1
/
5

スタートアップ/ベンチャーのリアルな実態を教えます

こんにちは!人事の小野です。

2022年、政府がスタートアップ創出元年として、スタートアップの創出と支援を中心とした5か年計画を発表したことは記憶に新しい方もいるかと思います。

スタートアップへの転職を検討する方も年々増加してはいますが、まだまだスタートアップの働き方や実態がわからず二の足を踏んでいる方もいらっしゃるかと思っています。

そこで、スタートアップとベンチャーでそれぞれ創業期を経験した私の完全主観でスタートアップの実態をお伝えしたいと思います。
(あくまでも個人の見解なので参考程度にしてください!)

■スタートアップ/ベンチャーの仕事はキツイのか?

前提としてなにをもってキツイというかによりますが、スタートアップ/ベンチャーは早期から裁量ある領域を担当できたり、複数の役割を兼務しながら幅広い経験を積むことができます。
会社や事業の状況に合わせ、時には役割の垣根を越えて臨機応変に対応する必要があったりします。
その根本としてあるのは今より会社をよくしよう、とかこうすればもっと事業を成長する、これがあればよりお客様にとってベストだろう、という想いです。

あまり仕事で責任を持ちたくない方や、誰かの指示やマニュアルがなければ不安を感じてしまう方"キツイ"と感じてしまうかもしれません。
逆に自ら考えて仕事を進めたい、変化が好きで柔軟で臨機応変に対応できる、幅広い経験を積みたい、といった方には”やりがい”を感じる環境だと思います。


■スタートアップ/ベンチャーでワークライフバランスは諦めなきゃいけないのか?

結論から言えばそんなことありませんが、残念ながら厳しい労働環境の会社も一部存在します。
ただ、最近のスタートアップでは超ホワイトと言えるほど働きやすい環境作りがなされている企業もたくさんあります。

色んな要素があるので部分的な切り取りになりますが、VCから資金調達をしている企業は当然IPOを狙っているはずなので創業期から上場を見据えた労務管理がされていると思います。
一概に全てとは言えませんが、そういった意味ではベンチャーよりスタートアップの方が労働環境が整備されているかと思います。

また、歴史のある大手と異なり、イノベーションを中心とした会社作りがされているからこそ、時代の変化に合わせて柔軟で多様性ある働き方へと日々進化していると言えます。

ちなみに、当社は出社とリモートのハイブリッド型で、大体週の半分程度リモートワークです。
リモートする日は事前に選べるので、うまく組み合わせながら育児参加したりしている社員もいます。(私もその一人です)
まだまだ改善の余地はあるものの、仕事に集中できる環境作り、働く場所や時間の柔軟性など、総合的に見たらかなり働きやすい環境なんじゃないかと自負してます。


■大企業からスタートアップ/ベンチャーへの転職って実際どうなの?

こちらも結論から言えば、活躍できる方とできない方でかなり大きく分かれると思います。
大手に限らず、世間的に名前が通っている企業であれば多かれ少なかれ会社の影響力で仕事がうまくいっていたケースがあります。
言い方が悪いですが、営業系で言えば会社の看板で売っていた。みたいな方、もしくはその可能性が少しでもある方は注意が必要です。
恐らく想像されている100倍くらい企業ブランディングは重要で、全く無名で誰も聞いたことのないようなスタートアップ/ベンチャーでは本当に想像を絶する状況に立たされることがあります。

とはいえ、これは会社の看板で仕事していた場合の話で、大手では裁量がなくて窮屈だなー、もっとこうすればいいのになー、みたいに感じていた方はスタートアップ/ベンチャーに合っているかもしれません。
さらに、大手でもそれなりに成果を残し、ご自身の勝ちパターンのようなものをもっている方であればスタートアップ/ベンチャーでも活躍できるんじゃないかなと思います。

会社や事業のスピード感と合わせて当事者意識をもって成果を追うことができれば、大手ではなかなか体験できないようなチャンスや仕事が早くから舞い込んでくることは間違いないはずです。


■そもそもスタートアップとベンチャーって違うの?

前々からベンチャーは聞いたことあるけど、なんか最近スタートアップって言葉も聞くようになったなー。。。え、同じじゃないの?という方もいると思います。
ジーンズと呼んでたものがいつの間にかデニムになったような感じ?と思っているかもしれませんがちゃんと違いがあります。(ちなみにジーンズとデニムはそれぞれ種類名と生地名で意味が異なります)

ベンチャー:既存のビジネスモデルに工夫や変化を加えて事業を伸ばすビジネスモデル
スタートアップ:今までにないイノベーションを起こして手探りで構築していくビジネスモデル

簡単に言えばこんな違いがあります。

ベンチャーは早い段階での黒字化と着実な成長を目指し、小規模でゆっくりと右肩上がりの成長をするケースが多いです。
対するスタートアップはプロダクトやサービスがしっかりPMFできるまでは赤字が続くことが一般的で、そのためにVCから資金調達ができるかどうかが非常に重要で、ここを乗り越えることができれば圧倒的スピード感でスケールアップしていきます。

どちらがいい、というのは難しいですが会社選びの際にはそれぞれ抑えるべきポイントや戦い方が異なることを知っておいた方がいいかもしれません。
求められるスキルは会社フェーズに起因する部分が大きいので、本質的にはそれぞれあまり変わらないかなと思います。

さて、読んでいただきいかがでしたでしょうか?
私も名前の通った上場企業にいたことがありますが、個人的には圧倒的にスタートアップ/ベンチャーの方がおもしろい仕事ができると感じてます。
大手もおもしろい部分はありますが、やはりそれに向けて会社や事業を作っていくフェーズはやりがいを感じます。

人それぞれキャリアの価値観は異なるので、どっちがいい。みたいな話ではありませんので、
ぜひ転職活動の際に参考にしていただけたらと思います。
尚、もし私宛にキャリアの相談をしたい方がいらっしゃればぜひご連絡ください。

最後に、スタートアップで働けたらおもしろそう!こんな会社で働いてみたい!と興味を持っていただけた方、まずはカジュアルに話を聞いてみるだけでも歓迎です!
お気軽にお問い合わせください!

株式会社シフトメーション's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings