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与えられたチャンスは必ずものにする。ポリシーを貫いたその先に見えたものとは? 〜入社5年目のバックエンドエンジニアが執行役員に就任するまで〜

前回のストーリーでは、マイクロサービスアーキテクチャの魅力とは?入社3年目のバックエンドエンジニアが夢中になる理由と題し、若手社員の活躍についてお届けしました。

今回は新卒5年目で執行役員に抜擢された 大村豪さんにFensi プラットフォーム」開発の醍醐味や、自身が築いてきたキャリアについて話を聞いてみました。


大村 豪(Go Omura)

2017年株式会社CAMへバックエンドエンジニアとして入社。動画配信アプリやオンラインスクールなど、開発責任者として複数の新規事業立ち上げに貢献。2019年2月からは新規事業「Fensi」の開発/運用を担当。2021年10月には執行役員に就任し、技術組織活性や育成・サービス開発を一手に担う

バックエンドエンジニアとしてのファーストキャリア

ーーまずはじめに、バックエンドエンジニアになったきっかけを教えてください。

大村:入社する以前の話になってしまうのですが、学生の頃はフロントエンドエンジニアとしてエンジニアリングをしていました。しかし入社研修のとき、チームにバックエンドが一人もいないという理由から初めてGoを教わることになり、それをきっかけにバックエンドに興味をもちフロントエンドからシフトチェンジすることにしました。


ーー入社してからはどんなサービス開発に携わってきたのでしょうか?

大村:入社して一番最初に担当したのは、大手事務所の動画配信アプリ制作でした。同期にネイティブエンジニアがいたこともあって、新卒全員で同じサービスに携わりながらたくさんのことを学ばせてもらいました。

その後も様々な新規事業開発に携わってきましたが、特に大規模な開発だったのは3年くらい前に担当した「Fensi(フェンシー)」の開発です。この開発では「Fensi」というサービスのほかに「Fensi プラットフォーム」という Headless CMS をもった社内基盤を作りました。そこから徐々にその Headless CMS を元に複数のサービス開発をしていくスタイルがCAMの主流となり、現在もそのスタイルで開発を進めています。


ーーそこで感じたバックエンドの魅力とは?

大村:元々は自分が実装したものが見た目に反映されることに面白みを感じていたのですが、どんなサービスを作る場合でもサービス全体の規模感を想定してゼロの状態から設計するというバックエンドの奥深さに魅力を感じるようになりました。あとは単純に、技術者としてバックエンドの知識はつけておいて損はないという考えもありました。



良いサービスづくりを目指して「事業」と「組織」に 『&』で向き合う

大村:僕自身の役割は少しずつ変化していて、現在はバックエンドのマイクロサービスをうまく作り上げることと、プラットフォーム自体を進化させていくことが中心になっています。それを遂行する上でチームをまとめるマネージャーという役割を担っていたり、執行役員というポジションをいただいたりして、コードを書くことだけでなく円滑に開発を進められるような動きも務めています。


ーーバックエンドの開発中心のポジションから、育成や組織マネージメントの要素も強くなっているのですね。

大村:そうですね。元々嫌いではありませんでしたが、執行役員になったことで組織のことも広く考えるようになりました。大前提として僕はサービスが好きなので、新しい技術に触れることも良い組織やチームを作ることも、全ては良いサービスづくりに繋がっていると思っていて、そうすると必然的にどんなことでも楽しむことができるかなと思います。


ーーどんなことも楽しもうとするスタンスが素晴らしいですね!全てを楽しむために心がけていることは何かありますか?

大村:仕事をする上でのポリシーがあって、それはやったことのないことにはまず挑戦してみるということです。「これやってみない?」と声を掛けられたときには二つ返事でやる選択をします。そうすることで今まで気づかなかったことや、自分だけでは発見できなかった新たな知識が得られるので、まずは挑戦してみるようにしています。

もちろん挑戦してみた結果、難しいと感じるときもあります。何なら執行役員というポジションに立った今もそうです。「やってみます」とは言ったものの、分からないことも多く、また技術組織だけでなく会社全体を俯瞰してみる点については、この立場になって改めて考えさせられました。難易度の高い挑戦ではありますが、良い成長機会だと感じているので自分なりに頑張っていきたいです。


ーーポリシーを貫く秘訣はありますか?

大村:何事も1人でできるとは思っていないので、周囲の人間を巻き込むということは常に意識しています。CAMには「巻き込み、巻き込まれよう」というバリューが存在しますし、カルチャーとしても巻き込まれて嫌な顔をする人はいないので、これは入社当初から続けていることの一つです。


ーーそういった面で見ると、とてもフラットな組織ですね。

大村:プライベートで仲が良いのもありますが、それ以外でも基本的に上下関係みたいなのはありません。気楽に何でも言える風通しの良い環境だと思います。



自走力のある人が活躍できる環境

ーーこの1年ぐらいでCAMだけでなくIU管轄(※)という横断組織での動きも活発になっていると思います。組織が広がることで感じるメリットはありますか?

(※)IUとは...サイバーエージェントの専務であり、CAMをはじめとする数社の代表・取締役である飯塚勇太が管轄する会社(横断組織)の総称

大村:IUという組織のメリットは二つあると思っています。一つは横軸で広がることで技術的な情報を交換できたり、過去実績を元にしたアドバイスをもらったりできることです。過去の事例を参考にサービス開発ができるというのは強みだと思います。

もう一つは横断組織ということで技術力のシェアができることです。CAM自体も複数のサービスを運営していますが、CAM以外のIU管轄内でサービス開発を担当することもあります。ドメインが複数あるので、様々な分野で開発経験を積むことができるのも魅力の一つだと思います。


ーー最後に、大村さんが思う活躍しやすい人材とはどのような人ですか?

大村:新卒であれ中途であれ、技術力が一定量欲しいという思いは当然あるんですけれども、どちらにせよ自走力と積極性は欠かせない要素だと思います。

CAMやIUはCTOが経営決定に大きく関わっていることから、開発決定から実行までのスピードが早いので自分で考えてどんどん進められるような人が活躍できるんじゃないかなと思います。「Fensiプラットフォーム」をさらに大きく変化させていこうという段階なので、組織を引っ張っていってくれるような、そんな人が新しく仲間に加わってくれたら嬉しいです。


この記事を見て、少しでもCAMやIUに興味をもってくださった方は是非、エントリーしてみてくださいね!

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マイクロサービスアーキテクチャの魅力とは?入社3年目のバックエンドエンジニアが夢中になる理由 | 株式会社CAM
こんにちは!CAM広報の田口です。 前回はCAMで採用されている開発スタイルについて解説記事を公開しました。今回は社内の新規サービスのほとんどで採用されている"マイクロアーキテクチャの魅力" について、開発の根幹をなすバックエンドエンジニアにインタビューをしてきました! 2019年新卒入社のバックエンドエンジニア。 ...
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