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クリエイターの新たな経済圏に!デジタルコンテンツのリーディングカンパニーが作るNFTマーケットプレイス『Cobalt』の可能性とココネグループのグローバル連携について

2021年突如として話題となった『NFT(Non-Fungible Token)』。ブロックチェーンの技術を使い、これまで困難であったデジタルコンテンツの著作権を保護した上で流通させることが可能となったことで、新しい経済圏として注目されています。

ココネグループでもこの新しい技術をビジネスチャンスとして捉え、今年8月30日にシンガポールを拠点にビジネスを行うPost VOYAGERより、NFTマーケットプレイス『Cobalt(コバルト)』をリリース。

今回はココネを親会社にもち、グローバルな連携を行う2社の代表に、Cobaltの可能性や開発エピソード、今後の協業について伺いました。


【人物紹介】
金廷勲(Kim Jeonghun):Post VOYAGER PTE LTD.の代表 2018年からNFTに可能性を見出し、ココネグループ内でも早くから研究開発をしている有識者。今年8月にNFTマーケットプレイス『Cobalt』をローンチした。

趙 訓濟(Cho Hunje):親会社であるココネ株式会社では、複数のアプリのクライアントエンジニアとして開発を担当後、CARROT株式会社のCOOに就任。卓越したプログラミングスキルに加えて、3カ国後が堪能。その後cocone connectのCTOに就任。

業界の課題を乗り越えた、"クリエイターにやさしい"NFTプラットフォーム

ーー本日はよろしくお願いいたします。まず最初に『Cobalt』とはどんなサービスですか?

金:所持しているデジタルコンテンツのNFT化から流通までをワンストップで出来るNFTのマーケットプレイスです。

NFTマーケットというと、持っている画像や動画などのコンテンツをそのまま出品する「流通に特化」しているイメージを持たれている方も多いと思います。しかし、実際に流通させる前に、所持するデジタルコンテンツをNFT化するひと手間が必要です。CobaltにはそのNFT化する機能も備わっており、生成されたデジタル資産をそのままサービス内で販売したり、ユーザー間で売買することもできるようになっています。

またNFT化されたコンテンツは、自身の手元から離れても流通の過程を追えるようになっています。
自分の作品が買われたその後が可視化されるので、自身の作品がどのようなお客様に、どのくらいの価値が見出されているかを永続的に追えるのは、新鮮な体験なのではないでしょうか?

現在Cobaltに出品ができるのは、Post VOYAGERと契約をした公認のコンテンツパートナーおよびNFT販売事業者のみとしておりますが、今後はお客様が購入したいNFTコンテンツを探しやすいインターフェースへ改良しつつ、クリエイターとお客様の両者が個人間で取引できるオールインワンなプラットフォームを目指しています。

NFTプラットフォーム『Cobalt』

ーー他社サービスとはどのように差別化されているのでしょうか?

金:NFTコンテンツを取引する上で課題にであった手数料の高額化を解消させた点、決済手段方法に幅を持たせた点だと思います。

NFTを流通させるには、ブロックチェーンプラットフォームを利用します。様々なブロックチェーンがある中で、NFT界隈で最もメジャーなのは「Ethereum(イーサリアム)」なのですが、Cobaltでは「Klaytn(クレイトン)」を使用しています。

Klaytnを選んだ理由としては、EthereumのGAS代※が高額であることに尽きます。出品者が低額なNFTアイテムを出品したとしても、高額な手数料が上乗せされることでトータルの取引額が高まれば、購入のハードルも上がってしまいます。

現在NFTとして取引され話題になるのは高額な資産が多いので、GAS代が高くても許容されているかもしれません。一方で、NFT元年の2021年以降も一過性のブームではなくメジャーなものにするためには、取引のハードルをより下げる必要があると考えております。

※GAS代:トランザクション(取引記録を残す処理)時の手数料のこと

また、購入のハードルを下げる取り組みの一環として、クレジットカード決済を可能にしました。これにより、そもそも暗号通貨を持っていない人や馴染みがない方でも気軽に購入することができるようになっていると思います。

ーーNFT界隈で最近、著作権者以外の方が無断でコンテンツをNFT化し転売する事例が確認され問題になっていると聞きます。Cobaltではなにか対策されていることはありますでしょうか?

金:おっしゃる通りで、今現在NFT界隈で一番問題になっているのは、NFT化する前のコンテンツが勝手にNFT化され無断転売されていることです。すでにNFT化されているデジタルコンテンツは流通の履歴が追えるため著作権の保護ができるのですが、そもそもコンテンツ化する時点で著作権を侵害されている場合が多くあります。

そのような不正が起らないよう、Cobaltでは審査を強化しています。事前にCobalt側の審査を通過し、認証されたコンテンツホルダーだけが出品を行える仕組みにしています。著作権の保護されたコンテンツのみ流通させているので、安心して取引いただけます。

ココネグループの知見をフル活用すれば、日本市場での勝ち筋が見える

ーーココネグループでNFT事業をやることに可能性を感じたのはどのような点ですか?

金:
現在ココネグループで運営する「ポケコロ」「リヴリーアイランド」などのバーチャル空間サービスでは、購入できるアイテムは、そのサービス内だけで価値を持つものです。一方で、もしもサービス外でもコンテンツの価値が保証できる技術が生まれれば、デジタルアイテムを"資産"として扱う時代が来ると予期していました。

実際に「OpenSea」などを筆頭に海外のNFTマーケットでも流通額が伸びており、新しい市場として確立してきています。TIMESのようなクラシカルなメディアがニュースをデジタル資産化するような流れも生まれています。

これまでデジタルコンテンツを生業にしてきたココネグループがNFTプラットフォームを作ることで、「コンテンツ」と「プラットフォーム」双方をカバーできる企業となり、NFT市場をより活性化できると考えました。

ーー日本では海外と比べるとまだNFTマーケットプレイスが多くありません。その中で同社がCobaltをローンチできたのはなぜでしょうか?

金:我々ココネグループは今まで魅力的なデジタルコンテンツを作成し、魅力的に展開し、サービスを通じて日々お客様と向き合ってきました。その一方で未来を見据えて、グループが目指すデジタルワールドの実現に向け、ブロックチェーン分野などの研究開発にも力を入れてきました。

技術的な向上とお客様に真摯に向き合ってきた経験によって、今回のNFTマーケットプレイスの開発を実現できたと考えております。

両社の強みを活かした技術交流と事業開発

ーー技術的な話を伺いたいのですが、Cobaltに使われている技術要素と開発において苦労した点について教えて下さい。

金:まず技術要素についてですが、Ethereumベースの技術でERC721を使っています。お客様がCobalt内でNFTアイテムを購入後、流通先として「OpenSea」などの他プラットフォームとの連携も想定していたので、共通技術で作っています。

難しかったことは、ブロックチェーン=分散型システムを構築する上で、データ保存やアクセスができる構成にすることです。データを更新することがそもそも難しいのもありますが、トランザクションの処理に時間がかかります。

またお客様がクイックに検索し、欲しい情報を見つけやすいようするため、データをどう管理するかも頭を悩ませた部分でした。

ーーブロックチェーン技術に精通した人材はどのように確保したんですか?

ココネグループとしては2018年からブロックチェーン技術に着目しており、研究開発に投資をしておりました。グループの中で興味を持っている技術者を育成し、プロトタイプを作り始めていたことが、最終的に今回の開発に繋がりました。

ーーCobaltでは、ココネグループが取り扱うサービスのコンテンツが出品されていますね。今後、CARROTの事業とCobaltはどう連携していくのでしょうか?

趙:CARROTとしては、まずはCobaltの日本の展開に力を注ぎ、日本のお客様の好みや嗜好を反映させながら、将来的にはグローバル展開を目指します。

中長期的な事業の方向性としては、ココネグループ内でシナジーがあるサービスやコンテンツへ、NFTの技術を組み込むことにより、サービスに新たな価値、機能を作っていきます。

ココネグループが提供するサービスの強みは、実在せずデジタル上にあるコンテンツについてお客様に価値を感じてもらっている点です。今後はNFTという新しい技術でデジタル資産と融合して、新しいサービスになるのではないかと思います。

ーー戦略上の連携はありますが、それぞれプロダクトとして技術的な関わりの予定はあったりしますか?

趙:事業によりますが、日本向けのNFTはcocone connectがリードしていく予定で、今後も人材の採用は積極的に行います。

今後はブロックチェーン関連のビジネスはココネグループの中で一番早くNFT分野の知見を身に付けた金さん率いるPost VOYAGERとcocone connectがグループ内でリードしていく立場になります。

はっきりと棲み分けをするのではなく、それぞれのミッション・目標・ゴールにあったサービスを作り、互いの技術や知見をシェアしあいながら開発していきます。今後は継続的にパートナーとして、交流や協業も考えております。

ーー最後に伝えたいことはありますか?

趙:絶賛人材募集中です。日本でブロックチェーン技術を扱ったサービスに関わりたい方はぜひご応募ください。カジュアル面談しましょう!

金:日本のブロックチェーン技術はcocone connectから始まります。

ーーありがとうございました。


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