株式会社ビヨンドワークス
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株式会社ビヨンドワークス
27 days ago
ビヨンドワークスオフィスツアー!こんな会社です!
ビヨンドワークス採用担当の小松です!今回は、ビヨンドワークスについて知っていただくために、オフィスの様子をご紹介します! ビヨンドワークスのオフィスは渋谷駅(JR新南口)から徒歩5分のところにあります。明治通りは桜がきれいに咲いているので、散歩がてらお花見してきました^^桜の奥に見えている茶色の建物がビヨンドワークスの入っているアサヒビルです! ビルの左側に回ると入り口があります。 エレベーターで5階に上がって、左手のドアからお入りください! こちらが受付です。基本的には入り口を入ってすぐのところに社員が座っているので、オフィスにいらっしゃった際は、気軽にお声かけくださいね! こちらは会...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
6 months ago
レッスン18: レイヤ2 スイッチ
今回は、スイッチについて説明します。切替えするスイッチそのものをイメージしてください。例えるなら、電車の切り替えポイントです。ネットワークの場合、切り替えられる電車がデータ、レールがメディアもしくは回路ということになります。これをスイッチングといいます。ルータもスイッチング機能を持っているのですが、ここではスイッチング機能のみを持ったデバイス、レイヤ2スイッチ(スイッチング・ハブ)について説明します。スイッチング・ハブは、見た目はハブそっくりですが実際はレイヤ2デバイスであるブリッジに近いものです。"マルチポート・ブリッジ"という表現が、一番機能を表しているかもしれません。まずは、スイッ...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
6 months ago
レッスン17: レイヤ2 ブリッジ
レイヤ2のネットワーキング・デバイスはブリッジとスイッチでしたね。ここから先はその2つについて学んでいきます。ブリッジについて、第7回で「とあるルールにのっとって、データを通る・通さないという制御を行う」と説明しました。ブリッジは、ハブのように来た信号をそのまま流すのではなく何かしらの制御を行うデバイスなのです。ブリッジ、という名前の由来ですが、そのまま「橋」からきています。LANとLANを繋ぐネットワーキング・デバイスなので、2つのLANの架け橋です。衝突ドメインのようなネットワークの区切りをセグメントと呼ぶのですが、2つのセグメントを繋げるのがブリッジの役割です。ブリッジには、大きく...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
7 months ago
レッスン16: レイヤ2 IEEE802.5とFDDI
もともと、イーサネットの「ether」とは、「エーテル(ether)・・・古い物理学で光、熱などの媒体とされた仮説上の物質」に由来しています。なぜこのような名前がついているかというと、これから説明するIEEE802.5やFDDIは信号の流れが制御されて、各デバイスを順序良く回っていき、全体に信号が伝わっていく様が、エーテルによって全方位に運ばれていく光のようだからでは…と推測します。IEEE802.5やFDDIはリング型トポロジで、ぐるっと信号が回っていくのですが、この方式をトークンパッシングアクセス制御と言います。トークンパッシングとは、トークンという制御フレームを使っています。リング...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
7 months ago
レッスン15: レイヤ2 イーサネットの拡張
前回、イーサネットは「繋がっているすべてのノードへフレームを送り付けるブロードキャスト型でアクセス制御をしている」というお話をしました。イーサネットでは、誰かが送信しているあいだは他の人は送信できません、誰も使ってないな…と思って送信を始めたときに、まだそのフレームが届いていない人が送信を始めてしまうと、一本の銅線しかない同軸ケーブル上に2つの信号が交差するため衝突が発生します。衝突がおきると信号がエラーになってしまいます。イーサネットでの正常な通信時は、送信のみか受信のみのどちらか一方しか各ノードは行えません。これを半二重通信方式といいます。自分が話しているときは相手の声が聞こえない、...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
8 months ago
レッスン14: レイヤ2 イーサネット/IEEE802.3
イーサネットとIEEE802.3はLANの規格です。まず、最初にイーサネットが存在しました。1970年代の末期にXeroxが開発、1980年にXerox、intel、DECの3社が共同で企画をまとめました。この頭文字をとってDIX-Ethernetといいます。これがとても便利なものだったので、IEEEが標準化し、IEEE802.3が開発されました。そのため、規格がほぼ同一なのです。最近ではIEEE802.3も含めてイーサネットと表記されることが多いです。イーサネットは、LANの規格として同軸ケーブル(10Mbps)、CSMA/CDアクセス制御方式、バス型・スター型物理トポロジを使用します...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
8 months ago
レッスン13: レイヤ2 アドレッシング
今回は、アドレス(ネットワーク上でデバイスを識別する記号)について説明します。アドレスをつけることにより、誰にデータを送りかを考えることができるようになります。まず、アドレッシングで重要なのは各デバイスにユニーク(独自、唯一)なアドレスを割り振るということです。通信が可能な範囲で同じアドレスを持つデバイスがあってはいけないということです。アドレスには論理アドレスと物理アドレスの2種類があり、どちらも使用します。それぞれ役割が違うのです。今回はレイヤ2の役割を持つ物理アドレスについてです。物理アドレスは、メディアに直接接続されている誰に届けるかを識別するために使い、論理アドレスはそのネット...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
9 months ago
レッスン12: レイヤ2 概要
レイヤ2、データリンク層について解説します。レイヤ2はデータ(フレーム)の伝送制御を行います。レイヤ1のカプセル化では、実際の電気信号、メディアの仕様、ビットの表記などを行っていますが、これだけではどこ宛に届けるのかがわからないため、アドレッシング(デバイスを識別する識別子をつけること。住所・名前を付けることだと思ってください)が必要です。他にも、レイヤ1は機器に依存しすぎているため上のレイヤとの繋がりを作るのが難しいのです。そこで、事前にレイヤ2が上位レイヤとの繋がりを作ります。これから説明するのは、LANでのレイヤ2です。IEEEのLAN仕様は、以下の図のようにレイヤ2をさらに2つに...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
9 months ago
レッスン11: レイヤ1 ネットワーク・トポロジ
今回は、実際のコンピュータと機器、そしてメディアの配置という観点からお話します。実際の機器とメディアの配置の事を物理トポロジ(ネットワークの配置図)といいます。ネットワーキングでのトポロジは、ノード(コンピュータやネットワーキングデバイス)とリンク(メディア)という二つの図形を使って物理的配置を表現します。物理的は配置は、大きく5種類に分類されます。1.バス型トポロジバスとは、母線という意味です。共有メディア環境といえば、通常はこのバス型です。少し古いタイプの物理トポロジで、同軸ケーブルを使います。T型コネクタというものを使い、母線と支線を繋げています。デメリットとして、支線を増やしたい...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
9 months ago
レッスン10: レイヤ1 リピータ・ハブ
ここでは、レイヤ1物理層で使用される、リピータとハブという2つの機器について詳しくお話します。これらはネットワーキングデバイスと呼ばれる、メディア上を流れる信号を制御する機器です。まずリピータについてです。前回もお伝えしたとおり、信号は減衰したりノイズが入って形が壊れてしまいます。シールドやキャンセレーションで防げますが万全ではなく、そのためメディアには最長距離が存在します。もし同じLANに繋ぎたいPC同士が最長距離以上に離れていた場合はどうするか?これを解決するのがリピータの機能です。リピータは、弱まったりノイズが入ってしまった信号を増幅や整形して、元の信号と同じ強さ、形に直します。リ...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
9 months ago
レッスン9: レイヤ1 ネットワーキングメディア
ここではまず、主にLANで使われるネットワーキングメディアの種類を解説します。銅線、光ファイバ、無線とありますが、銅線2種類と光ファイバ1種類についてです。これらのネットワーキングメディアは、3つの規格団体が影響力を持っています。特にIEEE(アイ・トリプル・イーと読みます)とEIA/TIA(米国電子工業会/通信工業会。協同で規格を発表することが多いのでこう表現されます)は覚えておいてください。もう一つはUL(損保保健研究会)という、製品の安全性を試験する団体です。これらの団体が規格している3つのケーブルが「同軸ケーブル」「ツイストペアケーブル」「光ファイバケーブル」です。ひとつづつ説明...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
10 months ago
レッスン8: レイヤ1 信号と回線
ネットワークの根底は電気信号です。データがメディアを通るときは、何らかの電気信号で相手に伝わります。銅線を使った電気信号や光信号、無線LANの場合は電波です。ここでは、銅線を使った電気信号について説明します。まず、信号にはアナログとデジタルの2種類が存在します。アナログは連続的で波のようなもの、デジタルは非連続的でON/OFFだと考えて下さい。もともと存在する波を模倣するほうが簡単だったため従来の信号はアナログが従来の信号はアナログがメインでした。特に音波はそのまま電話で使う形にしやすいのです。一方、デジタルは作られた信号です。CDの録音も、コンピュータ内部でやりとりされる信号もデジタル...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
10 months ago
レッスン7: LANの機器
この回では、LANで使われる機器を説明します。LANを構築するには、PCやプリンタ等の“ホスト”、LANケーブル(ネットワーキングメディア)、NIC(Network Interface Card。ケーブルとPCを繋げる機器のことで、ニックと読みます。現在はネットワーク接続が当たり前なので、PCに組み込まれていることもあります。)が必要です。一対一で接続する場合はこの3点で繋がります。続いて、複数のPCからデータがLANに流れることになった場合、通信を制御する機器が必要です。ケーブルが道路、データが自動車だとしたら、信号機のようなものです。その他にも、インターチェンジや案内看板の役割もする...
ビヨンドワークスのネットワーク入門レッスン
10 months ago
レッスン6: OSI参照モデルとカプセル化
通信では、運びたいものを「データ」、それを入れる箱を「データユニット」と呼びます。宅配便をイメージすると分かりやすいかと思います。宅配便を送る際、まず、送るものを用意します。壊れやすいものなら、緩衝材で包みます。そのあと箱に入れ、誰がどこに送るか分かるよう配送表をつけます。受け取った側は、逆の順番で梱包を解いていきますね。荷物を緩衝材で包まなければ壊れてしまうかも知れませんし、配送表をつけないと届け先がわかりません。データ通信も同じように、運びたいもの(データ)以外のものが必要なのです。データ通信の場合、データ以外に必要になるのは「送信元のアドレス(IPアドレスと呼ばれる、ホストの住所の...