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人命に関わるライフラインの整備を通して日本を支える。非常用発電機負荷試験の営業/点検士として活躍する二名の勇士にインタビュー!

こんにちは、日本負荷試験テクノ広報担当です。今回は負荷試験の点検士として日々奮闘する二人に、仕事の内容やモチベーションについてお話を伺いました!

――自己紹介

能又浩一(のうまた こういち)
富山県出身。趣味はサッカー。非常用発電機負荷試験の営業と点検を担当。(※トップ写真向かって右)

備瀬勝太(びせ しょうた)
沖縄県出身。趣味は休日家でのんびりすること。非常用発電機負荷試験の点検を担当。(※トップ写真向かって左)

〈お客様に安心の種を植える仕事〉

――お二人の業務内容について教えて下さい。

能又:非常用発電機負荷試験の営業と、技術(点検)を担当しています。

現場ではまず、現在行っている点検の内容「負荷試験とは何か」という話をさせていただきます。負荷試験は消防点検の一つで、点検が法律で定められているという事と、実は2018年6月に法改正をしておりまして、改正前と後の内容で誤解をされている方が多いので、その説明もさせていただいています。我々の「お客様」はオーナー様の点検業者さんないし施設のオーナー様がメインですので、点検業者さんにもオーナー様宛にそのような話をしていただきながら、仕事を進めています。

――仕事をするうえで大事にしている事、心掛けていることはありますか?

能又:そうですね、営業するうえでは、負荷試験をしていただいても一回こっきりで終わってしまっては意味が無いので、しっかり次に繋がる仕事をすることですね。2回目、3回目と、長いお付き合いをしていただけるように心掛けています。

備瀬:点検に関して言えば、現場は常に安全第一で点検させていただきお客様に安心の種を植えていけるように心掛けています。

――点検現場で、必要に応じて営業もされるイメージですか?

能又:半分はそのような形ですね。現場において言うならば、2回、3回、また来年も再来年もという風に負荷試験を実施してほしいという思いがあります。要は発電機のエンジン自体が、車のエンジンとほぼ一緒なわけです。劣化部品というのがあって、例えばエンジンオイルだったりフィルターだったり、そういった物の交換をお勧めするという事はやはり現場での営業になるのかなと思います。

営業方法も、会社を訪問する営業と現場の営業では違いがありますね。

――確かに、実際現場を見ている方に「この部品そろそろ交換時ですよ。」と言われた方が、説得力がありますものね。なるほど。点検は年に何回ですか?

能又:法令点検自体は年に一回です。メンテナンスに関しては、まず点検をした際にどれだけの劣化状況が見受けられるかによって、「来年点検時に一緒に交換しましょう」などといった提案をさせていただいています。

――車検と似ていますね。

能又:その通りですね。車検のようなものです。

⋄⋄仕事をするうえでのモチベーション⋄⋄

――やりがいはどのような時に感じますか?

能又:お客様が納得できる細かい点検を実施することによって、「しっかりとエンジンが掛かりますね」、「発電機が稼働しますね」、と一緒に確認していただき安心感を持っていただけた時でしょうか。しっかりとしたメンテナンスをすることで、お客様に安心してもらえますので。

車もそうですが、ブレーキが効かないなどの不具合があっては二次被害に繋がってしまいますよね。そうならないように点検をする側で綿密な確認・整理をさせていただき、お客様に提案していけるような形でやっています。

備瀬:災害時に動く物なので、喜びを感じる事はなかなか少ないのですが、点検の時にしっかりした内容で様々な確認を行ったうえで、お客様に整った状態を提案できた時は一番やりがいを感じますね。

――そのようなモチベーションでお客様のために活動されているとは。素晴らしいですね。仕事を始める前と後で、イメージと違ったところはありますか?

備瀬:質問とは少しずれるかもしれませんが、僕自身大雑把な性質があると感じている中で、細かい確認作業や点検作業をしながら、「こういうところまで見ないといけないんだな。」と自分の性格(性質)と仕事の細やかさにギャップを感じます。

――少しずつ慣れてきますか?

備瀬:そうですね、慣れと言いますか一機一機しっかり点検しないといけないので、漏れが無いように皆で「確認したか?」と声掛けしながら、徐々にポイントを覚えて行っていますね。

⋄⋄現場での点検作業、資格は必要?⋄⋄

――現場での仕事の時間、作業するチームの人数を教えて下さい。

能又:地方出張もあるので朝早い時もありますが、基本的には8:00~17:00です。お客様の要望によっても多少変わりますが。それと、基本的に2人一組で作業にあたっていますね。

―― 一回の点検に、何時間ぐらい掛かりますか?

備瀬:だいたい1時間半~2時間の枠で点検を行うのですが、1日何件かについては場所によってと現場の場所によって変わります。だいたい無理のない距離で、3件ぐらい回ることが多いです。

――発電機が置いてある場所はどこですか?

能又:屋上だったり、地下だったり、地上だったり建物によって異なります。

――雨の日の作業はどうしていますか?

備瀬:あまり雨風が強かったりすると、テントを張って行いそれが飛ばされないように作業します。あまりひどい時はご相談ですが。

―― 二種電気工事士の資格は必須ですか?

能又:いいえ、特に必須ではありません。少し専門的な話になりますが、低圧であれば第二種電気工事士の資格を持っている方が触れるので、第二種電気工事士の資格があればなお良しといったところでしょうか。第二種電気工事士の資格を持っている方が近道というか。次にすぐ第一種電気工事士の資格を取ることもできますし。スキルアップしやすいということですね。

――経験がない方も、OKなのですね。

備瀬:はい、問題ございません。実は私自身も何も資格を持っていない状態で入社したので、今まさに勉強真っ只中です。学びながらスキルアップできる環境もあり、仕事にやりがいを感じているので、日々勉強だと思って頑張っています!

――備瀬さんは負荷試験のお仕事をされてどのぐらいになりますか?

備瀬:今8か月ぐらいですね。仕事も一通り覚えてやりがいも感じていて、ちょうど仕事が面白くなってきたところです!


〈仕事の魅力、求められる人物像〉

――どんな方がこの仕事に向いていると思いますか?

能又:とにかくコツコツ仕事ができる方。やる気があって勉強熱心な方が向いているのかなと思います。逆にすぐに諦めてしまうような方は、向いていないのかなと思います。やはり業務が地道な作業ですので。

備瀬:未経験の方でも問題なくできると思いますが、一から学ぶ姿勢を持っているかどうかがカギですね。そこが重要だと思っています。

――どんなところに魅力を感じて入社されましたか?

能又:最初は専務から「こういった仕事をする」という話があり、負荷試験について知りました。それまで一、一般市民としては発電機があることすら全く分からず、災害時にこのような大事なものがあるということを知った後、実際に東日本大震災の時には多くの非常用発電機が稼働しなかったという現実を知らされました。その点検を僕らが行うことで、東日本大震災では守れなかった命が今後の災害時には守れるかもしれないと思った時に、「これは価値のある仕事だ」と魅力を感じて入社しました。

僕は結婚して子どももいますが、今までは自分の子どもに胸を張って「お父さんはこういう仕事してるんだよ」と言ったこともありませんでした。しかし今回この仕事をするにあたり、実際に自分の息子や娘が通っている学校の負荷試験(点検)もさせていただき、このような大事な仕事を担っていることを誇りに思います。

備瀬:私も専務からお声をいただいて入社しましたが、やはり使命感と言いますか、震災の事を考えた時に「何か自分ができる事がある!」という強い思いと、良い意味でその仕事の重みにも魅力を感じて入社(転職)しました。

――今後入社される方々に向けてメッセージをお願いします。

能又:やる気を持って仕事に取り組んでくれる方、教えをしっかり守ってそれを実行してくれる方が必要な人間であり、一緒に仕事をして楽しいのだと思います。お待ちしています!

備瀬:ミスすることができない点検のお仕事ですので、一緒に厳しく、時に励まし合いながら仲間や業務と向き合っていける方がいましたら、ぜひ共に頑張りたいなと思います!


能又さん、備瀬さん、貴重なお話ありがとうございました!

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