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「パティシエになりたい!」元星付きレストランで活躍した菊地が”夢インタビュー”を受けました!

こんにちは!
MiLの紀です☺︎



今回はMiLのエンジニア〈上野 愛さん〉のお子さまが
「将来パティシエになりたいからプロにお話を聞いてみたい✨」ということで
イケメンパティシエ菊地がお子さまのために生インタビューを受けました🎤


その様子をお送りいたします💁‍♀️



パティシエ菊地さんの自己紹介はこちらから
👇👇👇
https://www.wantedly.com/companies/company_4240091/post_articles/411617





早速インタビュー🎤♬
※以下 菊地:パティシエ
ゆいちゃん:お子さま



ゆいちゃん:どうしてパティシエになろうと思ったんですか?
菊地:高校卒業するとき進路を考えたとき、「子どもが好きだから子どもを喜ばせる仕事がしたい!」と思って保育士とパティシエで悩んだんだよね
保育士は色々教えないといけないから、「それはちょっと自分に向いてないなー」と思って、
お菓子を作って食べてもらって喜んでもらえるパティシエを選んだのがきっかけかな



菊地:逆になんでゆいちゃんはパティシエになりたいなーと思ったの?
ゆいちゃん:ママと一緒にクッキー作りをしたことがあって、作るのが楽しかったから!


菊地:いい経験だね!それで思い出した!昔「アンティーク」っていうパティシエのドラマがあって、それを見てかっこいいなーって思ったのもパティシエになりたいって思ったきっかけでもあるな!
あと、ゆいちゃんと一緒で、お姉ちゃんとお母さんが一緒にお菓子作ってるのをよく見てた!




ゆいちゃん:パティシエって仕事を最初に知ったきっかけはなんですか?
菊地:これも昔になっちゃうんだけど、テレビチャンピオンっていうその道のプロの人達が技術を戦う番組があって、それのパティシエの回があってね、全国から有名なパティシエが集まって、それぞれの技術でかっこいい作品を作って1番を決めるっていう番組があったんだけど、それが最初だったなー

ケーキを食べてる時にパティシエさんの仕事を意識したことはないかも
ただ「おいしいな」って思ってただけだったな🤣




ゆいちゃん:海外に勉強しに行ったっことがあるて聞いたんですけど、どういう勉強しに行ったんですか?
菊地:海外はお菓子の勉強をしに行ったのは3カ国あって、フランスのタイ、イタリアのシチリア島、スペインのバスク地方に2~3週間
洋菓子はヨーロッパから来ているから、ヨーロッパのそれぞれのケーキの文化を勉強してきたよ!
フランスはそんなに大きくないんだけど、各地方によって郷土菓子がたくさんあるんだ
ちょっと国が違うだけで、作り方や素材が違うから、味も違うし「この国はこれが得意」ってゆうのがあったりするんだよね。それを見つけていくのが楽しかったな!



ゆいちゃん:日本との違いはあるんですか?
菊地:日本の方が繊細だと思う!日本は技術が繊細で基準がすごく高いんだよね
イタリアのシチリア島は暑い地方だから、生菓子のような柔らかい繊細なムースとかよりかは、
揚げ菓子が多かったりする

日本でゆう沖縄だと、サーターアンダギー 揚げドーナツのイメージ
暑いからあげた高カロリーのお菓子を好むんだよね

日本だと湿度が高いから、パイ生地のお菓子が作りずらかったりするの
ヨーロッパだと比較的湿度が低いからパイ生地のお菓子作りやすい
場所や気温、湿度も大きく関係するんだ

お菓子って元々綺麗なものを作ろうとした訳ではなくて、
どちらかというと保存性のためからスタートなんだ

戦争に持って行くために、お砂糖をいっぱい入れて保存できるようにして
戦ってる最中にもパクって食べられて栄養補給になる食べ物だったんだ


あと、宗教が関係していて、
神様のために羊のお肉をささげていたんだけど、羊の代わりにパンが生まれたり・・・
その次に「豪華にしよう!」って文化が生まれて
小麦・卵・バターだけで美味しいものが作れるけど、
それに牛乳をプラスしただけでシュークリームのようになったり、
生クリームと果物のピューレをプラスしてムースみたいになるから、
それを王様に貢献していたんだ
これが現代菓子の文化の始まり!

ちょっと難しいよね🤣
講義みたいになってきた😂



ゆいちゃん:パティシエになるために覚えといた方がいいことってありますか?例えば用語とか・・・
菊地:用語そんなに覚えなくても大丈夫かも!フランス語なんだよね
用語がなくても、なんとなく同じパティシエ同士、ジェスチャーと雰囲気で仕事ができる
あとは単語のやりとりかな
もちろん覚えておくと楽な部分はあるかも!
英語喋れるといいかもね!
子どもの時に「パティシエになるなら英語やっておいた方がいい」って教えてもらいたかったなー

あとやっておいた方がいいことは、いろんなお菓子を食べた方がいいことかな!
食べてみて感想を口にする
お母さんや妹達と感想をシェアする
お菓子だけではなくて、ご飯やスーパーに売ってるおやつとかもそう
同じものを食べていても、人によって感想が違うから
「この人はこう思ったんだ」って知るのも大事だよ!



ゆいちゃん:なるほど・・・メモメモ✍️



ゆいちゃん:お菓子を作るときに気をつけている事はなんですか?


菊地:いい質問だねー!大人がするような質問!笑
なんだと思う??


ゆいちゃん:んー、、甘すぎないこと?


菊地:それも大事!なんだけど、、、一番って言うとちょっと違くて、
【安心安全、衛生的であること】

例えば、「世界で一番美味しいケーキです!でも食べたら死にます!」って言われたら食べないでしょ?
だから安心安全、衛生的であることが一番大事!

まずそれが大前提で
それ以外に味や見た目が入ってくる

さっきゆいちゃんが「甘すぎない」って答えてくれたけど、甘すぎないの基準って人それぞれ違うから、
どこに基準を合わせるかが大変で、、、


例えば、ゆいちゃんの甘い基準があるとするでしょ?
ゆいちゃんがお店を出すとして、若い子がいる原宿に出すか、
おじいちゃんおばあちゃんがいる巣鴨に出すかによって甘さの基準が結構大きく変わって、
若い子がいる原宿だったらゆいちゃんの思っているより甘くていいと思うんだよね

だけど、おじいちゃんおばあちゃんがいるたくさんいる巣鴨にお店を出すとしたら、
甘さの基準を下げてあげたり、味とか見た目より、健康に気をつけてあげたり
【誰に食べてもらいたいか】によってお菓子が変わってくるから、まずはそれを考えるのが大切だね!


最初はレシピ通りに作っていくと思うんだけど、
「ちょっとアレンジしたいな」って思った時に【誰のためにアレンジしよう」】で変わってくる
お父さん好みに作ってあげるならちょっとアルコールを効かせてお父さん好みにしてあげたりとか、
妹達のために作ってあげるなら、可愛く星の形にぬいてあげたり、キラキラしたものを載せて飾り付けしてあげたりとか、、、
作る人によって変わってくるから、【誰に作ってあげるか】をイメージするのかがとても大切!!!
今いいこと言ったわ!笑



ゆいちゃん:必要な学歴と資格はありますか?
菊地:必要な学歴はそんなになくて笑  
専門学校に行って基本的なことを学ぶ、専門学校行かずに一生懸命お菓子の勉強して、おうちで安心安全、衛生的な環境を作ってネットで売ることもできるから、結構自由なんだ。



ゆいちゃん:へー😯



ゆいちゃん:どうゆうところで働いた方がいいですか?

菊地:これは自分がどうなりたいかによって変わってくると思うんだけど、
技術を身に付けたいんだったら、街のケーキ屋さんとかに行って一生懸命ケーキを作ったり
街のケーキ屋さんは近所の人たちがよく買いに来るでしょ?
これが工場だったら、大量生産ができるから全国の人に届けられる
コンビニのスイーツ作りたんだったら工場で勉強するのも一つの手だしね

僕の場合は【人が幸せになる場所にいたい】と思ったから結婚式場とかで仕事してたんだ
ゆいちゃんがパティシエになって【何のためにお菓子を作りたいか】って考えたときに、
その方向性が決まってくるのかなって思うよ!


「技術をたくさん学んで美味しいものを作りたい!」だったら街のケーキ屋さんかもしれないし、
「コンビニスイーツを全国の人に届けたい!」だったら工場かもしれないし、
ブライダルだったらレストランやホテルとかかもしれないし、
専門学校卒業したあと海外に行く人もいるし、
場所が変われば学べることも変わってくるから、それを考えるといいかもしれない!


ちなみにゆいちゃんがパティシエになってどういうことしたいとかある?



ゆいちゃん:んーーーーーーーーーーー、、、、




菊地:難しいよね笑
僕もゆいちゃんと同じ年齢だったら答えられないかも🤣



ゆいちゃん:お店開きたい!そうすればネットでも同じように売ったりできる!


菊地:お店開いて、かつネットでも・・・!あ、確かに!!それなら両方できるね!!!
一歩先にいってるね笑笑



菊地:あと最後に2つアドバイスがあって
1つ目は勉強だけじゃなくて
「これはなんでこういう形してるんだろう?」
「これはなんでこの高さなんだろう?」
なんでなんでなんで?をたくさん考えていると
お菓子作りでも役立ったりするよ


2つ目は【菓子は人なり】って言って、
何かを作るときに誰かのことを思いうかべて何かを作るっていう意味で心を込めましょうってこと


この2つが大事!!!


今ゆいちゃんがメモをしていて、漢字を一生懸命思い出そうとしてたでしょ?
その諦めない気持ちも大事でお菓子作りに向いてる素質だと思うから、大事にしていってください!
僕はすぐ携帯で調べちゃうけど笑





最後に菊地さんからゆいちゃんへプレゼントが・・・


プロが使う道具!

お菓子屋さんの七つ道具でもある【パレットナイフ】と【口金(菊地さん推しの形🫶)】




子どもが大好きな菊地さん!
終始にこにこされていてとても楽しそうにお話されていました😊♬
初めはドキドキしていたゆいちゃんも、だんだん緊張がほぐれてきてたくさん質問していました!

ゆいちゃんが一生懸命メモをとっている眼差しは真剣そのもの!!
そんなゆいちゃんをみて、菊地さんも熱が入り途中から講義のような感じに🤣
周りで聞いていた私たちも勉強になり、とても有意義な時間となりました🤗

プレゼントをもらった時のゆいちゃんのキラキラしたお顔、忘れられません😌

将来菊地さんと一緒にお仕事できる日が来るといいですね👩‍🍳



おわり

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