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【NXTED】エンジニアInterview:AWSソリューションアーキテクト-アソシエイト合格体験談
Photo by Christina @ wocintechchat.com on Unsplash
こんにちは。NXTED採用担当です。先日、当社のエンジニアが「AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイト」に合格したという嬉しいニュースがありました!今回は、そのエンジニアAさんに受験のいきさつや感想、学習方法などをインタビューしました。
*AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイト(以下、AWS SAA)で検証される能力:
- AWSのテクノロジーを使ってセキュアかつ堅牢なソリューションを設計するための能力
- 適切なAWSのサービスを使用し、要件を基にアーキテクチャ原則に従ってソリューションを設計する能力
- ワークロードのライフサイクルを通して、ベストプラクティスに基づく実装ガイダンスを組織に提供する能力
まずは、試験合格おめでとうございます!
ありがとうございます!受験することを上司や同僚に前もって宣言していたので、一発で合格できて、ほっとしています。
この試験を受験しようと思ったきっかけを教えてください。
他案件を担当している先輩や同僚が、実務の中でAWSサービスの単語を使って会話しているのを耳にしたのがきっかけです。自分は直接担当ではなかったんですが、今後必要になりそうだな、知っておきたいな、と興味が沸いて自主的に勉強を始めました。いざ必要となったときに、「『知らない』と言いたくない」という気持ちがありました。そこで半年ほど前、まずは今回受験した試験の下位試験である「AWS Certified Cloud Practitioner」を受験し、合格しました。ただ、試験内容としても実務に沿ったものというよりは、AWSの基本的なサービスそのものについて問われるものが多かったため、AWSについてより深く・実務的な知識やスキルを得たいと思い、今年AWS SAAの受験に至りました。
この試験を受けたメリットはありましたか?実務にどのようにいかされていますか?
試験の学習を通して、AWSの各サービスについて体系的に学習することで効率よく幅広い知識を得ることができました。実際の業務においても、試験学習の際に取り上げられたシステム開発上の課題などが出てくることもあり、そのような状況で、試験学習を通して身に着けた知識を用いてAWSサービスを利用したソリューションを共有・提案することができるようになりました。社内では色々と質問されたり、意見を求められたり・・・頼ってもらえることが増えて嬉しく思っています。
準備期間はどのくらいでしたか?実務がお忙しい中、いつ、どのように勉強されたのですか?
約2カ月間です。平日は帰宅後に30分~1時間程度、業務に余裕があるときは休憩時間中にも問題集やテキストで学習しました。残業が少ない会社なので、夜に勉強時間を確保することができました。休日には、AWSを実際に触ったハンズオン学習などを行いました。
学習に向けて、会社のサポートやバックアップ、役に立った制度などはありましたか?
社内の技術書の貸出制度を活用しました。テキストや問題集で取り扱ってないサービスや、実際の業務に沿った知識やスキルに関しては社内図書から借りた書籍で学習したりしました。
どのような教材を使用しましたか?おススメの書籍や学習方法があれば是非教えてください。
主に、以下のテキストと問題集で試験対策を行いました。試験勉強だけでは実際の業務で使うスキルという点においては不十分なので、実際にAWSのコンソールで各サービスを触ってみるなど、ハンズオン学習を行うことをお勧めします。
【試験の学習に使用した書籍】
- AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版
- AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集
実際の試験を受けた感想はいかがでしたか?
試験は自宅受験も出来ますが、私はより集中できるテストセンターで受けました。試験内容としては実際の業務の中で出てくるようなシステム上の課題に対して、AWSを利用してどう解決するか、が問われます。 昨年受けた「AWS Certified Cloud Practitioner」と同様に、テキストでは扱われていないサービスに関する問題も出題され、実際試験は想定していたより難しく感じることも多く、試験の最後の問題まで気が抜けませんでした。試験は選択式でしたが、ただテキストを覚えるだけではダメで、しっかりと理解し、自分の知識として落とし込んだ上でアウトプットする必要がありました。試験は2時間半ですが、時間に余裕を持って回答することができました。終了後すぐに合否が表示されるようになっていて、合格を知ったときはほっとしました。(スコアやレポートは後日届きました)
今後、また目指したい資格等はありますか?
AWSの上位試験である「AWS Certified Solutions Architect - Professional」や、AWSやGCPなどマルチプラットフォームに対応したIaCツールであるTerraformの「HashiCorp Certified: Terraform Associate」などを検討しています。資格試験は、そのサービス等について“一通り知っていて使える”という自信になりますし、開発者としての自分の引き出しを増やし、自分がやりたいことを実現するための手段として考えています。
*IaC(Infrastructure as Code)とは、サーバーなどのシステムインフラの構築をコードを用いて行うことです。
他に興味をもっていることはありますか?また、どのようなエンジニアを目指していますか?
言語としては、pythonやGo言語に興味があります。また、最先端の技術やトレンドが欧米から日本に入ってくるまで数年の時差があるので、なるべく海外の記事や情報にも触れるようにしています。そのためにも、英語の勉強を続けたり、エンジニア仲間と情報交換をしてアンテナを張るようにしています。最初からフルスタックエンジニアを目指すというよりは、業務上必要性を感じたり、興味があるものを勉強して身に着け、結果フルスタックに近づいていく、というのが自分に合った成長スタイルだと思います。IT技術は日々進歩しますし、「知らない」「わからない」と言ってしまえば相手にされない世界です。でも、1知れば可能性が広がります。もともと勉強は好きではなかったのですが、今はどんどん知りたいこと、出来ることを増やしたくて、楽しみながら勉強できています。
とても勉強熱心で探究心が強いAさんに、当社メンバーは日々刺激をもらっています。今後のご活躍も期待しています!!Aさん、貴重なお話をどうもありがとうございました。
NXTEDにはどんなエンジニアがいるのか、少しでも知っていただける機会となれば嬉しいです。