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社員インタビュー|経済史に残るような仕事へのチャレンジ 〜大手の金融機関のキャリアからWeb3×金融に転じた理由とは〜

こんにちは!社員インタビューシリーズ第4回は、HashBankにて新規事業開発の責任者を務める山本圭二(やまもと けいじ)さんにインタビューしました。

大手金融機関のキャリアからWeb3×金融に転じチャレンジをする理由やブロックチェーンに感じる魅力を語っていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください!

プロフィール|山本圭二
新卒で地方銀行に入社。2017年にみずほフィナンシャルグループのデジタルイノベーション部に出向し、Fintech領域の新規事業の立ち上げを担当。帰任のタイミングでFintech事業に引き続き従事すべく大手クレジットカード会社のFintech専担部署へ転職。ここでも、ベンチャー企業とタッグを組んだ新規事業の立ち上げに従事。2022年5月、HashPort取締役CBDO/HashBank代表取締役CEOの辻からの誘いを受け、HashPortグループで暗号資産分野のプロダクト開発を行うHashBankに入社。

ー 入社までのご経験を簡単に教えてください。

地方銀行時代にみずほフィナンシャルグループに出向し、Fintech領域の新規事業の立ち上げを経験しました。HashBankに誘ってくれた辻さんとの出会いもこの時です。

当時はちょうど中国企業が提供するQR決済サービスのAlipayやWechatPayがこれから日本でもサービス展開していこうかという最中で、もし日本でもこれらのサービスが席巻した場合には『日本国内の決済データが海外に流出するのでは』といった議論がなされており、金融業界においてキャッシュレス決済は高い注目を集めていました。

その中で私が担当したJ-Coinというプロジェクトは、現金主義の日本でいかに国内向けのキャッシュレス決済を普及させていくか、また、そのキャッシュレス決済が普及した後、決済のデータを利用してどのように新たなビジネスを創出していくかといった課題と向き合っていました。

そして、紆余曲折を経ながらもJ-Coinは2019年3月にローンチしました。J-Coinローンチの半年前に”PayPay”がローンチし、彼らのプロダクト開発のスピードや100億円キャンペーンといった大規模なインセンティブキャンペーン等もあり、残念ながら私たちのプロダクトが日本を席巻することはできなかったのですが、QR決済が日本中に広がっていく様子を見て、『経済史に残るような仕事』にやりがいと壁を感じ、そこから、Fintechや金融業界で、社会的な意義のある仕事をしたいという思いが強くなりました。

出向元に帰任するタイミングで、Fintech×キャッシュレス決済に引き続き携わるべく、大手クレジットカード会社に転職し、Fintechの専担部署で、ベンチャー企業とタッグを組み、新規事業創出やソリューション開発を担当しました。

ー HashPortに入社する経緯を教えてください。

同社の仕事も大変やりがいがありましたが、セキュリティ観点等でネットワークインフラを安易には改変することができない点や、新規ビジネスへの意思決定面などで大企業らしいジレンマを感じていました。

一方ベンチャー企業と連携をしていたので、ベンチャー企業のスピードの速さを実感する機会は多かったです。特にFintech領域は製造業と比べて金型等の物理的な設備投資がないため参入障壁が低く、ベンチャーだからこそできる『小さく作って早く出す』という部分に優位性を感じていました。

ちょうどそのころ、HashBank代表取締役CEOの辻さんから「Web3の新しい大きな波がきていて、同インフラに合わせた金融が必要になる。一緒にチャレンジしないか?」という誘いを受けました。

家族がいることもあり、大企業からベンチャー企業へ転職することを二つ返事で決断することはできませんでしたが、Fintech領域で新たなサービスを産み出していくためには、スピーディー、かつ、柔軟に対応していく必要があるということは感じていて、それは当時所属していた大企業では実現できないこともわかっていました。

『みずほフィナンシャルグループ時代、半年ローンチが遅れたことで大きなビハインドを感じたこと、もしかしたら自分達が先にローンチしたら結果は違っていたのでは?』『もう一度、経済史に残るような仕事にチャレンジしたい』と思い、HashBankへの入社を決めました。

ーブロックチェーンに感じる魅力は?

従来のWeb2で解決できない課題を中心にサービスインフラが拡大していることでしょうか。

J-CoinやPayPayが開発されていた時代にも、決済基盤をブロックチェーンで構築すべきかは広く議論されていましたが、当時は、従来型のサーバー管理基盤で事足りる中、あえて決済基盤をブロックチェーンで構築しなければいけない理由が見つけられずにいました。

当時は、手段にすぎない決済のためだけにブロックチェーンが必要か否かという点が盛り上がっていました。当然、手段が目的化しているので、そこに必然性はなかったですが。一方で、現在はNFTや暗号資産などそもそものサービスインフラにブロックチェーンが使われるようになり、インフラに合わせた決済手段が必要になってきていると感じています。

また、ブロックチェーンの公平性や透明性も面白いところだと感じています。
現在、クレジットカードやQR決済などの仕組はブラックボックスです。ポイント競争が加熱していますが、実は最終的には加盟店からの決済手数料で捻出されている場合もあります。

これに対して、ブロックチェーンの世界では、加盟店もユーザーも公正・透明にネットワーク手数料や通貨の交換手数料などを支払っています。これまで日本はコンシューマーの囲い込みを目的に、コンシューマーの手数料無料モデルが多かったのですが、こういった加盟店とコンシューマーの立ち位置がフェアになっていくことは、大きな変化であると思います。
加盟店全体の手数料が下がる分、個々の加盟店が独自で集客していくなどの施策で、良い意味で新たな競争が生まれればと思っています。


ー担当している業務について教えてください。

ステーブルコイン*の事業開発の責任者をしています。

日本においては電子マネーの法整備が先行しており、法定通貨を裏付資産としてステーブルコインを発行した場合、資金決済法や銀行法などの様々な規制を受け、パブリックチェーンで流通しづらいといった側面があります。

その様な規制環境下、ブロックチェーンの公正・透明性のもと、一方で自由に流通が可能であるという良さを消さずに、さまざまなメリット・デメリットを検討した上で、いかにコンシューマーに訴求し、エコシステムを構築するのかといったことを検討しています。

大企業にいた頃に比べると人員が少ないので、私も前線で手を動かし続けなければならないところは大変ですが、優秀なメンバーと協力しながら課題を乗り越えていることや、裁量をもって進められることにやりがいを感じています。

*ここでは、1円≒1コインのように、価格の安定性を実現するように設計されたブロックチェーン上のトークンのこと。

ーHashBankでの今後について、山本さんのビジョンを教えてください!

HashBankでは「未来の便利をすべての人に。」というミッションを掲げています。

これは、様々な資産がブロックチェーンを通してデジタル化されていく未来において、あらゆるユーザーがそれらを利用できるよう新たな金融インフラを簡便に使用できる状態を目指すということを意味しています。

このミッションを達成するために、私たちはステーブルコインを普及させ、そして金融インフラとして定着させていかなければならないと考えています。

プロダクトはローンチして終わりではなく、いかに市場にフィットさせていくかが重要です。その為には、ユーザーが安定的に使用できるよう、ユーザーのニーズに合わせてさまざまなソリューションを展開させていかなければならないと考えています。

QR決済が普及していくことを目の当たりにした時に感じた感動を、もう一度自らの手で作り出し、経済史に残るような仕事をしていきたいです。

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