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クラウドソーシングで議事録書かせようとしていた、何もわかってない新卒の自分へ

Photo by Kaleidico on Unsplash

社内用メモ)

1年目の時に、新卒だった僕は、議事録を書くように上司に言われた。

何もわかってないヤバイ奴だった僕は、上司に「こんな非生産的な業務は、私がやる必要はありません。面倒くさいので録音してクラウドワークスに投げたい!」と言ったら、怒られたのを覚えている(冷静にB2B企業の機密情報を外に投げたらあかんやろう....というw 今考えなおすと傲慢なのと頭悪すぎて泣いた)

ただ、今社会人4年目になって、チームを持って、議事録の必要性について改めて実感したので、あの時の何もわかってない、道端の野糞みたいな自分に対して、議事録なんで重要なのか、改めて論点整理したいと思う。

新卒の時の僕の議事録の勘違い

僕は、議事録を書く目的を、以下のようなものだと誤解していた。

①会議の内容を、後から見る人が理解できるようにするため
②決まったことを明文化しておくことで、次のアクションにつなげやすいようにするため

でも、それはあくまで副次的な話なのである。新卒になぜ議事録を書かせるか?という視点で考えたときに、この答えは20%くらい正解だ。

新卒がなぜ議事録を書く必要があるのか

なぜ、議事録を書く必要があるのか。ざっくりとまとめると、以下のとおりである。議事録は、書くと結果自分のためになるのである。

①「分からない」ことが分かるので、学習が早まる
②「分からない」ことが他人が分かるので、認識の齟齬が生まれず生産性が上がる
③議事録をとっていると、なぜか周りの評価が上がる

①「分からない」ことが分かるので、学習が早まる

1年目とか、マジで分からない言葉ばっかりなのだ。それは専門性がないからではなくて、例えば社内用語があったり、過去の歴史があったり、様々な理由だ。

で、議事録を取っていると、そういうわけわからない言葉がたくさん出てくる。その時に、議事録を書いていれば「あれ、これどういう意味だったんだろう」と後で調べられる。

でも、とっていないと、何となくわからないままそのままにしてしまう。

社内の事情を理解できること、専門知識を早い段階で理解できることは、その後の学習効率に乗数的に影響が出てくるので、そういう意味でも議事録書いて情報にキャッチアップできるのは重要である。

僕自身も、周りに上司がいるときは、言われなくてもかならず議事録を書くようにしているが、それは自分自身の理解がちゃんとできているか確認するためでもある。

②「分からない」ことが他人が分かるので、認識の齟齬が生まれず生産性が上がる

議事録を書くと、新卒あるある「求められていたことと違うことやって、怒られる」という問題を事前回避しやすいからである。

なぜかというと、議事録ちゃんと書けてない状態で上司がそれを見たときに、「あれ、これ勘違いしてね」と気づいてコメントくれるからだ。

議事録がないと、てっきり理解できているものとして上司は扱うので、せっかく頑張って出した成果物の要件が後で違ってしまうみたいなことが多発する。

なので、議事録を書いておくと、そういう手戻りコストが少なくなるのである。

③議事録をとっていると、なぜか周りの評価が上がる

一年目からいきなり実績などなかなか出せないので、初期はマインドとかスタンスでしか評価されない。そんな時に、議事録書いていると、周りの人が

・あ、この子めっちゃ主体的に動いてくれるやん
・あ、この子めっちゃくちゃ勉強熱心やん
・あ、この子周りのために動いてくれるやん

と、錯覚してくれるのである。

だから、議事録は書いておくと、3文の得なのである。

結論

議事録を書くと、

①「分からない」ことが分かるので、学習が早まる
②「分からない」ことが他人が分かるので、認識の齟齬が生まれず生産性が上がる
③議事録をとっていると、なぜか周りの評価が上がる

ので、頼まれてなくても書いて発信してると、いろいろなチャンスが回ってくるという話でした。

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