧れがありました。

J-CATは全社のドキュメントがNotionで一元管理されており、少々マニアックな機能も使いこなしながら、情報資産を蓄積していっています。
特にプロダクト部のドキュメント文化は徹底されており、バックログ、アーキテクチャ、テスト戦略、開発フロー、リリース手順など開発に必要な情報全てをNotion管理していますし、タスクを進める上で、どういう思考や議論のもと意思決定がなされたのか、進行中にどのような課題が発生し、どのように解決していったのかなどをこと細かく残し、記憶を当てにせずその場にいなかった人でも理解・納得できる状態を目指しています。

そういった情報整理能力の高さが、プロダクトの美しさにも反映されていると思っています。

J-CATが提供する感動体験は魅力的かつ商品力も強固で、いかにベストなUXでユーザーへ届けるかがプロダクト部に求められています。しかし、開発スピードやUXを突き詰める力、堅牢なシステムの構築など、不足しているパーツが多々あります。課題を解決するには優秀なエンジニアが欠かせません。

エンジニアが満足して働ける組織の構築は私の使命のひとつです。エンジニアは副業やフリーランスなど柔軟な働き方ができる職種だからこそ、“あえてJ-CATで働く意義”が必要になります。自分自身の今までの経歴において、エンジニアメンバー全員が満足する組織にめぐり合ったことがなく、理想のエンジニア組織をJ-CATで実現したいと思っています。

エンジニアの力が感動体験へのハードルを取り払う

私の理想とする組織には‟感謝の心”が欠かせません。例えば何か提案したときに、まず否定から入ってしまう環境ではブラッシュアップにつながりにくいと思います。メンバーがリスペクトしあい、感謝の心を持てば、きっと良いものが出来上がるはずです。

お互いの仕事の価値を理解して、限界を決めることなく全員でプロダクトをつくりあげていきたいと思っています。社内はもちろん社外の人も憧れるようなエンジニア組織にしていけたら最高ですね。

J-CATのプロダクト成長の先には、会社がミッションとして掲げる「 IT・イノベーションで文化をつなぐ」という"未来"があります。日本の至るところに魅力的な感動体験があるのに、発信する段階にハードルがあって世の中に知られない。そのハードルを取り払うのに必要なのがテクノロジーです。
日本の魅力を届ける人々の真剣な想いが身近に感じられ、ユーザーの生活の一部に「Otonami」がある状態にしていきたいですね。

成長に向けて一緒にハイスピードで駆け抜けたい

「Otonami」をはじめとするJ-CATのサービスは、コンテンツ企画から記事制作、マーケティング、カスタマーサポート、予約、そして実際に体験するまで、多くのステークホルダーやチームがリレーしています。ユーザーに感動体験を届けていくなかで、エンジニアリングはすべてのチームを支えるファンクションとなります。日本の各地に秘められた魅力とユーザーをマッチングさせ、感動体験を届け、地域や事業者のファンづくりに貢献できるのは、J-CATのエンジニアチームならではの醍醐味です。

J-CATの今後の成長にはエンジニアの力が必要です。スタートアップにはチャンスがあふれているので、チャレンジに飢えている方にはぴったりの環境だと思います。「エンジニアリングでプロダクトに大きなインパクトを残したい」「体験領域における最高のUI・UXを突き詰めたい」と考えている方と一緒に働きたいですね。

今、J-CATのエンジニアチームに求められているのは、世の中にない技術を生み出したり、巨大なシステムを作りあげたりすることではなく、プロダクト成長のために本当に必要なものを、Otonamiの世界観にマッチするUI・UXで作り上げていくことです。そのため、大所帯のエンジニア組織でゆっくり着実に進んでいくイメージではなく、少数精鋭でやっていきたいと考えています。「1人で3人分くらいの価値を提供していくぞ」という気概があって、私たちと共にハイスピードで駆け抜けていただける方を心待ちにしています。

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