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アフターコロナに備える!未経験からのエンジニア転職について/2020年

こんにちは。人材開発部の秋山です!
新型コロナウィルスの影響により、現在の職場に不安を抱えていたり、
今とは別の環境にチャレンジしたい方もいらっしゃるかと思います。

「未経験からエンジニアを目指すにはどうしたらいいんだろう」
「どこから手を付けたらいいか分からない」
そんなお声を、頻繁に耳にするようになりました。

そこで今回は、私たちフォワードソフト株式会社の新規事業の1つである
『東京ITカレッジ』のIT講師・山崎にインタビュー!

現場経験20年のキャリアを活かし、java未経験者・案件アサイン後のエンジニアの教育サポートを行う山崎と、Webエンジニアへの転職にあたり、どんな学習方法が効果的でどんな資格取得が望ましいのか等、よくある質問・疑問についてをまとめました。

これからエンジニアを目指している方の背中を押すキッカケになれば幸いです!

目次
・未経験⇒webエンジニアに就職するために必要なものは?
・資格について
・勉強法について
・Webエンジニアとしての適性
・おすすめのスキルについて


未経験⇒webエンジニアに就職するために必要なものは?



【資格について】

これは非常によく聞かれる質問なのですが
資格は必須ではなく『あれば有利になりますよー』というものです。
新卒や就職サポートがあれば、「ITパスポート」や「基本情報技術者」、
独自に自分を売り込む必要があるのであれば「応用情報技術者」。
実際のところ、現場で活躍していてもこの辺りの資格を持っていない人は多いため
『知識の証明』としての意味合いが大きいと感じています。

それ以外の資格としては、下記2つがオススメです。
▼ORACLE MASTER
データベースの知識は、「開発」「運用保守」「フィールド」等、どの分野においても必要とされます。
データベースの管理、保守、チューニングに関しては、勉強していないと出来ません!

▼Oracle Certified Java Programmer Silver、Gold
資格未所持でも実装が出来る人はたくさんいますが、資格は勉強しないとなかなか取得出来ません。
そして、「勉強している人」と「勉強していない人」では、コアな部分の実装で明確な差が出ます。

ただ実装出来るだけではなく、『正しいJavaの使い方』を知っているという事は非常に重要です。
インターネットで検索⇒コピペ実装ではなく、『どのように実装するべきか』を判断する事が出来ます。

もちろん、分からない部分をまずは自分で調べてから機能を実現するという事も、重要なスキルですが
先程の話の通り、資格を持っていると『知識の証明』としてより有利になります。

【勉強法について】


「資格のための学習」と「ものをつくれるようになる学習」は違います!
右も左も全く分からない、まっさらな状態にも関わらず
いきなり資格のために学習する事は、個人的にはお勧めしません。
まず第一歩として、「とりあえず何かを作ってみる」がイントロダクションとしては自然です。
自分の中で「作りたいものがあって、それを実現するにはどうすれば良いかを調べて実装する」という事は、ただプログラミング言語の文法を学ぶよりも、身に付くペースは格段に早いです!
そして、何より楽しいです(実体験)。
ある程度実装出来るようになったら資格を取得するため、基本的な事から再度学習する事によって
理解を深める学習となり、新たな発見もあります。

また、イベントやセミナーに参加する事で、モチベーションがかなり上がります!
「Java Day Tokyo(2019年からはOracle Code Tokyo)」や「JJUG のセミナー」が
代表的ではないでしょうか?



【Webエンジニアとしての適性】

「エンジニアに向いているかどうか」というよりは
【エンジニアの性格別に向いているキャリア】は、あると思います。

まず、『勉強が好きで知識習得に面白みを感じるタイプ』であれば
基盤部分を開発する方向に向かうのがいいと思います。ゼロからシステムを設計しなければいけない難しさはあるんですが、逆に実際の開発が始まってしまえば手離れする。言ってみれば開発の美味しい部分、面白い部分を持っていけるのが魅力ですね。
僕はこっちのタイプでした。

もう1つは、『勉強はあまり好きではないけれども、指示通りに開発を進めたりコミュニケーション能力に長けているタイプ』
このタイプは業務的な開発に向いています。基盤の設計が出来ていて、仕様書に沿って開発を進める。
クライアントの意向を汲んだり、コミュニケーションを取りながら円滑に開発を進めることが求められます。自分の性格に合っているキャリアを形成していく事も、長くエンジニアとして活躍出来る秘訣だと思います。

「Webエンジニア」というか「エンジニア全体の話」になりますと、
「コミュ障でもいい」「他の人と交流せずに自分の作業にだけ没頭していればいい」等、何だか誤解されがちな部分があるようですが、要求仕様を正しく受け取る・課題の報告・改善点の提案などなど、
コミュニケーション能力は最も重要なスキルです!

複数の人たちチームとして動いていくのであれば、コミュニケーションをリーダに任せて
黙々と作業するという事も可能ですが…余程ずば抜けた能力が無い限り、独り立ちは厳しいのでは。
逆に言えば、実装スキルがそんなに高くなくても「概念」をしっかり理解出来ていれば、リーダとしての活躍も可能です。

Webエンジニアの中にも、「フロントエンド」と「バックエンド」といった種類も存在します。
この2つは、求められる能力はもちろん仕事内容も全く違うので、スキルだけでなく
自分の性格を含めて選択する事が重要です。


【おすすめのスキルについて】


▼スキル
Javaに限らず、プログラミング言語は定期的にバージョンアップがあり
新しい構文や考え方を取り込んでいます。
いきなり新しい技術に飛びつく必要はありませんが、基本を学んだ後は積極的に新しいものを吸収していく姿勢は重要です。既に働いている先輩方に経験では勝てませんが、新しい技術に対しては皆平等なので、勉強している人の方が強いです。

Javaの場合であれば、ラムダ式・ストリームAPI・型推論などの構文が使える(または知っている)と、
勉強している事が分かります。

▼フレームワーク
JavaでWeb開発をするのであれば、フレームワークについても学習しておく事が望ましいです。
※「Javaを学習する事」と「フレームワークを学習する事」は、全くの別物です。
扱えるフレームワークが多ければ多い程、選択出来る案件の幅が広がります。

◇Java EE
java標準仕様のフレームワークです。
「サーブレット」「JSP」等、他フレームワークを学習する前に基本として学んでおくと良いです。

◇Spring Framework
汎用性の高いフレームワークで、業務開発でも多く使用されています。
また、「Spring Framework」の特徴でもある「DI」「AOP」といった
概念についても学ぶ事が出来ます。これらの概念は他フレームワークまたは
他言語でも通用するので、学んでおいて損はありません!

◇Play Framework
JavaとScalaで書かれたフレームワークで、最近伸びてきているフレームワークです。
『関数型言語』に興味をお持ちの人は、試してみると良いかもしれません。

▼トレンドを知る
他言語を含めて、トレンドを知る事は重要です。
深く学習までしなくても、「概念を理解している」または「単語として知っている」。
それだけでも、知らない人とは大きな差を付ける事が出来ます。

▼トレンドに流されない
真逆の事を言いますが、『自分の好きな分野を深く学習する事』は、1番楽しいです!
トレンドに流されず、自分の好きな事を突き詰めて進んでみると、意外とニッチな分野で刺さるかもしれません。



いかがでしたか?
アフターコロナに備えるWebエンジニアの目指し方についてを まとめました。

東京アラート・第二波・第三波…
まだまだ油断を許さない新型コロナウィルスの猛威!

アフターコロナに備え、プログラミングの学習やエンジニアへのキャリアチェンジをお考えの方⇒『東京ITカレッジ』へのご入学、既にエンジニアとして就業しているが案件現象・給与に不安のある方⇒『フォワードソフト株式会社』へのご転職、是非ご検討ください!

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