結局稼げるスキルって何?ベテランフリーランスが教えるフリーランスや複業をはじめるために身につけるべき稼げるスキル・マインド
株式会社ParaWorksさんが運営する複業メディア「ウィズパラ」に、
複業Tips記事を寄稿している山崎レモンサワーこと、山崎岳史です。
100のナリワイを持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスを自称しています。
今日は、
「結局稼げるスキルって何?ベテランフリーランスが教えるフリーランスや
複業をはじめるために身につけるべき稼げるスキル・マインド」
というテーマで話して行こうと思います。
激動の時代でもしばらく稼げるスキル
SEO/MEOほかWebマーケティングの知識
これはWebを仕事にしたい人むけにのみ勧めているスキルではありません。
店舗ビジネスほか士業、農業、作家、イラストレーター、どんな職業でもつけておいた方がいい、いや、つけておくことが必須のスキルです。
今はどんなビジネスでもインターネットの活用が必須だからです。
そしてインターネットの活用とは、ずばり各種プラットフォームの仕組みを理解することです。
各種プラットフォームとは例えば検索エンジン(Google)であれば、アルゴリズム(検索順位決定の仕組み)を理解し、どうやったら露出を増やせるかを考える事です。
その他にも広告出稿の仕方、各種SNSでの影響力の獲得方法、Youtubeを活用した集客の方法など、身につけたらビジネスに強烈な味方になるスキルです。
この部分はアウトソースすることをおススメしていません。
特に仕組みを理解しないうえで、アウトソースすると、サービスが適正な料金なのか、適切な施策を講じてくれているのか判断できないまま高額の費用を支払い続ける事になります。
ただ、このWebマーケティングの知識・スキルと言うのは、今までWeb制作や、Webマーケティングを生業にしようと勉強してきた人以外の人たちにとっては、ちんぷんかんぷん、何から手を付けて良いかわからない人が多いでしょう。
プログラミングやデザインなどのスキルはセミナーや教室などが溢れていますが、このWebマーケティング系の知識を教えてくれるセミナーや教室は前者に比べかなり少数です。
またあったとしても、プロの目から見て、かなり怪しいものが多いのも事実です。
そもそもSEOやWebマーケティングの知識とは検索エンジンやYoutubeの検索アルゴリズムや各種プラットフォームでいかに露出させるかという知識であり、それぞれのプラットフォームのアルゴリズムは、それぞれのプラットフォームの開発者以外は知りえないブラックボックスなわけです。
つまり誰かから教わるというよりは、知識ゼロでもネットから情報を収集し、自ら実際にサイトを運営し、集客の手段をあれこれ講じて失敗とともに肌感でスキルを身につけるのが一番です。
誰も正解を持っていないということは、この分野で仕事をするうえで非常に大きなプラス要因として働きます。
ベタ過ぎるがホントに大事なスキル・・・英語
いまさら英語って言われたって、そんなの周りから何回も言われてることじゃん・・・と思われる方
確かにその通りです。英語の重要性など、いまさら言われるまでもないことかもしれませんが、それでもあえて、あなたがまだしゃべれないのであれば、身につける価値は無限大です。超絶簡潔にまとめます。
1.超汎用的でどんなビジネスをやる際にも活用可能
2.商圏が日本のみから、全世界に広がる
3.科学技術・経済の中心はこれからもアメリカがリードするのは間違いなく、最新の情報をいち早く取得するだけで日本では有利
あえて挙げるとすれば、この3つの理由につきつめられます。
ちなみに自分も、今さら英語を身につけてもなぁという理由で中国語の勉強にいそしんでいますが、勉強するなら、やはり英語一択かなという印象です。
マンガを描く能力
これは漫画家になって稼ぐという意味ではありません。
Twitterや各種SNS、Webサイトやブログなどでマンガのキャッチ―さは、もはや動画を超えています。
「100日後に死ぬワニ」がバズったのは記憶に新しいですが、この影響力(ファン、フォロワー)を獲得したり、サービスを売り込むときにこれほど強力なスキルはありません。
イラストレーターと区別したいのは、漫画家は画を書くだけではなくて物語りを創出できる能力もあるということです。
むしろ画力はプロ顔負けの高い水準までは必要ありません。
物語を創出できる能力の方が断然重要です。
アンパンマンは画力が高いから人気があるのではなく、キャラクターや物語りづくりの妙があるから売れているわけです。
最新のビジネス/アプリ/Webサービスを感知するアンテナ
ビジネスには先行者優位という概念があり、新しいビジネスが出てきたらいち早く取り入れた人に、より多くの恩恵が与えられます。
後発の人は先に参入した人に比べて、得られる成果は小さくなります。そして先行者は得られた利益でさらに自分のビジネスに投資をして磨き上げる為、その差はつまらないところか、広がる一方という構図になります。
今ある会社の仕事や、日々のルーティンのみで、その日、その日が過ぎ去る人は、社会で日々生まれている、斬新なサービスをいち早く知ることはできません。
世間でもブームになった時にようやく知って取り入れても、その時はすでにブームの頂点で、取り入れた時にはライバルがいっぱいだったり、ブームが終焉となったり、大きな成果を収めることはできません。
この世間に認知される前、もしくはブームにならないスモールビジネスでありながら、自分が取り入れられれば多くの恩恵を受けられる、優れたサービスや試みを、いち早く察知するには、情報収集スキルが必要になります。
これもスクールなどに通い、誰かから教わるようなものではありません。
世間では自分が知らないだけで、自分が欲している、自分の人生を激変させてくれる、素晴らしいビジネスやアプリ、Webサービス、商品・サービス、ワークショップ、制度、自治体の取り組みなどが日々生まれています。
まずそのことを肝に銘じ、それをいかに知るか、ひたすら探求しましょう。
特に重要なのは検索エンジン・SNSでの検索スキルを磨く事と、普段の生活や仕事とは、関係のないイベント・ワークショップなどへの参加、そして逆に情報発信をして自らの考えを広く周りに伝える事です。
尋常ならざる量のアウトプット能力
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何それ?と感じるかもしれません。
しかし11年、常に変化し、毎年順調に売り上げてきたフリーランス自分はある種確信めいたものがあるのでしばらくお付き合いください。
アウトプットとはSNSやブログ、Youtubeなどのメディアや電子書籍、普段の交友関係上での情報発信など全てを含みます。
媒体は関係ありません。
そしてクォリティも関係ありません。(いや、クォリティも高いに越したことはありませんが、ハイクォリティの情報発信はある種才能や幼少期から打ち込んできたスキルなどによって、誰もがクォリティの高い情報発信ができるかというと、そうではありません。)
アウトプットの量という意味では、覚悟を決め、やる気を振り絞れば、誰でも再現可能です。
最初はリアクションが無くてもいいんです。稼げなくてもいいんです。
大事なのは圧倒的な量のアウトプットを続けることです。
これが誰かの心に届くのです。
繰り返し言いますが、内容よりも量がめちゃくちゃ大事です。Googleなどの検索エンジン対策も内容ももちろん大事ですが、更新頻度とコンテンツ量がなによりモノを言います。
自分もこれが一見、何の役に立つんだというブログやSNS発信などから、ひょんな事から仕事に発展したことが山ほどあります。
大量のアウトプットをするコツは、
1.完璧を求めないこと
2.リアクションが無くてもめげない事
3.自分が発信する情報は誰かが必要としてくれる事を信じること
4.「継続・大量」のアウトプット自体が魅力のあるコンテンツということを理解すること。
はったりをかませる勇気、失敗して人に笑われてもくじけない心
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いや、こんなの全然、スキルじゃないじゃん!
と思われる方・・・・これは立派なスキルです!!
プログラミング能力のような具体的なスキルを期待されている方もいらっしゃると思いますが、自分はこちらの方が大切だと思います。
はったりをかませる勇気・・・これは仕事を獲得するシーンや、ものを売り込むとき、人を説得させるときなど、人の心を揺さぶるのに必須の能力です。
ふろむださんという方が書いた「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」という本を読んだとき、自分は衝撃を受けました。
この本には人生は「運」よりも「実力」よりも、人を勘違いさせる「はったり力」がいかに重要であるかが書かれています。
「運」はともかく、実力よりも、ひとを勘違いさせる力が重要とは、世の中というのはうまく出来ていないものだなとも思いましたが、世のことわりに、ぶーぶー言っても何もはじまりません。
であれば、世の中や人の脳・真理の仕組みを利用して、仕事に活かすしかないでしょう。
はったりをかませる勇気と、もう一つあげたのが失敗して「人に笑われてもくじけない心」です。
これもめちゃくちゃ必須の「スキル」です。
プログラミング能力や言語能力など具体的な事を教えてくれよという人がいたら、声を大にして言いたい。
「人に笑われてもくじけない心」はプログラミング能力よりも、稼ぐためには間違いなく重要な能力です。
何故なら、商売で稼ぐという事は人と違う事をやるのがセオリー・鉄則だからです。
人と違うことをすると、どうしても、ディスって来たりからかってきたりする、いわゆるドリームキラー系の人物が現れます。
そんな人たちに、ちくりと何かを言われて、心が折れているようでは、変化の激しい新しい時代で稼ぐことは不可能です。
以上が、長年フリーランスとして仕事をしつづけてきたベテランの気づきです。
これからフリーランス・複業をめざすひとの参考になれば幸いです。
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