1
/
5

【My Value vol.3】 株式会社プレイド 様

▼目次
第1 はじめに
第2 ご紹介
第3 インタビュー内容
常に思考し続ける組織。プレイドのミッションとは
「人の価値を最大化する」
スキルでは採用しない。共感しあえるメンバーが集まる組織。
Post-IPOのプレイドが目指す道のり
健全なチャレンジャーを増やす
第4 お問い合わせ先

第1 はじめに

数あるnote記事の中から、本記事をご覧いただき誠にありがとうございます。株式会社WARCの加藤 健太と申します。

WARCは、人材紹介・財務・会計コンサルティング・M&Aアドバイザリー業務などを通じて、ベンチャー企業の経営管理部門の成長支援を全面的にサポートしているベンチャー企業です。

私は人材紹介部門である「WARC AGENT」を事業責任者として統括しており、事業が本格稼働した2年間でおよそ600社以上の企業様とお付き合いをさせていただきました。

私個人として、ベンチャー企業専門の転職エージェントとして毎日のように様々な経営者の皆様から「ベンチャー企業を経営すること、事業・組織を創ること」の尊さや難しさ、そして楽しさを日々学ばせていただきました。

本記事のテーマである「My Value」は、私自身が人材紹介業の仕事を通して出会い、心からファンになった「魅力的な組織カルチャー」の企業様にインタビューをすることで、その会社のカルチャーを骨の髄まで露わにしていくしていく連載企画です。

組織企業カルチャー・働く場としての魅力・経営者のリアルな価値観をご紹介することでして、「会社選び・仕事選びとは何か?」を考えるキッカケとなるコンテンツをお届けしてまいります。

第2 ご紹介

記念すべき第3回は、株式会社プレイドの倉橋様です。

株式会社プレイドは、2011年に創業したスタートアップ企業で、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を提供しています。

社会に対するありたい姿をMission「データによって人の価値を最大化する」として掲げ、それを実現する組織のあり方をVision「やりたいことで圧倒的な価値を生み出そう」として表現しています。

今回はプレイド社の代表である倉橋氏の価値観をお聞かせいただきました。

第3 インタビュー内容

以下、私の言葉と倉橋氏の言葉をそれぞれ
加藤:
倉橋:
で分けて表記いたします。

常に思考し続ける組織。プレイドのミッションとは

加藤:本日はよろしくお願いいたします!
まず、率直に申しあげると、プレイドさんのミッション・バリューを初めてお伺いした時に、私自身よく理解できていませんでした(笑)。御社の歴史の中で、様々な思考を経て、今に至ったと思いますが、そのミッション、ビジョン、そしてアイデンティティが現在のものになった背景からお伺いしてもよろしいでしょうか?

倉橋:正直なところ、定まったミッションやバリューは、作りたくありませんでした。

わざわざ言語化せずとも、事業戦略やプロダクト・組織の状態から、会社の目指す先を会社のメンバーと意思疎通していければいいと思っていたからです。逆にスタートアップの組織が「言語化しなければ、メンバーと意思疎通ができない」という状態のほうが不健全なのではと思っていましたね。

なので、創業期のホームページは、プレイドのロゴが載っているだけで、ミッションもバリューも何も書いていませんでした。外から見ると何の会社かわからなかったと思います(笑)

加藤:確かにその頃の御社のHPに記憶があります!実際何の会社か全くわからなかったので、御社の元人事の清藤さんとお会いしたときに、何の会社に入られたんですか?と最初にお聞きしたのを今でも覚えています(笑)

創業期はミッションやバリューを定義していなかったというお話でしたが、倉橋さんがその必要性を感じたきっかけは、何か特別な出来事があったのですか?

倉橋:きっかけはプロダクトと組織が拡大したタイミングでした。それまでは阿吽の呼吸でできていたことが、組織の拡大につれてスムーズに意思疎通できなかったり、時間がかかったりということが起き始めていました。そこでミッションの言語化の必要性を感じました。

つくると決めてからは、共同創業者の柴山と一日中オフィスにこもって議論するということを続けました。

加藤:なるほど。組織拡大によってミッションの言語化が必要になったのですね。今の御社には、ミッションとビジョンの2つがありますが、初めからこの2つを考えていたのでしょうか?

倉橋:最初にミッションである「データによって人の価値を最大化する」から考えて、そこからビジネス視点のミッション「個客中心のサービス体験を
あたりまえに」
、そしてテック視点の「世界中のあらゆるサイトのユーザーをデータベース化する」という順番でした

当時からプレイドの事業として、イノベーティブで大きな事業を、長期にわたって経営していきたいという思いが強くありました。

しかし、ミッションを具体的に定義すればするほど、個々人の解釈余地・幅が狭くなります。そのため、できるだけ抽象的な言葉をミッションにしました。具体的な言葉で定義しないことで、メンバー全員が自分でミッションの意味・会社の目指す先を考える余白が生まれると考えたからです。

プレイドの目指す組織は、あくまでも、全員が思考停止せず、事業・組織に向き合う状態です。

「人の価値を最大化する」

加藤:話は変わりますが、2020年12月17日、東京証券取引所マザーズへ新規上場したタイミングで、日本経済新聞に「非効率にいこう。」というメッセージの広告を出稿したかと思います。データを扱う事業をされている中で、このような言葉を発信し、「人の価値を最大化する」ということにフォーカスした背景や考えのバックボーンをお伺いしたいです。

倉橋:いきなり感情的な話をしてしまうのですが、非効率なものにベットするほうが面白くないですか?(笑)

テクノロジーによって社会は良くなっていきますが、人の価値が薄れることは基本的にないと思っています。意図的に外れ値をいれるような一見非効率的なことに挑戦して、指数関数的なパフォーマンスを生む発想は、人の持つ特性だと思います。

例えば数年前、AIが進化し導入が進めば、販売員がいなくなると言われていました。確かに、影響がゼロではないでしょうが、販売員の役割が変わるだけで、テクノロジーがいかに、人の能力を引き出すかの方が重要だと私は思います。

テクノロジーだけであらゆる課題が解決できるということではないからです。人とテクノロジーのハイブリッドだからこそ、生活者にとって予想できない面白い世界が作られると考えています。

加藤:わかります!例えば、HR techの影響で人材紹介業は自動化されていきますか?とよく言われるのですが、そうではないと私自身も考えています。

エージェントとして、テクノロジーと共存することはもちろん必要です。そのうえで、候補者様の人生や価値観に深く共感して深堀りしていくこと、企業カルチャーの細やかなニュアンスを理解して1to1でご紹介すること、感情的な部分はテクノロジーだけでは汲み取れないので、これらについては、人でなければ価値を出せない部分だと思います。

そこにコミットするためにも、データやテクノロジーを駆使していかないとこれから先エージェントとして生き残っていくのは、難しいと社内でも常に話しています。

倉橋:おっしゃる通りです。人とテクノロジーの融合という観点でのプレイドのアプローチの一つは、無機質なデータや数字だけではなく、データからその向こう側にいる人を可視化して、人の感情を再現することです。データから人を可視化していくことは意義深いことになっていくんだろうなと信じています。

加藤:非常に共感できます!

倉橋:そもそも人は目で人を見たり会話から相手を理解することには慣れていますが、数字やデータを分析し、そこから何かを読み取るのは得意ではありません。人が人を理解するために、データを活用するようになっていく時代にこれからどんどんなっていくと思います。

スキルでは採用しない。共感しあえるメンバーが集まる組織。

加藤:話を変えて、組織作りに関しての質問をお伺いします。
御社は、採用が非常に強い印象ですが、今までどのような採用や方針を掲げてきたのでしょうか?

倉橋:やはり、仕事は”誰とやるか”が大事です。もちろん、事業にとって合理的に採用していく、言い方を変えるとスキルベースで能力マッチする人材を採用していくという手法もあると思いますが、私たちはそのやり方は選んできませんでした。

意欲や好奇心、共感、パーソナリティで、”この人と一緒に働きたい”とジョインしてもらうことが多いです。
共感しあえるメンバーが集まるからこそ、組織としての色がでてくると思っています。

最近思うのは、ここまでのフェーズはある意味、組織として幼少期の性格を作る時間だったと思っています。ただ、会社は引き続き成長し続けるので、何を変えず、何を変えていくのか、は常に考えるべきテーマだと思っています。

加藤:そうですね。結構難しいと私も感じています。選択と集中の話に近いと思います。

倉橋:あらゆる側面でそうだと思います。例えば今までのプレイドには、明確な給与テーブルはありませんでした。

0→1、1→10のフェーズでは、組織のサイズもそこまで大きくはなく会社レベルで常に各メンバーと向き合える環境だったということもあり、明確な給与テーブルを作らなくても、問題ありませんでした。しかし成長とともに組織を含めたあらゆる側面は変化します。次のフェーズに移った段階では、これまでのやり方がすぐに最適ではなくなります。

給与テーブルに限らず、過去のすべての取り組みから得た成功体験や学びをアンラーニングしながら、各事業毎に異なる特性やフェーズに合わせながら最適な組織をつくることが大事だと考えています。

変わり続けられる、変化しながら前進できる、というアイデンティティを持ち続けるべきだし、将来を見据えると、飛躍するなかでも適応力をいかに維持していくかは、重大なテーマだと思ってます。

Post-IPOのプレイドが目指す道のり

加藤:IPOを経た今のプレイドさんについて伺います。IPO後は、どんな組織や事業を作っていきたいとお考えですか?

倉橋:投資家とのコミュニケーションや審査が始まっていくと成長性や持続性、戦略の話が議論の中心になります。ただその土台として大切なのは、「なぜ我々はこの事業をやるのか」であり、そこからブレない状態にあることです。それを忘れないようにしたい。

また、会社・事業がとても良い状況だからこそ、非連続で大きなチャレンジをしないのはむしろリスクが高い。いまこの瞬間、徹底的に攻めなければ、絶対に後悔するタイミングだという気持ちでやっています。

加藤:非連続の成長をする上ではチャレンジが必要だということですが、今後更にチャレンジしていきたいことはありますか?

倉橋:これまでの成功体験と今ある成長だけだと目指しているミッションに到底到達できないと思っています。どうやって会社として変化し、開始し、成長し続けるかが、次の重要な挑戦です。

新しい価値を生み出すことに比重を置いてこれまでやってきましたが、それだけだと大した会社ではなく、生み出すことと、やりきること、という両輪の会社にならなくてはならないと思っています。

加藤:成長させ切ることでいうと、重要なキーは何をイメージしていますか?

倉橋:会社としての大きな方角を示し続けること、皆で自分たち自身の現在地と市場ポテンシャルのギャップを理解していくこと、そしてメンバーの可能性を信じ積極的な委譲と自走を支援する環境を作り続けることだと思います。

あとは、基本的に迷ったら面白くて難しい方を選ぶのが鉄則だと思っています!見えていた可能性をシュリンクさせない、もしくは新たな可能性をやりきる中でも見つけたいからです。

健全なチャレンジャーを増やす

加藤:御社は面白いをことを率先して選ぶ姿勢や未来志向が常々成長してきたエンジンだったと思います。倉橋さんにとって事業作りやベンチャー作りは、どんなものであると考えていますか?

倉橋:世の中を大きく前進させるような変化を生み出したいです。我々はスタートアップというからには徹底的に野心的に理想を追求したいと思っています。

また、プレイドを選んだメンバーにとって、プレイドと共にいることが有意義であったり楽しかったりすることが何より大事だと思っています。

ビジョンで掲げている通り、やりたいことで圧倒的価値を生み出そうとありますが、個人のやりたいことではなく、会社としてやりたいことと自分の価値が合致していることが重要です。

自分の人生を生きるためにプレイドを選んでいる人がマジョリティにある組織を維持していくことができれば、スタートアップであり続けられるのではないかと思っています。

加藤:ベンチャーは自己実現の場だと思っているので、共感します。その思いを聞けて、より御社のことが好きになりました!ありがとうございます!

倉橋:もっと挑戦したいと考えている人たちが、より挑戦しやすい社会になって、人材がエキサイティングな場所に集まるようにしていきたいですし、そうあるべきだと思っています。

そんな世の中で、自分のために生きることが最高で、想いを共にできる人たちと一緒にコトを為すことができる。それがプレイドがプレイドらしく成長していくための姿だと信じています。

プレイドさんに興味を持たれた方は、こちらから採用募集職種をご確認ください!

募集職種一覧URL:
https://meet.plaid.co.jp/

第4 お問い合わせ先

本記事に対するご意見・ご感想は、私加藤までお寄せください。

【インタビュアー情報】
加藤 健太
株式会社WARC執行役員
WARC AGENT事業部責任者

2011年よりJAC Recruitmentにてインターネット業界専任の組織立ち上げに参画し、ベンチャー・スタートアップ領域特化のチーム責任者として従事。HR系スタートアップの取締役COOを経て、2018年当社入社。WARC AGENT事業の立ち上げ後、プレイングマネジャーとしてハイクラス人材のキャリア支援に従事。

・Facebook
https://www.facebook.com/kentakato212
・Twitter
@kentakato212
https://twitter.com/kentakato212
・LinkedIn
https://www.linkedin.com/in/kentakato/

【WARC AGENTについて】
スタートアップ・ベンチャー等の成長企業×ハイクラス人材に特化した人材紹介サービス。CFO・COOを中心としたCxOクラス、管理部長・事業部長、常勤監査役等の経営者を支える人材の支援を行っております。

・WARC AGENT 採用ページ(Notion)
下記のWARC AGENT画像をクリックすると、WARC AGENT採用ページがご覧いただけます。WARC AGENTの組織カルチャー・メンバー紹介等の情報をまとめたnotionです。

【株式会社WARCについて】
株式会社WARCは「想いをカタチに出来る世の中を創る」というミッションを掲げ、経営管理部門のハンズオン支援、M&Aアドバイザリー、ハイクラス人材紹介、経営管理部門特化の転職サービス「SYNCA」といった「成長企業の経営管理部門の支援事業」を展開しています。

WARCのコーポレートサイトはこちらからご覧いただけます。

株式会社WARC's job postings

Weekly ranking

Show other rankings