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プロジェクトへのコミットメントを高める、セブンデックスの社内キックオフ

こんにちは、セブンデックスでディレクターをしているアカマです。

弊社メンバーの発信を見ていると、「コトに向き合う」「熱量」などなど、エモーショナルな表現が並んでいます。
全員がクライアントの成果、会社の成長、チームの働きやすさ、すべてを自分ごと化して取り組むコミットメントの高さから生まれる空気感ですが、ただ仕事好きなメンバーが集まっているから成り立っているわけではありません。すべてのプロジェクトにおいて、常にコミットメントを高めるための工夫をこらしています。
この記事ではそんな取り組みの中のひとつ、社内キックオフをご紹介します。

目次

  1. 社内キックオフでは何をしているのか?
  2. 1.プロジェクト概要を理解する
  3. 2.プロジェクトを通じて作りたいシーンを想像し、水準の認識を揃える
  4. 3.プロセスを確認し、与件達成の戦略を立てる
  5. 4.各々の役割確認を通じて、パフォーマンスを最大化する戦略を立てる
  6. どんな良いことがあるのか?

社内キックオフでは何をしているのか?

簡潔に言うと、社内キックオフではプロジェクトに取り組むためのマインドセットを作っています。求められる成果を正しく認識し、アサインメンバーでパフォーマンスを最大化していくためのチームビルディングを行います。

個人的な話になってしまいますが、今まで経験したキックオフは前提情報の共有がメインで、正直業務の一環としか考えていませんでした。そんなマインドセットで臨んだセブンデックスで1つめのプロジェクトの社内キックオフ、衝撃を受けました。キックオフってこんなにも気持ちが動くものなのかと。視座が上がるのかと。セブンデックスメンバーがプロジェクトに本気で向き合っているのは、個人の資質ではなく、組織で作り上げているものなんだと実感した瞬間でした。

ここからは、実際に行った社内キックオフのアジェンダとともに、具体的にどんなことを確認しているのかをお伝えします。

1.プロジェクト概要を理解する

まずはクライアントとプロジェクトへの理解を深めていきます。基本的な情報ではありますが「資料読んでおいて〜」ではなく、しっかり書き起こして確認します。「え、その情報知らないの?実は前提としている情報人によってバラバラだった、、?」という状況を防ぎます。

アジェンダ1:プロジェクト概要を理解する
・クライアントはどんな会社?
・プロジェクトの与件は?
・成果物とスケジュールは?
・クライアントの体制と、各メンバーの役割は?
・プロジェクト発足の背景は?
・セブンデックスに依頼があった理由は?

2.プロジェクトを通じて作りたいシーンを想像し、水準の認識を揃える

続いて、クライアントにとって、またセブンデックスにとってどのようなプロジェクトであるべきか、言語化していきます。ここでのポイントは想像することです。どんなシーンに、どんなインパクトを与えたいのかをイメージすると、途端にこれから行うプロジェクトの意義が手触り感を持ち始めます。

アジェンダ2:プロジェクトを通じて作りたいシーンを想像し、水準の認識を揃える
すなわちどんなプロジェクトなのか?
 ・クライアントにとって
 ・セブンデックスにとって
・各シーンにどんなインパクトを与えるのか?
 ・業界のシーンにどんなインパクトを与えるのか
 ・クライアントのシーンにどんなインパクトを与えるのか
 ・セブンデックスのシーンにどんなインパクトを与えるのか

3.プロセスを確認し、与件達成の戦略を立てる

ここでようやく、実際に何を行っていくのかを確認していきます。基本事前に内容は記載しておくのですが、ここまでの流れでどんな成果を出していきたいか共通認識が取れている状態になっているので、望ましい姿勢や懸念点・対策方針など、追加でどんどん意見が上がってくるようになります。

アジェンダ3:プロセスを確認し、与件達成の戦略を立てる
・達成すべき要件
・マイルストーン
・成果物の品質(スピード重視か?ナレッジとして蓄積される資料か?なども併せて確認)
・予見されるリスクと対策

ワーク形式をとってみることも有効です

4.各々の役割確認を通じて、パフォーマンスを最大化する戦略を立てる

最後にチームメンバーの役割を確認していきます。ディレクターなどの職責ではなく、「UX観点をプロダクトに落とし込むこと」といった成果を想像できる粒度でチームにおける役割を明確にしていきます。また一緒に自己開示も行います。「どんなプロジェクトにしていきたいか?」「どんなコミュニケーションスタイルがやりやすいと感じるか?」「苦手・得意な頭の使い方は?」などプロジェクト開始前に思いを伝えることで、どんなことを考えているのか、お互いに理解が進みます。副次的にちょっとした相談やフィードバックがしやすくなるというメリットもあります。

アジェンダ4:各々の役割確認を通じて、パフォーマンスを最大化する戦略を立てる
・自分の役割
・チームに求めること
・自分が苦手だからカバーしてほしいこと
・強みだから頼ってほしいこと

役割や感情の棚卸しはPJ中も定期的に実施します

どんな良いことがあるのか?

丁寧にクライアントやプロジェクトメンバーの思いを知っていくと、成果を達成したときの状態や感情をつい想像します。ワクワクします。与えられた仕事をこなしていくマインドから、チームでゴールを達成したいというマインドに切り替わります。

社内キックオフ後、メンバーは「楽しみだねー!成果出したいねー!これからよろしくねー!」とニコニコしながらプロジェクト準備をはじめます。
たった数時間、厚めに事前準備をすることで、メンバー全員同じ方向を向いて、プロジェクトに取り組めるようになるのです。


【引用元note】https://note.com/miiii_sd/n/n5b13c9798264

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