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全社でプロダクトが抱える課題と解決策について熱く議論!当社初の取り組み「プロダクトワークショップ」についてCPOに聞きました

9/10(代表の井無田いわく、「苦渋(910)」の日)、テックタッチの従業員がZoom上で集結。全社ミーティングが開催されました。

そのうちの1つのアジェンダ「プロダクトワークショップ」では、
・さまざまな役割のメンバーを交えてプロダクトについて議論することで多くの気づきが生まれた
・プロダクトの方向性(短期・中期)を確認できた
という結果に。

今回は、その「プロダクトワークショップ」について、企画をメインで担当したCPOの中尾さん(Kさん)にお話を聞きました!

CPO 中尾憲一(K)
ソニー株式会社、株式会社ディー・エヌ・エーを経て、FROSK株式会社を創業。大手アプリディベロッパーがこぞって使うクラッシュ解析ツール「SmartBeat」を開発。同社をヤフー株式会社に売却した後も4年間CEOを務める。その後、ブロックチェーン分野での事業開発、BCG Digital Venturesにて大手企業とのデジタル事業開発に従事。
テックタッチ株式会社では、プロダクトマネジメントを担う。

インタビュアーは今月1日よりテックタッチにジョインしたyocchi(よっち)こと奧田陽子が務めました。


広報 奧田陽子(yocchi)
2018年、新卒で株式会社ベーシックに入社。インサイドセールスを経て、2018年10月より広報に従事し、事業広報、社内広報、採用広報を担う。社内広報では、社内報「b-ridge」の編集長を務め、廃刊寸前だった社内報を9割の社員に読まれるまでの立て直しを経験。事業広報では、前年比約2倍のメディア掲載獲得に貢献。その後、マーケティングに関わったのち、2021年10月にテックタッチ1人目の広報として入社。

ーKさん、ワークショップの運営お疲れ様でした!読者のみなさん向けに、当日どのような流れでワークショップを行ったか、教えていただけますでしょうか?

当日は、全社ミーティング(全5時間)のうち4時間を使い、

  • 流れの説明(30分)
  • グループワーク(3時間・1グループ4-5名*9グループ、うち1名ファシリテーター、うち1名発表者で編成)
  • 発表→投票(30分)

という構成で行いました。

ーワークショップのテーマは何だったんですか?

テーマは「全社でテックタッチプロダクトの現在地を知り戦略を立てる」ことでした。少人数のグループに分かれて密な議論をおこない、現在プロダクトが抱えている課題と解決策TOP3を各グループが最後に発表しました。

ー 今回のワークショップを行った背景を教えていただけますか?

プロダクトマネジメントメンバーで、改めて全社でプロダクトの抱える課題を確認したり、プロダクトの今後の方針について議論したいよねという話をしていたタイミングだったので、全社ミーティングの場をお借りしたんです。

元々、私自身も、普段の業務ではコミュニケーションが少なくなりがちな違う役割(エンジニア/CS/プロダクトチーム/セールス/マーケティングetc.)のメンバー同士が直接議論し、プロダクトについての意見を交わし合える機会を作りたいという思いがありました。それを叶える手段として、別目的で開催が決定されていた全社ミーティングのアジェンダとの1つに「プロダクトワークショップ」を追加することにしました。


ー準備はKさんお一人で行ったんですか?

プロダクト開発にメインで関わっている私と、お客様にメインで関わっているCSMのyoさんと2人で準備を進めました。

当日に向けたオペレーションを整える際にはデザイナーのkeita、事業企画のtaichiも手伝ってくれました。

ーそうだったんですね!こういったワークショップには日頃のプロダクトへの考え方が反映されると思っています。Kさんがプロダクトづくりにおいて大切にしていることについて、教えていただけますか?

プロダクトは複数視点を同時にもった上で作るべきだと考えています。Sales/CS/開発など、いち側面だけでは、いいプロダクトは作れません。

とは言うものの、普段各自の任務を全うする中では、なかなかそのような視点を得にくいのも事実です。それらを踏まえ、今回のワークショップは、違う役割(エンジニア/CS/PdM/セールス/マーケティングetc.あらゆる部署)同士でディスカッションする機会を作り、複数視点からプロダクトについて考えられる場にしたいと考え実施しました。

ー 当日の反響はどうでしたか?

開催前に想定していたよりも、議論が白熱していました。違う役割の人と議論することで「こんな考え方もあるのか!」など新たな気づきがあり、それをきっかけにして盛り上がっていたようです。

各グループの議論の様子を見にそれぞれのブレークアウトルームを巡回していましたが、どのチームも、個々人の特徴が出た独特な空気を醸し出していて、よかったですね(笑)

ーオンライン開催のオンサイトで工夫したことを教えてもらえますか?

工夫したことは3つあります。

1つ目は、議論の活性化のために、メンバーそれぞれが書き込めるツールを利用したことです。β版の「FigJam」を利用し、各自が書き込みながら議論を進められるようにしました。書き込むことで、アイデアが整理されてよかったとの感想ももらいました。

ちなみに、テックタッチには「SaaSを提供する立場として、他社の多くのSaaSに触れよう」という思想があり、それを体現した形でもあります。


(当日使用したFigJam、各グループのボードには多くのコメントが入っていました。)

2つ目は、誰でも意見出しや発表をできるような形態をとったことです。

各グループの人数を4-5人にすることで、誰でも意見を言いやすい環境にしました。、また、グループ内でのファシリテーターと全体への発表者を分けてもらうことで、普段の全社ミーティングでは発表することの少ないメンバーも発表の機会を得ることができました。いろんなメンバーの意見を直接聞くことができ、刺激を受けたメンバーも多かったと聞いています。

3つ目は、こまめに休憩を入れることです。オンラインでの会議は、画面をずっと見つめるために疲れが溜まりやすいです。適度に休憩したうえで最良のアウトプットを出せるよう、各チームが適宜休憩を取れているかに配慮しながら進行していました

ー今回のワークショップで、得たかったフィードバックは得られたんでしょうか?

得られました。フィードバックの量もそうですし、全グループの発表後に、「優先して解決すべき課題と解決策」を投票で選んでもらったのですが、すでにプロダクトチームで課題視し取り組もうとしていたものが上位に挙がってきていたので、「早急に取り組もう」と温度感が高まりました。

それ以外にもプロダクトチームで「緊急度は高くないけれどもゆくゆくは解決していきたい」と考えてきたものも多く、テックタッチ全体でプロダクトの現在地に対して共通認識を持てたと考えています。

ー今後もこういったワークショップは行っていくのでしょうか?

先述の通り、プロダクトを複数の視点から見ることが大事だと考えているので、今後も定期的にこういった社内でのプロダクトへのフィードバックの場や、違う役割同士で議論し、シナジーを生む機会を作っていきたいですね。

ーKさんは数々の企業で事業づくりに関わられていましたが、テックタッチならではのチームの特徴はありますか?

テックタッチには、とにかくプロダクトに対して前のめりな人が多いです。今回のような議論は、一人でも「それっぽく適当にやり過ごそう」する人がいると議論が深まらないのですが、そういったことが一切なく、改めてチームの良さを感じましたね。

ー今後も定期的にプロダクトについて議論し、よりよいプロダクトを作っていけること、私も楽しみです!Kさんありがとうございました!

yocchiは入社前に交ぜていただきましたが、各メンバーがそれぞれの立場からプロダクトの課題に向き合い、解決策を真剣に議論する姿に、胸が熱くなりました!

(当日は、先日作成したテックタッチTシャツをドレスコードとし、全員で一体感を持って取り組みました。)

プロダクトについて熱く議論をかわせるテックタッチで、一緒に働きませんか?

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